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以下の報告書は記録用に保存されている旧版です。当該報告書及び高井博士の記述は長時間の閲覧は推奨されていません。ページ下部に最新版の報告書が掲載されています。
アイテムナンバー: SCP-PDCA-JP-J
オブジェクトクラス: Safe
スペシャルコンテインメントプロトコル: SCP-PDCA-JP-Jはサイト-81NRのLRA1コンテインメントロッカーにコンテインされます。SCP-PDCA-JP-Jを用いたエクスペリメントを行うにはSCP-PDCA-JP-J担当にアサインされたパーソネルのパーミッションがネセサリーです。SCP-PDCA-JP-J-1にディスプレイされているワードのチェックはネセサリーではありませんが、より良い自分になるためにはレコメンデッドです。
エクスプレネーション: SCP-PDCA-JP-Jは一台のMacbook Pro2です。SCP-PDCA-JP-Jは外見上はオーディナリーなMacbook Proとのディファレンスはオブザーブできませんが、ハイレベルなデストラクション・アルタレーションに対するレジスタンスをオウンしている他、スクリーンのトップライトコーナーに一枚の黄色いスティッキーノート(SCP-PDCA-JP-J-1にアサイン)がフィックスされています。毎日8:00(JST)に、SCP-PDCA-JP-J-1上にランダムな日本語のワードが一語ディスプレイされます。このワードは、██ ██氏のライティング「明日から使える!意識高い系ボキャブラリー!」内のワードに限定されているというハイポセシスがプロポーズされています。SCP-PDCA-JP-J-1をSCP-PDCA-JP-Jから分離するトライアルはすべてフェイルしています。また、SCP-PDCA-JP-Jにインストールされているアプリケーションは████社からリリースされているスケジュールマネジメントアプリ(SCP-PDCA-JP-J-2にアサイン)を除いて全てMacbook Proのデフォルトアプリです。
SCP-PDCA-JP-J-2を20歳以上の何らかのオーガナイゼーションにエンプロイされている人間(以下、ターゲットとネーム)がスタートした時、SCP-PDCA-JP-Jはターゲットのアンドミナントハンド付近にテレポートし、ターゲットから半径50cm以内のポイントに███████社のドリップコーヒーがアピアーします。SCP-PDCA-JP-JはテレポートしたらASAPでターゲットのアンドミナントハンドの掌にSCP-PDCA-JP-Jのボトムをフィットさせるようにスピンし、ボトムと掌をフィックスさせます。このフィックスは非常にファームであり、ターゲットのターミネーションによってのみリムーブされることがエクスペリメントからリアライズされています。このコンディションのターゲットは自身の手がMacbook Proとフィックスしていることをディスコンフォートレスにアクセプトし、レギュラーなワークのコンティニューにトライします。また、レコグナイズされている全てのターゲットについてプレフィックスとコンパリソンしたワーキングアティチュードのインプルーブメントがレポートされています。
SCP-PDCA-JP-Jをユーズした財団パーソネルのワーキングアティチュードのインプルーブメントメジャーがディスカッションされています。もちろん、フィックスしてしまうと死ぬまでリムーブすることがインポッシブルであるためエンプロイーのパーソナルライフにドラスティックなエフェクトがあることはナチュラルなのですが、現在ワーキングアティチュードにイシューが見られるエンプロイーが多数オブザーブでき、アズアリザルトでアニュアルのブリーチメントがインクリースしている点にはアテンションが向けられるべきです。そもそも、現在の財団のシステムにもいくつかのイシューはスーペリアなパーソネルにはイージリーにオブザーブでき、それらのコーズとなるイシューをただエクスプレインしたところでマジョリティーのエンプロイーにはコンプレヘンドがインポッシブルなことも、少しシンキングすればすぐにリアライズするでしょう。このオブジェクトはそれらのイシューのソリューションとなり得るオブジェクトであるため、近いうちにエンプロイーのワーキングアティチュードインプルーブメントをゴールとして当オブジェクトのユーティライズがエクセキューとされるとエスティメートされています。
アデンダム(アタッチドドキュメント):
現在のSCP-PDCA-JP-Jの報告書は、内容の読み取りが困難なほど通常の報告書のものとは大きく逸脱した文体で書かれています。加えて、サイト-81NRの職員がこの報告書の文体の修正を行った形跡は確認できません。これらのことから、SCP-PDCA-JP-Jはさらなる異常性を有しておりサイト-81NRの全職員は異常性の影響下にあるものと推察されます。SCP-PDCA-JP-Jのさらなる調査及びオブジェクトクラスの変更を要請します。
ー██研究員
██研究員が指摘したような点はSCP-PDCA-JP-Jの報告書からは確認されなかったため、要請を却下する。
ーO5-██
██リサーチャーが財団にエンプロイされたのは一週間ほど前のため、このようなスタイルでレポートが書かれていることのバックグラウンドをノウ出来ていないのだとアサンプションが立てられます。サイト-81NRは、よりグローバルなワーキングスペースのマテリアライズとレポートのクラリフィケーションを主なリーズンとして2年前の20██/██/██にレポートに新たなスタイルをユーティライズするパーミッションをリクエストしました。1ヶ月前の██/██にリクエストはアクセプトされ、現在はサイト-81NR以外にも日本国内の全サイトでオフィシャルドキュメントにこのスタイルをユーティライズすることがポシブルなようにレギュレーションチェンジが行われました。ただ、プリービアスのスタイルをアドプトしているサイトもマイノリティーではありません。このことがコーズでハレーションがアライズしてしまったものとアサンプションが立てられます。今後は、コモンセンスをアクワイアすることがあなたのイシューとなるでしょう。
ーDr.Ishiki Takai
すまない、高井博士このような話し方を普段からする人なんだ。彼の言葉をわかりやすくすると、「██研究員は財団に来て間もないからまだ知らないかもしれませんね。サイト-81NRはグローバルなサイトと報告書の明快化を目的として2年前に新しい文体の使用を申請しました。1ヶ月前に申請は受理され、全国のサイトでこの文体を使うことができますが旧文体を採用しているサイトも少なくありません。このことが混乱を招いてしまったのでしょう。今後はこのような事態を避けるために、常識をもっと身につけてください」となる。まあ、こんなもの常識でもなんでもないから気にしないのが一番だ。
ー████博士
補遺2: 20██/██/██に、サイト-81NR職員の報告によりSCP-PDCA-JP-J担当の高井博士が失踪していることが発覚しました。彼の報告されている勤務態度と定期的な精神鑑定からはこの行動は予測できなかったため、SCP-PDCA-JP-Jがさらなる異常性を有している可能性が指摘されています。オブジェクトクラスの変更及び収容措置の更新は検討中です。
以下は、失踪直前の高井博士の電子メールのやりとりの書き起こしです。
来月頃に本部から数名の博士が日本支部の視察に来ることになった。彼らは三日かけて一通り日本のサイトを周ることになっている。そこで、彼らの初日の行き先にサイト-81NRを追加しようと思う。サイト-81NRは設備・体系共に先進的であるため、我々の進歩を見せることができるだろう。特に、高井博士は積極的にサイト全体の意識向上に努めているとの報告を受けている。彼が毎日仕事の反省や偉人の名言で構成されるFacebookの投稿を欠かさないことも、彼が昼食の時間でさえも他の職員と団欒するようなことはせず、一人で自分を磨いているというエピソードも我々の耳に入っている。高井博士の英語能力も、この報告書を見れば一目瞭然であろう。
このような理由から、視察当日の本部の博士たちの応対及びサイト-81NRの案内・各種施設の解説を高井博士に依頼したい。当日の詳細な行程表を添付した。よろしく頼む。
ー██博士
今回の件はデクラインさせていただきます。エビデンスを以下に挙げます。
まず、当日午前中にオーダーしているオーガニック・グルテンフリーフーズがデリバリーされるプランなので午前中は埋まってしまいます。
インアディションで、午後には私がサイト-81NRでオープンする「第一回:セルフポテンシャルをマキシマムまで引き出すセミナー」がプランされています。現段階ではパーティシペーターは集まっていませんが、当日までには十分集まるでしょう。
以上のように、私のその日のスケジュールはフィルドなのでインスペクションのアカンパニーはインポッシブルです。しかし、私と同じくらいか私よりスーペリアなパーソンを私は多数知っています。サブスティチュートとしてフォアエグザンプルでサイト-81██のDr.██████ ████████等はオプションとしてどうでしょうか?彼もドラスティックにスーぺリアなドクターであるとともに、私とはエクストリームリーにクロースなリレーションシップであるため私のリクエストならばアクセプトしてくれるでしょう。例えばこの前一緒にパーティにアテンドした際は(注釈:これ以降の内容は冗長かつ無関係であったため省略しています)
ーDr. Ishiki Takai
要約すると「野菜の受け取りとセミナーがあるからできない」ということかね?心配しないでほしい、それらは二つとも私たちがどうにかしておいた。
野菜の受け取りに関しては我々から配送業者に配送日をずらすように要請した。セミナーの方は、サイト-81NRの全職員にいくつかの質問をしたところ、96%の職員からその存在を知らなかったという回答が得られた。我々は、高井博士が用事を偽り視察の同伴を辞退した可能性や、その理由が実は英語能力が皆無であり文書の英語は全て翻訳アプリに頼り切ったものであるという荒唐無稽な可能性まで考慮したが、彼らは「もしかしたら言っていたかもしれない」「我々が忘れているだけの可能性が高い」とも言っていたため、その可能性は薄いだろう。
そこで我々は、彼らにこの視察についての詳しい情報を伝えることにした。この際だから君にも伝えておこう。残念な事に、以前から日本支部のサイトは本部サイトと比べてどうしても規模が小さくなることから発展途上だと思われることも多々あった。また、日本の一般企業のイメージから、日本支部のサイトは前時代的だとか、古臭いなどと言った声も聞かれていた。しかし、サイト-81NRの視察が上手くいけばそれらのイメージは払拭され、日本支部と米国支部の関係はより良好になるだろう。そうすれば、君とサイト-81NRの財団内の地位は大きく向上するだろう。事実として、このことをサイト-81NRの職員に伝えたところ「セミナーなんてどうせ出ないしどうでもいいから視察の同伴をしてくれ」との声が全職員から聞かれた。セミナーの問題もこれで解消されただろう。
無事に済んだら、要職の席は君のものだ。しっかり頼むよ。
P.S.君の紹介してくれた博士も非常に優秀な職員であると判断した。いい人材の紹介をありがとう。
ー██博士
最後のメールが送信された翌日、高井博士が通常通りサイト-81NRの職場に現れなかったことを不審に感じた同僚職員の報告により高井博士の失踪が発覚しました。本部の博士たちの訪問先は██████ ████████博士が勤務するサイト-81██に変更されました。
尚、高井博士失踪後に彼のオフィスを捜索した所、高井博士が作成したと思われる、SCP-PDCA-JP-J-1に出現していた全ての日本語の単語の一覧が発見されました。上記の高井博士が作成した報告書に使用されている単語の██%がその一覧に記載されている事も、SCP-PDCA-JP-Jのさらなる異常性を示唆する根拠としてあげられています。
補遺3: SCP-PDCA-JP-Jの報告書が投稿されてから2週間が経過した現在、当該報告書には累計2██件の苦情・意見が寄せられています。
寄せられた苦情・意見の一部抜粋:
カタカナだらけで読みづらいです。
上から目線で腹立つ。
文体のみならず、報告書の内容も高慢で他人を見下すもののように感じました。
異常性の解説にまでカタカナ語使う必要ある?「フィックス」とか「ASAP」とかふざけてるでしょ。
Joke報告書かと思いました。
これのせいで英語由来の単語話すたびに恥ずかしくなってくる。責任取ってくれ。
エンターキーだけ強く叩いてそう
モヤモヤするからここまでやるなら「掌」も英語にしてくれよ。
これらの苦情を受け、高井博士に代わり████博士によって報告書が改訂されました。
ページコンソール
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7018700 (18 Nov 2020 10:00)
拝読しました。
率直な感想
Jokeならではの要素が感じられませんでした。現状DVです。
Jokeオブジェクトはどれも「通常ナンバーではできないこと」を成しています。それは主に、財団のイメージを完全に崩すことで笑いをもたらすものです。現状、このSCPにはそのような要素が不足していると思いました。ただ表記が狂っていると言うだけなら通常ナンバーでも情報災害として扱えますし、意識高い系の言葉だけでは面白さが足りないと思いました。同様に表記を崩して面白さを出しているものとしてSCP-1208-JP-Jが存在します。参考にしてみてはいかがでしょうか。
また、展開として「実は財団全体に広まっていました」と言うのをオチにするのであれば、財団全体に広まっていると言う状況自体が面白くある必要があると思います。代表例としてはSCP-042-Jでしょうか。意識高い系の言葉を使っていると言う状況だけではパンチ不足であると感じました。
コンセプトについて
「意識高い系」を使うと言うコンセプト自体は可能性があると思います。しかし、現状表記以外に意識高い系要素が少ないのでコンセプトを活かしきれていない感じがあります。この部分をより掘り下げる必要があると感じました。例えば「財団特有の意識高い系の単語を利用する(SRAやXACTSなどの略語を盛り込む)」「財団の世界観において意識高い系の職員はどのようであるか?」などでしょうか。こちらが参考になるかもしれません。
以上、参考になれば幸いです。
いただいたご批評をもとに、大幅な改稿を行いました。
「意識高い系」として報告書を書いているようなのですが、ルー語にしか見えないですね。
現状、文字を横文字にしているだけなのでもう少し「意識高い系」のイラっとするような発言を記載してみるといいと思います。
ナンバーがPDCAとなっていますがなぜPDCAなのか理解できませんでした。おそらくPDCAサイクルのことでしょうか?PDCAサイクルは一般的に「意識高い系」の用語として使われていないと思うので、別のものにしたほうがいいと思います。
今のところただ読みにくい報告書だと感じ、Joke記事であるのに対し笑える部分がないのでDVすると思います。