頭のいい報告書は頭のいいやつにしか書けない

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Anomalous Euclid

第██版特別収容プロトコル: 全てのSCP-XXX-JP実例は特設収容サイト-811Aに建設された複数の収容室に一つずつ収容されます。特設収容サイト-811Aの周囲3km以内への立ち入りは禁じられています。SCP-XXX-JP-5の収容室の周囲には5基のスクラントン現実錨が配置されます。また、特設サイト-811Aには複数の映像記録機材が設置されています。それらを一週間に一度確認し、新たに出現したSCP-XXX-JPの異常性を当報告書に追記し、そのSCP-XXX-JP実例を個別の収容室内に保管してください。これらがなんらかの理由で不可能な場合、もしくは記録機材に異常があった場合はSCP-XXX-JP担当職員に連絡してください。

説明: SCP-XXX-JPは、現在53個のタマネギ(Allium cepa)です(それぞれSCP-XXX-JP-1~53と呼称)。一週間に一度、最も新しいSCP-XXX-JP実例の付近に新たなSCP-XXX-JP実例が出現します。各SCP-XXX-JP実例はそれぞれ異なる異常性を一つ持っています。以下はSCP-XXX-JP実例一覧の一部抜粋です。

SCP-XXX-JP実例	異常性	備考
-1	常に地面から1mの高さで浮遊している。	最初に収容されたSCP-XXX-JP実例。
-2	青緑色に発光している。
-3	触れられると自身の半径1m範囲に腐肉と類似した物体を発生させる。	物体の組成はイノシシ(Sus scrofa)のものと部分的に一致していた。
-4	不定期に「██████」という音声を発する。	調査により音声は10代程の女性のものだと判明した。
-5	周囲のヒューム値を0.██Hmまで減少させる。	SCP-XXX-JPのオブジェクトクラスがEuclidに変更された。
省略
-12	地面に置くと幾何学的な模様を描くように移動する。	模様には呪術的な意味があると推察されている。
-13	触れた人間に██県██市██町の景色の幻覚を見せる。	幻覚は19██頃のものと思われる。
省略
-23	周囲の壁に赤のインクで「なんで」という文字列が不定期に出現する。	文字を消去する試みは失敗している。
-24	周囲の壁に青のインクで書かれた「いつもそう」という文字列が不定期に出現する。	文字を消去する試みは失敗している。
-25	周囲の壁に黒のインクで書かれた「嫌」という文字が不定期に出現する。	文字を消去する試みは失敗している。
省略
-36	上部にゲッケイジュ(Laurus nobilis)の花が生えている。	ゲッケイジュの花をSCP-XXX-JP-36から分離させる試みは全て失敗した。
-37	表面から常に灯油と類似する物質を分泌している。	当SCP-XXX-JP事例の収容室は映像確認の際に清掃される。
-38	ミーム災害的特性により削除済み
省略