ドーナツ(タイトル未定)
rating: 0+x

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP-A周辺区域を完全に封鎖し、民間人の立ち入りを禁止してください。

SCP-XXXX-JP-1がSCP-XXXX-JP-A周辺区域より外出する事例は確認されておらず、また本人にもその意思が現在見られないため、SCP-XXXX-JP-1に対するなんらかの措置は必要とされていません。

style="width:100%;"

SCP-XXXX-JP-1により提供された飲料。

説明: SCP-XXXX-JPは不明なタイミングで世界各地に出現する不可視の飛翔体で、物理的な接触は不可能です。SCP-XXXX-JPは観測できる限りほとんどが1cmから4cmとなっており、差異は見られますが概ね円形をベースにしているよう見て取れます。SCP-XXXX-JPは時速███km/hで飛翔し、全てがあるひとつの区域に向かいます。

SCP-XXXX-JP-Aは██県███市の草原に存在しているSCP-XXXX-JP郡の山です。SCP-XXXX-JP-Aは観測できる限りおよそ数千万のSCP-XXXX-JPで構成されており、それが20m程積み上がっています。依然として接触は不可能であり、触れようとした場合でも肉体が内部に透過します。

SCP-XXXX-JP-1は出身、戸籍が不明な30代程度の日本人男性です。SCP-XXXX-JP-A区域に常に存在しており、小さな木造の小屋に居住しています。SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JPを現実改変とは違う不明な能力によって自らの周辺に取り寄せます。この能力は本人の意思で発動することができ、取り寄せたSCP-XXXX-JPは新たにSCP-XXXX-JP-Aへと追加されます。しかしながら、SCP-XXXX-JP-Aは現在もほぼ常に増加しており、SCP-XXXX-JP-1が能力の行使を停止する兆候は見られません。

発見経緯: SCP-XXXX-JPはSCP-████-JPの収容のため、シュタイナー・レヴィ非実体化抑制装置1を改造し、非実体を常に認識可能とした2装置の試験運用中に財団フィールドエージェントが飛翔するSCP-XXXX-JPを認識し、発見に至りました。

初期インタビュー記録: 以下はSCP-XXXX-JPの初回探査時、エージェント・██がSCP-XXXX-JP-1と接触した際のインタビュー記録です。

<記録開始>

[00:16:21まで省略]

SCP-XXXX-JP-1: あれ、こんなとこにお客さんなんて珍しい。こんにちは。

エージェント・██: こんにちは。

SCP-XXXX-JP-1: どうなさったんですか?誰かがが来ることなんて1度もなかったんですがね……。

エージェント・██: いえ……人が普段入らない空間だからこそ、あなたがこんなところで何をしているのかが気になって。

SCP-XXXX-JP-1: まあよく分からないですが、お客さん、ってことには変わりませんね。ささ、座ってくださいな。

エージェント・██: ええ……わかりました。

SCP-XXXX-JP-1: それで……気になった、とすれば質問とかありますか?

エージェント・██: あ、そうですね……そもそもですが、何故わざわざこんなところに居るのですか?見たところ居住のための小屋まで作っているように思えますが……。

SCP-XXXX-JP-1: 何故……うーん、なんででしょう。別にどうということもないんです。ただなんとなくここに居るだけで。

エージェント・██: そうですか。

SCP-XXXX-JP-1: あ、今飲み物をお出ししますので。座って待っててください。

エージェント・██: いえいえそんな、お構いなく。

SCP-XXXX-JP-1: いいんです。ただ私がやりたいだけですからね。誰かと話すことなんて久しぶりですから。

エージェント・██: しかし……。

SCP-XXXX-JP-1: まあまあ、せっかくですから。それに、断るってのも野暮なもんでしょう。

エージェント・██: ……わかりました。

SCP-XXXX-JP-1: ふふ、よかったです。さて……。

[SCP-XXXX-JP-1が腕を振る。]

SCP-XXXX-JP-1: ……よし。どうぞ、飲んでください。

エージェント・██: あの、これ……。

SCP-XXXX-JP-1: ん?どうなさいました。

エージェント・██: これ、何も入ってないようにみえますが……入ってるんですか?

SCP-XXXX-JP-1: あ、しまった。そう言えば皆さんは見えなかったですね。

エージェント・██: 一体、何が入っているんです?

SCP-XXXX-JP-1: うーんそうですね……何が、というか"なにか"が入ってるはずです。

エージェント・██: それは……どういうことですか?

SCP-XXXX-JP-1: まあ1回試しに飲んでみてくださいよ。騙されたと思って。

エージェント・██: わかりました……。

[エージェント・██がゆっくりとカップに口をつけ、内容物を摂取する。]

SCP-XXXX-JP-1: どうです?

エージェント・██: ……あれ、美味しい……これは……ミルクティー?

SCP-XXXX-JP-1: ミルクティーですか。

エージェント・██: ですかって……何かわからないんですか?

SCP-XXXX-JP-1: わからない……はい、わからないです。

エージェント・██: どういう意味ですか?

SCP-XXXX-JP-1: うーん……それはね、虚無なんです。

エージェント・██: 虚無?

SCP-XXXX-JP-1: ええ、虚無です。

SCP-XXXX-JP-1: あなた、ドーナツ食べたことあるでしょう?

エージェント・██: なんですか?藪から棒に。

SCP-XXXX-JP-1: いいから。ほら、ドーナツ。食べたことあるでしょう。

エージェント・██: それはもちろんありますが……一体何の話なんです?

SCP-XXXX-JP-1: いえ、それが知れたらOKです。

エージェント・██: えっ、どういうことなんですか?

SCP-XXXX-JP-1: まあまあ。ほら、話を戻しましょう。あれは虚無です。つまり……あれは虚無だからこそ、想像次第でなんにでもなる。それこそ、三ツ星フレンチの高級ディナーの味にも、ファストフードや朝に飲むグリーンスムージーにも。

エージェント・██: それは……。

SCP-XXXX-JP-1: やろうと思えば武器にだって変わるかもしれない。流石に視えない武器は使う側が危険過ぎるのでおすすめはしませんが。……ともかく、あなたはグラスに入っていたなにかが、普段飲んでいるミルクティーだと思った。と言うよりも飲み物で真っ先に思い浮かんだのがそれだったからなのかも知れませんが。

SCP-XXXX-JP-1: ミルクティー、美味しかったでしょう。飲みなれてるはずですから。

エージェント・██: はい、確かに……ですが、それと先程のドーナツの話になんの関係が?

SCP-XXXX-JP-1: ほら、わかりやすく簡単に説明すると……。

エージェント・██: ええ。

SCP-XXXX-JP-1: ドーナツはね、食べても穴が残るんですよ。

<記録終了>

ERROR

The watercat7725's portal does not exist.


エラー: watercat7725のportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:7031809 ( 04 Dec 2020 17:25 )
layoutsupporter.png
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License