現在このページの批評は中断しています。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは大型オブジェクト収容チェンバーに収容されます。収容室の中に進入するにはセキュリティクリアランス3/XXX-JPを保有する職員の許可が必要です。SCP-XXX-JP-A内には財団エージェントを1人常に配備させ12時間ごとに交代させて下さい。
説明: SCP-XXX-JPは半径2.5mのガラスの球体及びそれを乗せた5m×5m×1mの木造の台座です。見た目はスノーグローブ1に酷似しています。制作者と製造年は不明です。SCP-XXX-JPの中には建造物らしきものが確認できますが視界がぼやけているため、外から観察するだけでは中の様子が確認できません。
SCP-XXX-JPにはガラスで構成された入り口となる1つの扉が存在します。この扉は周りのガラスと隙間を作らずに存在していたため、収容当時はその存在が確認されていませんでした。SCP-XXX-JP内部へ入室した人間は雪山が広がる半径50m程の未知の異空間へ転移されます。SCP-XXX-JP内部は室内にもかかわらず常に降雪、積雪が8cm存在しており、この積雪量は如何なる方法を用いても変化しないことが判明しています。気温は-4.2度を保っています。また、SCP-XXX-JP内部に降雪している雪は通常の雪とは異なり、合成樹脂で構成された綿であることがSCP-XXX-JP研究主任チームの報告により判明しました。これらは合成樹脂であるにもかかわらず、雪に酷似した特性2を有しています。SCP-XXX-JP内部には天井らしきものが確認されておらず、また確認する試みもすべて失敗に終わっています。
SCP-XXX-JP内部には時空間異常が生じており、1週間のサイクルを繰り返していると推測されています。SCP-XXX-JP内部に存在する物体が何らかの形で移動、又は損傷した場合、毎週火曜日の17時28分53秒を経過した時点で元の状態、位置に戻ります。SCP-XXX-JP内部はこのサイクルをいつから繰り返しているのかは不明です。
SCP-XXX-JP内部の中心には山小屋(以下SCP-XXX-JP-Aと呼称)が存在します。SCP-XXX-JP-Aの内装は素朴で木組みの床と壁と壁に掛けられた時計と1階北の壁側に設置されているレンガ造りの暖炉しかありません。暖炉の中には木の束が燃料として燃焼していますが、燃料が燃え尽きることはなく常に燃焼しています。SCP-XXX-JPは収容時である19██/04/30から20年以上が経過していますが、前述の特性によりSCP-XXX-JP-Aや内部の家具の老朽化の傾向は一切確認されていません。
SCP-XXX-JP内部には白い肌を持つ女性の人型実体(以下SCP-XXX-JP-1と呼称)が閉じ込められています。SCP-XXX-JP-1は通常、SCP-XXX-JP-A内部で暮らしていると考えられています。また、SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JP内部に閉じ込められる以前の記憶を一切保持していません。SCP-XXX-JP-1も時空間異常の影響を受けていると推測されます。SCP-XXX-JP-1の特筆すべき行動記録として雪だるまを作る、作った雪だるまを小屋の中に運ぶ、外に出して壊すといった行動が頻繁に確認されています。SCP-XXX-JP-1に関するより鮮明な詳細はインタビュー記録XXX-JP-1を参照してください。
インタビュー記録XXX-JP- 1 - 20██/██/██
対象: SCP-XXX-JP-1
インタビュアー: ██博士
付記: SCP-XXX-JP-1とは過去に2回の接触を行っています。
<記録開始>
[需要度が低いため省略]
██博士: SCP-XXX-JP-1、あなたはいつからこの山小屋に住んでいるのですか?
SCP-XXX-JP-B: そうですね…、ちょうど1週間ほど経つと思います。
██博士: なるほど…。どのようにしてこの空間の中に入ったのかは覚えていますか。
SCP-XXX-JP-1: それが覚えていないんです。気づいたらいつの間にかここにいましたから。
██博士: あなたはこの空間から出ようとは試みましたか。
SCP-XXX-JP-1: 一度は出ようと思いました。しかし、この小屋からしばらく歩くと…分かりませんが謎の力で押し返されるんです。これまで何度も試してきましたが、どうやっても外に出られませんでした。
██博士: なるほど。あなたは先ほどこの空間にどのように入ったかは覚えがないと言いましたが、その…気づいたときの事を具体的に話してもらえますか?周囲の景色の様子やあなたの考え、何でも。
SCP-XXX-JP-1: あー…。私が気づいたときには私だけではなく、私以外にもう一人、男性の方も一緒でしたね。
██博士: 男性?あなたは最初からこの空間に一人だけではなかったのですか。その彼は今どこに?それらしき姿が見当たりませんでしたが。
SCP-XXX-JP-1: 彼はちょうど1週間前に、私の助けを呼びに行くと言いながらこの場所を離れました。ああ、もちろん彼が勝手にどこかに行ったのではありませんよ。どちらがここに残ってどちらが助けを呼びに行くか、ちゃんと話し合って両方の合意の上で決めたことです。
██博士: その男性がこの場所を離れたのは本当に1週間前ですか?
SCP-XXX-JP-1: はい。1週…あれ、えー…[7秒間沈黙]
██博士: えー、質問の内容を変えます。あなたはこの空間から出ようとは試みた
SCP-XXX-JP-1:
██博士:
SCP-XXX-JP-1:
██博士:
SCP-XXX-JP-1:
██博士:
SCP-XXX-JP-1:
██博士:
タグ: scp jp Safe 建造物 自我 人工 死体
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C-
- _
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
- portal:7039226 (24 Nov 2020 03:59)
読ませて頂きました。
なるほど。このストーリーは使い古されていましたか。
ストーリーだけ変えてみようと思います。
ありがとうございます。
まず細かいところから。
呼弥は呼称の方が一般的(というか呼弥で出てこないんだけどどうやって変換してるんですかこれ。呼弥でも正解なのかもわからん……)なので修正したほうがいいと思います。
特別収容プロトコルの「保有する職員の許可が必要です。」でプロトコルの対象がSCP-XXX-JPからSCP-XXX-JP-Aに変わるので、改行と空行を挟んだほうがいいと思います。
雪だるまのインタビュー中のセリフ「外に出る試みは失敗に終わりました」は口語として使うのは不自然なので、「どうやっても外に出られませんでした」の方が会話らしさが出ると思います。インタビュー中の財団職員以外のセリフは会話であることを意識してみてください。
タグですが、scp-jpはscpとjpに分割されたので投稿時気をつけてください。
大まかなストーリーとしては「(財団が助けなければ)ただ死体となるだけのために生成されたであろう人間が、雪だるまに満足感だけ与えて死んでいく。雪だるまはそれを知ることなく家に籠もって生きている」と言う感じでいいでしょうか。一見童話的な光景から想像できるグロテスクな背景が(解釈通りなら)好みです。
静かな狂気がある代わりに大きなインパクトは不足しているので好みが出るかもしれません。僕としてはUVです。
確かに呼弥→呼称にした方がいいですね。誤字です。
細かい点は指摘したいと思います。
タグ、気を付けます。ありがとうございます。
ストーリーはあなたの解釈で合っています。ただ、もう少しストーリーを分かりやすくしたいと思います。
これからインパクトを大きくする方法を考えたいと思います。
批評、ありがとうございました。
拝読しました。
細かい点を申し上げますと、収容室のサイズは特に決める必要はないと思います。「大型オブジェクト収容チェンバー」くらいの曖昧さでよいかと。
ストーリー的には、ごく平凡に思えますが(財団の対応も含めてです)、絵面が良いのは良い点かと思います。ただし、やはりもう一捻りほしいです。軽率にSCP-XXX-JP-Bを収容した結果スノーグローブ内部環境が激変したりそれまでなかった要素が生えてきたりしても良いと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
批評、ありがとうございます。収容室のサイズは修正します。
改稿案を練りたいと思います。