SCP下書き: 好奇心█を殺す

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPが存在している山道は高さ3.2mのフェンスによって常に閉鎖され、周囲にはカバーストーリー「大規模な土砂災害」を流布します。

SCP-XXXX-JPを必ず通過する必要がある場所は存在しておらず、前提として人が立ち入ること自体がごく稀である為封鎖、迂回の旨が現場には記載されます。

説明: SCP-XXXX-JPは島根県██市の山道に存在している24本の街灯です。SCP-XXXX-JPは電力供給源が存在していないにも関わらず夜になると自動的に点灯し、朝になれば消灯します。

夜間の点灯中、7本目のSCP-XXXX-JP 22本目のSCP-XXXX-JP SCP-XXXX-JP-1の灯りの下を通った人物(以下、"対象")は不明な要因により爆発します。対象が侵入する度にSCP-XXXX-JPの内1本のみがランダムにSCP-XXXX-JP-1となります。 SCP-XXXX-JPの5本目がSCP-XXXX-JP-1となっています。 SCP-XXXX-JPの11本目がSCP-XXXX-JP-1となっています。 SCP-XXXX-JPの20本目がSCP-XXXX-JP-1となっています。 SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JPから1本のみ 最大で3本 5本選出されます SCP-XXXX-JPから選出されると思われています。その選出基準、最高、最低本数は不明現在調査中です。SCP-XXXX-JP-1の異常性により大規模な爆発が発生するにも拘らず、SCP-XXXX-JPは一切の損傷を受けません。

SCP-XXXX-JPの内24本目のみが唯一SCP-XXXX-JP-1となった事例が存在していません。

SCP-XXXX-JP、そして周辺の山道の工事記録はあらゆる文書上に存在しておらず、その起源がいつからであるのかは不明です。

発見経緯: SCP-XXXX-JPは「山に2人で肝試しをしに行った友人が目の前で爆発した」という旨の通報を受けた財団職員が補足、発見に至りました。


現在Dクラス職員を起用したSCP-XXXX-JPの実験は禁止されています。


実験記録: 以下はDクラス職員を起用したSCP-XXXX-JPの実験記録です。

実験記録 - SCP-XXXX-JP-01

対象: D-XXXX-1 36歳男性

実施方法: D-XXXX-1をSCP-XXXX-JPの初めから通過させる。

結果: 7本目に辿り着いた瞬間、D-XXXX-1は爆発した。

実験記録 - SCP-XXXX-JP-02

対象: D-XXXX-2 27歳女性

実施方法: D-XXXX-2をSCP-XXXX-JPの初めから通過させる。

結果: 7本目の時点でD-XXXX-2は爆発した。

実験記録 - SCP-XXXX-JP-07

対象: D-XXXX-7 35歳男性

実施方法: D-XXXX-7をSCP-XXXX-JPの初めから通過させる。

結果: 7本目の時点でD-XXXX-7は爆発した。

実験記録 - SCP-XXXX-JP-08

対象: D-XXXX-8 41歳男性

実施方法: D-XXXX-8をSCP-XXXX-JPの初めから通過させる。

結果: D-XXXX-8は7本目を通過し、10本目で爆発した。

分析: 何故突然爆発場所が移動した?いや、7本目が異常性を喪失したのか?ともかく爆発の発生する街灯をSCP-XXXX-JP-1とする。

実験記録 - SCP-XXXX-JP-09

対象: D-XXXX-9 43歳女性

実施方法: D-XXXX-9をSCP-XXXX-JPの初めから通過させる。

結果: 10本目の時点でD-XXXX-9は爆発した。

実験記録 - SCP-XXXX-JP-14

対象: D-XXXX-14 22歳男性

実施方法: D-XXXX-14をSCP-XXXX-JPの初めから通過させる。

結果: 13本目の時点でD-XXXX-14は爆発した。

分析: 一定の期間で爆発場所が変わるのか?

実験記録 - SCP-XXXX-JP-28

対象: D-XXXX-28 31歳女性

実施方法: D-XXXX-28をSCP-XXXX-JPの初めから通過させる。

結果: 16本目の時点でD-XXXX-28は爆発した。

分析: この仮説は正しいかもしれない。恐らくは3日で切り替わるはずだ。

実験記録 - SCP-XXXX-JP-35

対象: D-XXXX-35 30歳女性

実施方法: D-XXXX-35をSCP-XXXX-JPの初めから通過させる。

結果: 5本目の時点でD-XXXX-35は爆発した。

分析: どういうことだ?規則性が変わった?何故突然5本目など……。久々に探究心を刺激されるオブジェクトに出会ったようだ。

実験記録 - SCP-XXXX-JP-47

対象: D-XXXX-47 29歳男性

実施方法: D-XXXX-47をSCP-XXXX-JPの初めから通過させる。

結果: 17本目の時点でD-XXXX-47は爆発した。

分析: どうやら毎回5本分爆発場所がズレるようだ。もうそろそろ解明できる気がする。

倫理委員会からの通達


貴方は不用意にDクラスを使用し過ぎています。放置しても異常性が暴走するようなオブジェクトではないにも関わらず、ひと月に満たない期間でおよそ50ものDクラスが死亡している、これはもはや人の命を娯楽として扱う非倫理的な殺人行為です。

今後実験でのDクラスの使用を無期限に禁止します。解禁は今後の職務態度により検討されます。

実験には用いられるDクラスも、際限がある事をお忘れなく。

実験記録 - SCP-XXXX-JP-48

対象: 須藤研究助手 27歳男性

実施方法: 須藤研究助手のSCP-XXXX-JPに関する記憶全てに記憶処理を行い、通信機を所持させSCP-XXXX-JPを初めから通過させる。

<記録開始>

███博士: では行ってくれ。

須藤研究助手: はぁ!?なんですかここ!説明のひとつぐらいないんですか!?

███博士: そこに街灯があるだろう?その灯の下を通過していってくれ。

須藤研究助手: は、はあ……?街灯?どういうことです?何故Dクラスとかじゃなくわざわざ俺を……。何か理由があるんですか?

███博士: とにかく、進んでくれ。

須藤研究助手: せ、説明してくださいよ!ねぇ!説明もなしにやらせるもんじゃないでしょう!!帰りますよ!?

███博士: 逃げようとするなら君は即刻終了されるだろう。死にたくなければ進んでくれ。

須藤研究助手: な、なんですか……わかったよ……。クソっ。

███博士: わかってくれたならいい。その先に24本の街灯がある。その灯の下を進んでくれ。

須藤研究助手: 分かりました……。

(須藤研究助手は1本目の街灯を通過する。)

須藤研究助手: ███さん……貴方どうしちゃったんですか?俺はあんまり付き合い長くないけど……貴方はもっと優しくて気配りが出来る人だったはずです。

沈黙。

(須藤研究助手は2本目の街灯を通過する。)

須藤研究助手: ねぇ、███さん。返事ぐらいしてくださいよ。

沈黙。

(須藤研究助手は3本目の街灯を通過する。)

須藤研究助手: おーい、ねぇ、███さん!帰ったのか?現状俺ただ街灯の下歩いてるだけなんですが?

沈黙。

(須藤研究助手は4本目の街灯を通過する。)

須藤研究助手: 分かった、分かりました。この実験の目的は言わなくていいです。だから返事ぐらいはしてください。虚しくなってくる。

███博士: ……居るぞ。

須藤研究助手: ん、ああ、良かった。最後の街灯までただ向かうだけでいいんですね?

███博士: ああ。それだけでいい。それだけで。

(須藤研究助手は5本目の街灯を通過する。)

須藤研究助手: 了解。

(須藤研究助手は6本目の街灯を通過する。)

(須藤研究助手は7本目の街灯を通過する。)

(須藤研究助手は8本目の街灯を通過する。)

須藤研究助手: ……あの、走っていいですか?ひとつひとつの距離がまあまあ長いんですよ。

███博士: あー……そうだな、……いや、ダメだ。今回が最後だ。詳細に記録させてくれ。

(須藤研究助手は9本目の街灯を通過する。)

須藤研究助手: 最後?俺以外にもこれやったやついるんですか?なんだ?実験……ってかテストみたいなもんなんですか?その……勤務態度的な。

███博士: 気にしないでくれ。

(須藤研究助手は10本目の街灯を通過する。)

須藤研究助手: いや……気にするでしょう。そんなん言われたら。

沈黙。

(須藤研究助手は11本目の街灯を通過する。)

須藤研究助手: ちょっと?どういうことですか?

沈黙。

(須藤研究助手は12本目の街灯を通過する。)

須藤研究助手: あーもう、実験以外のことは話しちゃくれないけどコレについても踏み込みすぎるとダメなんですね?

沈黙。

(須藤研究助手は13本目の街灯を通過する。)

須藤研究助手: (小声で)なんなんだよもう……。

(須藤研究助手は14本目の街灯を通過する。)

(須藤研究助手は14本目の街灯を通過する。)

(須藤研究助手は15本目の街灯を通過する。)

須藤研究助手: あの……今どれぐらいです?あといくつなんでしょうか。

███博士: 次で16だ。そろそろだ。きっと……。

須藤研究助手: きっと?きっとなん……ああいや、なんでもないです。

(須藤研究助手は17本目の街灯を通過する。)

███博士: ここからだ、ここから、これから、はやく、はやくして!

(須藤研究助手は18本目の街灯を通過する。)

須藤研究助手: え、はあ?███さん?ちょっとキャラ変わり過ぎじゃないですか?

(須藤研究助手は19本目の街灯を通過する。)

███博士: 行け、ほら、ほら!次です!

須藤研究助手: なんです?何があるんだよ……死ぬようなやつじゃないでしょうね!?

(須藤研究助手は20本目の街灯を通過する。)

███博士: 五月蝿い、行け!見せろ!はやく!先を!考えが正しければきっと──

(須藤研究助手は21本目の街灯に辿り着く。)

須藤研究助手: あの、だから何が──

(須藤研究助手が爆発する。須藤研究助手は死亡する。)

沈黙。

███博士: は?

<記録終了>



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