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総選挙から一夜 改憲勢力が圧倒的多数を確保
2019年7月22日 10:00

█ 日本自由党 221議席 (+62)
█ 日本前進党 80議席 (±0)
█ 自由社会党 60議席 (-66)
█ 生きる力 14議席 (+13)
█ 協和会 16議席 (+9)
█ 惟神労働党 13議席 (+13)
█ 日本共産党 19議席 (-16)
█ 諸派・無所属 6議席 (-5)
█ 自由保守党 0議席 (-7)
█ 国民革新同盟 0議席 (-3)
21日に投開票を迎えた衆議院総選挙から一夜、開票結果が判明し、連立与党の日本自由党と日本前進党が選挙前から大きく議席を伸ばし、国会で憲法改正の発議が可能となる3分の2以上の与党301議席、諸派・無所属含む野党128議席となった。これを機に憲法改正に向けた議論がより加速するものと見られている。この記事では、今回の選挙の結果の分析を行う。
今月初め、衆議院が国事行為に基づき解散され、衆参両院の総選挙が公示された。東京現実崩壊性広域災害(通称 東京事変災害または東京事変)、及びその後の既存政党の大規模再編後初めての選挙となる。衆議院は改選465議席が争われた。ただし東京事変によって甚大な被害を受け、今なお立ち入り禁止区域に指定されている東京都23区や神奈川県川崎市を中心とした選挙区では選挙が行われず、計36議席が空白となる異例の処置が取られている。
与党は当初の予想を上回る躍進を見せた。自由民主党の後継政党を自認する日本自由党は東京事変により国家機能がマヒしたことを受けて、行政機能を地方へ移譲するなどの地方分権化やそれに伴う憲法改正、東京事変後のインフレーションによって落ち込んだ経済を立て直すための10兆円にも上る財政出動といった経済政策の推進を訴え、東京事変で影響を受けなかった地方や西日本で堅実に支持を伸ばし、解散前の議席を大きく上回る221議席を確保した。
主に旧野党の右派からなる日本前進党は日本自由党があまり積極的でないAFCの人権問題を焦点に選挙戦を進めたが、当初の予想を下回り議席数を伸ばすことができなかった。
また、サッチャリズムに代表される「小さい政府」を推し進める新自由主義を掲げた自由保守党は社会不安からくる「大きな政府」を求める声に押され、小選挙区・比例で全立候補者が落選し、衆議院での議席を失う結果となった。
野党の自由社会党や日本共産党は与党に対抗して東京事変前の従来通りの護憲やAFC人権問題、東京事変でダメージを受けた社会保障制度の立て直しなどの福祉の拡充などを焦点に選挙戦を進めたが、それが逆に仇となり、その結果、自由社会党60議席、日本共産党19議席と議席を減らす結果となったが、ベテランの当選も報じられており、地盤の盤石さを見せつけた。しかし大阪を地盤としていた国民革新同盟は同じ左派政党の生きる力に押され、立候補者が生きる力に寝返るなどして議席を失った。
一方で第三極の躍進も目覚ましい。海外の過激な動物保護団体が主張する動物の権利(アニマル・ライツ)やAFC人権問題の早期解決を掲げる左派政党の生きる力は遠野選挙区では小選挙区、比例全5議席を独占したほか、大阪を中心とした都市部を中心に合計14議席を獲得した。国民のAFC人権問題への関心の高さを見せつけた形となった。
親夏鳥の協和会は旧自由民主党の中でも特に保守、夏鳥的な思想の議員を中心に16議席を獲得した。特に東京事変の被害を受けた群馬県、栃木県、茨城県の北関東を中心に議席を獲得しており、今後の動向が注目される。
神道と労働者による民主的な評議会を通じて共産主義革命の達成を求める評議会共産主義の融合を唱える惟神労働党はその独特の主張が若者を中心に注目され島根や三重を中心に13議席を獲得した。この政党は韓国革命を主導した赤斑蛇の影響を受けているとかされており、8月に招集される臨時国会でどのような主張をするのか注目される。
財団は語る
財団渉外部門の藻田博士は今回の選挙のポイントは主に3つであるした。
第一に与党、特に日本自由党が躍進した点だ。東京事変からくる社会不安、強力な政府を求める声が憲法改正を求める世論に繋がり、結果的に日本自由党を後押しする形となった。とはいえ、6月には先月比12%の記録的なインフレーションを記録するなどして選挙戦直前の世論調査では内閣支持率35%と、決して万全に選挙を勝利できるような状態ではないと見られていた。しかし、蓋を開けてみれば、日本自由党は議席を62議席増加させ、選挙を圧勝した。しかし、与党の足元も盤石という状況から程遠い。日本自由党は東京事変の対応のために与党や野党の一派が寄り集まった政党であり、呉越同舟的で、戦前の挙国一致内閣的な性格があるとも指摘されている。政権運営がうまく行かなければ、政党が良くて2つ、最悪の場合少数政党が乱立するような状況になるかもしれない。細谷総理には難しい政権運営が求められる。
生きる力が支持を伸ばしたことも注目すべきだ。選挙前の世論調査では支持率3.2%と新光政党にしては健闘したが、決した高くなかった。選挙前から遠野選挙区では生きる力が大半の議席を獲得すると見られていたが、大阪などのAFC移民を受け入れている都市部を中心に14議席を獲得するとは各社も想定外であった。AFCの人権問題などへの関心の高さがうかがえる。
一方で協和会を中心とした新夏鳥勢力が群馬を中心とした新首都を中心に16議席を獲得したことは憂慮すべき点だ。東京事変で被害を被った旧首都に近いとはいえ、新たな国都となる北関東で新夏鳥勢力が力を伸ばしているのは国政にも大きな影響を与えるだろう。旧自民党の清和政策研究会から流れてきた日本自由党のタカ派を中心に協和会の主張に同調するような動きが見られており、彼らが政府に反旗を翻すこともあり得ると見られている。
東京事変後初の総選挙となった今回の衆議院選挙は、報道各社の予想を大きく超えた大どんでん返しが巻き起こった。与党にとっては大勝とはいえ、気が抜けない政局となるだろう。与党内や左派、右派の主張を聞いて、細谷内閣はどう出るのか。今後の展開が注目される。
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6957758 (27 Nov 2020 10:46)
拝読しました。
記事全体が架空の選挙結果を総括した広く浅い内容に留まっているように思います。「新聞記事」としてはこれで適当ではあるのですが、SCP財団にTaleとして投稿するにはエピソードの具体性に欠けています。
どこか具体的な選挙区をいくつか挙げてみて、そこで立候補した議員の戦いぶりやその地域の社会的背景についてより詳細に描写できると良いのではないでしょうか。
貴重なご意見ありがとうございます。
新聞記事であることに注力しすぎていました。特に注目された選挙区(遠野とか)で立候補した議員の話なども入れてみたいと思います。
4段落目の日本社会党は自由社会党かと思います
信新的に「財団は語る」は誰が語っているのか示した方がいいと思います
ヘッドカノンとの違いもあるのであえて深い話は避けさせていただきますが時期的にもっと泡沫政党が立っていたり25年衆選と違う政党があってもいいかもしれません(0議席に終わった党や、前身政党含め)
個人的には、獲得議席の表を入れるとかコメント入れるとか色々ボリューム増やせる題材かなと思います 。一つの報道記事に収めるにはもったいないテーマですので、選挙特集サイトなどの体裁を取ってもっと広げても良さそうです
批評ありがとうございます。
修正しました。
選挙特番などでよく見る獲得議席数の表を作ってみたいと思います。
拝読しました。既存の設定や先の参院議員選挙を始めとした現実の出来事の、単なる写し絵といった感じで、面白くありませんでした。このまま記事が投稿された場合、私はDVを投じるでしょう。使用用語としては『最近の政治で面白いと思ったことなど』を、背景設定としては『「社会」の記事 2030年11月26日 - 帝都経済新聞電子版』と現実を背景にしているのでしょうけれど、そこに話と視点が留まっていて、設定としては新規性も面白みも薄いです。
新聞フォーマットは既存のフォーマットと比して、体裁を整えることに著しく特化しています。しかし俯瞰視点の書きやすさを選ぶことは、書きあがった時点でストーリーラインと感情の動きを一応用意してくれる一人称視点のTaleの特性を、同時に放り投げているということでもあります。したがって、記事の面白さについて普段以上によく考えるべきです。
一般のTaleの特性を取り込む際には、インタビュー、ゴシップ、ルポルタージュなど実際の紙面で展開されている「読み物」を参考にする手段もあります。例えば今回の場合は選挙報道記者のルポとして、各選挙区の候補者や民衆の様子を描くというのは、面白い題材になると思います。あるいは党中央の政治バトルを描くのもよいでしょうけれど、難易度はえらい高くなりますし、この下書きを見る限りは東京事変に伴う思想動揺に興味を持って書かれているようなので、草の根のほうが書きやすいでしょうか。
設定の語りに力を入れてこのまま書き続ける場合は、単なる開票結果報道のままで進めるのはいささか無茶があるかと思います。数が減った増えただけではそこには面白みが生まれません。自身のあずかり知らぬところで単に事象が起きているだけでは、聞き流されて終わりです。なぜその増減があったのか、報道各社の事前の予想とは何が違うのか、事前予想はどのような情勢を基に建てられたのか、選挙戦に向けてどんな準備や訴えをして戦い抜いたのか、民衆はどこに共感し反発したのか。この辺りが殆ど掘り下げられていないという印象です(どんでん返し起きたとは書いてありますけど、何がどうどんでん返しなのかは説明してませんからね、読む限り無難な結果だと感じる)。この記事からは荒れるヤフコメが見えてきません。
何より、『最近の政治で面白いと思ったことなど』の設定が頭に入っていることが前提になりすぎていて、メタ的な読者にとっての読解負荷が重いです。もう少し解像度を高くして、一部のパートについてはオミットするとか、脚注やツールチップで補足情報を入れるのが良いでしょう。
批評ありがとうございます。
1998の話に集中しすぎて、視界が狭くなっていました。深く掘り下げていないとのことでしたので、固有名詞に説明をつけてして現実の新聞みたく読みやすくしたいと思います。
このTaleは俯瞰した視点からの選挙後の総評をイメージしているので、経済の状況から選挙を分析する、や選挙期間中の各党の動き、などを詳しく描写したいと思います。できれば議席をめぐる駆け引き、とか民衆の動き、が書けよう頑張ります。