俺: 本能。自分を曝け出す。
私: 理性。自分を押さえ込む。
俺: あー。なーにしても記事が残らないんだよな。
私: ほう、ちゃんとガイドハブとかエッセイとか読んだ?
俺: 読んだけど書けないから嘆いてんだろうが。
私: 何度も何度も?記事残してる人は殆ど複数回読んでるけど?
俺: ああいう狂人達と一緒にしないでくれ、趣味で記事書いてんのになんで苦行やんなきゃいけないんだよ。
私: そんな精神構造だから記事が残らないんじゃないんです?
俺: 正論いうなってマジで。じゃあ生まれ持ったこの精神構造どうやって直すんだよ。
私: いや、それは分からないけどさ。
俺: だろ?理想を押し付けんな。俺が欲しいのは現実的な解決策なの。
私: それが無理してガイドハブとかエッセイを読むってことなんじゃない。
俺: 確かにな…。
私: あとは沢山の人から批評を貰ったりすれば良いと思うよ。批評申し込みをTwitterのDMとかWikidotのPMで受け付けてる人いるでしょ。Discord入ったりさ。
俺: Twitterはやんないってさっき言わんかった?
私: そのためだけにアカウント作れば良いんじゃないか。
俺: めんどくせぇ。
私: そうめんどくさがって努力しないから記事が永遠に残らないんだろう。"楽しむこと"と"努力しないこと"はイコールでは結べないぞ。
俺: は?なんか今日のお前むっちゃムカ付くんだけど?
私: 今回の話題についてお前が一方的に悪いから図星突かれてムカついてるだけじゃないかね。
俺: うっざ。
私: 一回深呼吸して落ち着こうぜ…。話戻すけど、そんなめんどくさいならTwitterじゃなくてDiscordに入れば良いんじゃない?
俺: えー、アカウント1つしか持ってないから前の██████って名前で入るの憚れるんだけど。それに俺前まではDiscordで異常に活発的に活動してたから今軽く燃え尽き症候群なんだよね。承認欲求って火種でエネルギー全部燃やし尽くしちゃったんだわ。
私: もう3ヶ月くらいたったしエネルギー少しは回復してない?
俺: いや、SCP財団に復帰するので精一杯だったわ。しかも自信持って送り出した記事がいきなり消えるんだからもうDiscord入る気力更にないなったよね。
私: それはご愁傷様だね…。じゃあどうすんのよ。毎日大量に記事が生産されているSBⅢで、来るかも分からない批評を雛鳥みたいに口開けてずっと待ってるの?
俺: 哀れむのか同情するのかどっちなんですかね。わかりましたよ、Twitter始めますよ。Discord始めるよりも気楽でしょうしね。
私: じゃあ今すぐ作りな。俺はなんでも後回しにするからね。
俺: わかりましたよ…。
[省略]
俺: 作ってきたわ。
私: お疲れ様。じゃああとは批評に出す記事を書き上げるだけだね。どう?大筋できてる?
俺: 異常性はできたし、結構インパクトある物にはなったと思うんだけど、どうもストーリーラインがうまくできなくてね。実はあの記事に出した『DICKERS』を使った記事書きたかったんだけど、消えちゃったから困ってるんだよ。
私: 次回作を作るくらい自身があったのかあの作品。
俺: それが消えちゃったんだよ。自信あったんだけどな。
私: その自信は大事だとは思うけどね。
俺: 自信があるからこそ消えた時に辛いんだよな。普通逆で、自信があったら消されても大丈夫だと思うんだけど。
私: 多分お前はプライドと自信を履き違えてるんじゃないか?まあ成功体験がないから自信が付かなくて、痩せ細ったプライドに頼るしかないんだろうけど。
俺: そういうことなんかね。
私: 多分ね。
俺: …閑話休題すっか。どうやったら残るような記事を書けるだろうかって話だったよな。面白い記事を書いて、尚且つ財団にいる読者達が納得する記事を書かなきゃいけないの軽く無理ゲーじゃないか。
私: あのさ、ちょっと聞きたいんだけど今書いてる"この"tale面白いと思ってる?
俺: そりゃもう。あの記事と同じくらい。
私: これもあれも自己満足で塗れて自慰行為みたいな作品なんだけど、本当に面白いと思ってる?
俺: いや、それに今までこういう記事なかったし。
私: さっき自分が言ったこと覚えてる?いくら自分が面白いと思ってても財団にいる読者達が納得する記事を書かなきゃ意味がないのよ。そしてそういう記事じゃなかったらSCP財団には残らないの。それを考慮した上であなたの記事が今までになかった作風ってことを考えてみなさいな、その記事は財団にいる読者に受け入れられない作品ってことなんじゃないか。
俺: じゃあ何だよ。そんじゃ今まで存在している記事を模倣し他作品しか残らないってことか?それはおかしいだろ。今残っている記事はみんな新規性があるから面白いんじゃないのか。
私: うん、その通りだよ。大体の著者は他人の作品を模倣してるんだよ。その中で細かい部分だけオリジナリティを加えることで新規性を出してるの。あのね、君みたいに最初っから全部新しく作って成功できるのは天才しかいないのよ、理解した?
俺: …このtaleすら否定すんなよ。分かったわ。じゃあ模倣した上でオリジナリティを加えるにはどうすれば良いんだ?
私: それは分からん。分かってたらUrakaze_Uroは記事を残せている。
俺: まあ、そりゃそうだ。
私: 最初に戻るけど、やっぱガイドハブやエッセイを読み漁るしかないかもね。それか当たって砕けて正解を探すしかないね。
俺: 軽い地獄だな。
私: 物作るなんてそんなもんだよ。
このtaleは全てが著者のUrakaze_Uroについてで構成されているため、SCP財団はほとんど関わってこないです。
これは一種の挑戦であり、決して自暴自棄になったわけではないことを留意していただきたいです。
おそらくこのままでは低評価削除は免れないことは理解しています。
私は自身の作風として風刺と皮肉と自己投影があると考え、まずはそれに全振りした作品を作成してみました。
是非それを留意した上で批評を行ってくださるとありがたいです。
単なる稚拙な文章を皮肉とかと勘違いするご自身の品性を見直してみては?
私はこのtaleで、自分のように衝動的に行動してしまう人間を皮肉っています。
それが伝わらなかったのでしたら私の文章は確かに稚拙という他ないでしょう。
そのような批評ができるのでしたら、どうやら私とあなたは同じ穴のムジナのようです。
私は執筆に関するガイドラインを読み漁る必要があり、あなたは批評に関するポリシーを読む必要がありますね。
ですが、この作品の内容が稚拙(というより幼稚)であるという事実に変わりはありませんので、この作品の批評は停止し、他の作品を書きたいと思います。
批評してくださりありがとうございました。
拝読しました。
この作品における問題点は、自分自身との対話という面白そうな哲学的でメタ的な形式を、活かしきれていない点にあると思います。もちろん、このような作風も良いとは思いますし、挑戦するのはよいことです。ですが、このような作品が認められるには、それなりに険しいハードルを超す必要があると思います。
この作品、私は率直に言って、書きだしに限って言えば、かなり良い印象を抱きました。おそらくは”メタ”、SCP-3999のような”創作者の苦悩”を書く物語が始まるのかと思い、私はそのような題材が非常に好みなので期待しました。しかし、その後に書かれるのは、2人の人物が永遠に自分の作品(または自分自身)に対する自己批判と自己弁護めいたことを言い続けるというだけで、物語らしいものがないため、他人の愚痴を聞かされ続けているような気持になりましたし、勝手ながら期待を裏切られた思いでした。
”Twitterについて”という章だけがSCPと関係がなく、浮きすぎている(そのうえ、内容が誰かもわからない特定人物への批判めいたもの)という点もかなり気になります。このような内容なら、削ってしまった方が、全体として筋が通っているように思えます。
総じて、自己投影が全面に出すぎていて、面白さの要となる風刺や皮肉が先細りとなっているように思えます。作風であるにしても、それを上手く扱えなければ意味がないでしょうし、それに縛られ評価されない作品を書くのは本末転倒な気がします。まずは、風刺・皮肉・自己投影(これらに加えメタ的な内容)をどのような塩梅で作品に投入しつつ、物語として仕上げるか、今一度再考するのが良いと思います。
以上です。執筆の一助となれば幸いです。
pictogram_manさん、批評ありがとうございます。
作風に縛られることは避けなければなりませんね。今回の記事は「自分の作風がどういう風に周囲に受け取られるか」を確認したいというものがありました。
忌憚のない意見、大変参考になりました。今後に活かしたいと思います。