上位存在置換計画
Project Superior Entity Replacement
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機密分類: 高次機密(特別指定"PSER")
運用期間: 2004/02/21〜2004/11/09(凍結)
提言者: 対上位物語層部門.空想科学部門、演繹部門、サブカルチャー部門など。(サブカルチャー部門所属有原 真琴博士)
計画概要: 当計画は活発化する上位存在による活動などへの対抗手段として、上位物語層にて活動できるエージェントを開発することを目的として運用されます。当計画に際して、空想科学的、形而上学的、生物学的、情報子学的、反情報子学的、その他超常科学的側面からの研究と開発が進められます。なお、当計画は機密性、倫理的及び人道的理由などから最高機密に指定されます。
PSER計画関係者に対しては箝口命令を発令してください。関係者が当計画について情報漏洩を働いたことが認められた場合は尋問ののち終了措置が実行されます。
計画スケジュール: |
20██/02/21: |
対上位物語層部門より上位存在置換計画が日本支部理事会に提案される。 |
20██/05/06: |
上位存在置換計画の申請が条件付きで許可される。 |
20██/05/23: |
南極多国籍研究サイト-██にPSER計画専従研究室を設置。 |
20██/06/13: |
上位存在置換計画の被験者001〜003号が選出される。 |
20██/06/29: |
被験者001〜003号の成り代わりが成功する。 |
20██/08/03: |
上位存在置換計画の被験者004〜006号が選出される。 |
20██/09/27: |
インシデント-001が発生する。 |
20██/11/06: |
インシデント-001を受け日本支部理事会で議論される。 |
20██/11/09: |
計画凍結。 |
成果: PSER計画は一定の成果をあげ、対上位物語層部門にて被験者001〜003号が使用されています。
インシデント-001については以下を参照してください。
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原因: 被験者004号の暴走
概要: 物語災害対抗実験室内の人員及び機材の消失
事後報告: 被験者004号を剥奪し、制御可能レベルまで隔離収容後に"Leere Konzeptレーレ・コンツェプト"として再雇用
被験者については以下を参照してください。
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選出条件:
- ミルグラム忠誠度試験90点以上
- 財団に3年以上勤務している
- 形而上学にある程度精通している
被験者名簿 |
被験者番号 |
氏名 |
役職 |
備考 |
被験者001号 |
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N/A |
被験者002号 |
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基礎疾患有 |
被験者003号 |
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N/A |
被験者004号 |
[データ剥奪] |
文書恢復官もんじょかいふくかん |
N/A |
被験者005号 |
諸鍛冶 時郎 |
研究員 |
N/A |
被験者006号 |
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収容コンサルタント |
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氏名: 戸江 凌 (Toe Shino)芦ケ谷 蒼依(Ashigaya Aoi)
役職: 倫理委員会所属監察官サブカルチャー部門所属博士/"Leere Konzeptレーレ・コンツェプト"の保護責任者
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法務部門所属上席法務官→内部保安部門執行課所属審査官→内部保安部門所属調査官→所属不明→[倫理委員会より閲覧が禁じられています]→現在の役職を参照法務部門所属上席法務官→空想科学部門所属下席研究員→形式部門所属上席研究員→サブカルチャー部門所属博士→都市伝説型異常対応部門所属下席研究員→演繹部門所属上席研究員→災害対策部門所属副管理官→所属不明→倫理委員会所属執行官→現在の役職を参照
専門: 諜報医療、化学、形而上学、心理学、法学、薬学、倫理学
人物: 戸江 凌の人物像/容姿/性格/性別に対する言及は現在まで存在しません。[隠蔽済] LQD/独立走査型ミーム類.音波や文章などの媒体に依存せず、それ自体が波動的/テレ思念的に伝搬していく性質を持った異常なミーム類の総称。 WATCHDOGおよびBinahパターン認識システムを用いた独自検査 陽・陰圧装置付搬送具(アイソレーター) 症、症候群の違い
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今度実験で使うSCP-CN-████に関する資料纏めれました…! - "Leere Konzeptレーレ・コンツェプト"
ありがとうね、レーくん - 芦ケ谷 蒼依
えへへ…こうゆうのいいよね - "Leere Konzeptレーレ・コンツェプト"
氏名: "Leere Konzeptレーレ・コンツェプト/空虚な概念".彼/彼女の人物像/容姿/性格/性別/氏名は剥奪されました。現在、職務遂行の為██が与えられています。
役職: 研究員 芦ケ谷 蒼依のお供
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空想科学部門所属文書編纂官[データ剥奪]→ RAISA-EN/CN/JP合同管轄南極除外サイト-02██専属文書恢復官/オペレーター[データ剥奪]→[倫理委員会より閲覧が禁じられています]→現在の役職を参照
専門: [データ剥奪]
人物: [データ剥奪]
物語改変防止のため、NPSチョーカー.物語改変終了首枷Narrative Paraphrasing Shutdown Chokerが着用されています。
警告: swn-001-1実体6943710号による関与が確認されています
氏名: Afghan Maximumアフガン・マキシマム
役職: [データ剥奪]
専門: [データ剥奪]
人物: [データ剥奪]
警告: swn-001-1実体6943710号による関与が確認されています
上位存在置換計画って何?
この物語層の住人を多機能演繹人型実体機みたいにする計画。
財団指定難病.異常疾患による社会への影響を懸念し、2020年後半に策定された枠組み。非異常なもの含む疾患のうち、「1. 現代科学において解明不可能な原理に基づいている」「2. 治療の可能性を期待できるもの」「3. 他者に少なからず影響を及ぼす異常性を有していること(感染性を持つことも含む)」「4. 財団の収容が必要であると考えられるもの」の4要項を満たすものと定義され、財団医療部門特別委員会の過半数の賛成により財団指定難病として指定される。(DIDF).Designated intractable disease of Foundation#147.正式名称: 遠位型物語性収斂症って何?
これでも見とけ
-
遠位型物語性収斂症
研究優先度: 中
関連分野: 現実性
概要: 遠位型物語性収斂症は遠位筋が好んで侵される
阿弥陀脳症は中枢神経系の慢性脱現実化疾患であり、体内現実性の異常病変が多発するのが特徴です。高現実性が脳に及ぼす影響から、意識障害、呼吸困難などの脳症様の症状で発症することが多く、新生児期の急性期は重篤になります。体内の現実性は第3世代のヒトであれば、通常1.30Hm〜1.35Hm程度が認められていますが、当該疾患の患者は個体差が見られるものの、最低32〜50Hm程度の現実性を有しています。これらの高い現実性は物理的な肉体の崩壊をもたらしますが、患者の主観的には曖昧な高い高揚感を与えると考えられています。現実改変の制御が困難であることに加え、知的障害の傾向などから生涯にわたる収容が必要です。
患者の外見的要素は非常に流動的になります。高現実性がもたらした肉体の崩壊は、物理的には腕部の個数の異常となって表現されます。この奇形器官は3〜42本生じ、疾患の進行度が高いほど数が増える傾向にあります。生後数日の上で生存し、急性期を脱するとこの疾患はさらなる段階に到達します。現実性のほとんどが腕部に集中し、低現実空間腫瘍に類似した状態を示し始めます。これは現実的に曖昧な部分を身体のいずれかに生じさせることになり、脳や中枢神経系にそれが及んだときには筋緊張の低下、衝動的行動、注意欠陥、自閉症様行動など行動面での異常を示すようになります。曖昧になった空間は、その低現実性が保たれている限り致命的な症状をもたらさないものの、阿弥陀脳症の特徴である部分的に高い現実性を保つ部位が存在する、ということがそのような症状をもたらすと推測されています。このことについては未だ未確定な部分も多く、またサンプルの不足から十分な研究が行われていません。現在のところ判明しているのは、互いに異なった現実性を持つ空間同士は明確な境界線、独自性を持ち、体内で斑状に状分布するものの、現実性の浸透圧や内臓作用などによって定期的にかく乱されることです。低現実性空間腫瘍は身体内部において深刻な障害を引き起こすものの、外部に漏出する可能性は極めて低いと見られています。高い現実性を獲得した腕部は現実改変能力を有します。これは患者本人の考え方とは独立したものであり、以下のような用途にのみ用いられます。
- 一定の周期で1Hmから逸脱した周囲の空間/ヒトのヒューム値を調整します。現実性の浸透圧作用と体内の現実ポンプがこの現象と関係していると推測されています。
- 新生児期のみに見られる直立歩行と明瞭な発言(主に自己言及的な内容)。同定のためのもっとも顕著な現象。
- 周囲にいるヒトに多幸感を感じさせます。これは患者の肉体を中心に半径3m以内の領域においてはもっとも顕著であり、最大10mでも多幸感は感覚的に理解されます。
- 50〜100Lxの発光を行います。
原因: 1998年以降の大衆認知の拡大、パラテクノロジーが広く普及したことによる異常存在の膾炙が主な要因と考えられています。ヒトの世界的な体内現実性の増加は人々に現実改変能をもたらしましたが、それに伴って増大した異常を持つ疾患によっては、自己へ危害を及ぼす現実改変能力の暴走が発生するようになりました。阿弥陀脳症はそれらを部分的に制御するための機能的役割を果たしていると考えることができます。最初期の阿弥陀脳症の発見は、東南アジアや中国でよく見られました。これらの国々は仏教思想の浸透した地域であり、それと最初期の阿弥陀脳症の患者が多く見られた理由は結び付けて考えられます。これは「人々が救済者を望んだ」という点において財団医療部門の合意を得ています。
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氏名: 藻咲 紺
患者番号: 6943710
性別: 男性
血液型: AB型
病名: 遠位型物語性収斂症
概要: bug HD guy they to do it do t to day if Ty uh dry go do he go or get a ride h it yet ?
なんで「戸江 凌の人物像/容姿/性格/性別に対する言及は現在まで存在しません。」ってなってるの?
彼/彼女は自身のことを嫌いすぎたから。(もっと自分を大切にして…)
なんで「彼/彼女の人物像/容姿/性格/性別/氏名は剥奪されました。」ってなってるの?
ちゃんと支配下に置くため。無力化時の泥犂索莫的攻撃とY-909ガスがちょっと強かったのかも…(ごめん…)
离线叙事迁引终端.归演绎部所有的由普罗米修斯实验室自主研发,而后被基金会逻辑部采用的超形上学仪器。用于令物体来往于现实叙事与断裂的平行叙事之间。
- 空想科学部門、演繹部門、サブカルチャー部門など。
- 音波や文章などの媒体に依存せず、それ自体が波動的/テレ思念的に伝搬していく性質を持った異常なミーム類の総称。
- 彼/彼女の人物像/容姿/性格/性別/氏名は剥奪されました。現在、職務遂行の為██が与えられています。
- 物語改変終了首枷Narrative Paraphrasing Shutdown Choker
- 異常疾患による社会への影響を懸念し、2020年後半に策定された枠組み。非異常なもの含む疾患のうち、「1. 現代科学において解明不可能な原理に基づいている」「2. 治療の可能性を期待できるもの」「3. 他者に少なからず影響を及ぼす異常性を有していること(感染性を持つことも含む)」「4. 財団の収容が必要であると考えられるもの」の4要項を満たすものと定義され、財団医療部門特別委員会の過半数の賛成により財団指定難病として指定される。
- Designated intractable disease of Foundation
- 正式名称: 遠位型物語性収斂症候群
せめてSCP記事残したいなら意識しておいていいポイントrev.3より byFennecist
少なくとも読まれるSCP報告書書くなら抑えたいことを列記
読まれるというのは、読んでもイライラさせず、voteに関係なく少なくとも最後まで見てもらえる、というニュアンスです。
- 警告文は使ってもいいけど、やたらめったら長くしない。できるだけ簡潔に、装飾が華美すぎない程度にする。ACSが出る前のカクタスフォーマットくらいがちょうどいい。
- かっこつけようとして"読みにくい"CSSテーマ使うな。そのイカしたテーマで報告書が読みやすくなるのか? やりすぎてJpopみたいなフォーマットにしたらdvは避けられない。
- できるだけ印象的な画像を冒頭に持ってこよう。
- オブジェクトクラスは収容の目安・指標なので、特殊クラスは収容難易度に絡みかつ収容方法が制限されすぎないものを選択する。ACSを採用するなら、ThaumielもSEKなどの収容と関係するクラスと併用するのがよさげ(Thaumielだけではそれそのものの収容難易度が把握できない)Axiomみたいなのは正直ダメ(記事のラスト付近での盛り上がりで使うならいいけど、初っ端使うのは良くない)
例(あくまでもFennecistのカノン)
Euclidを中心にすると、基本的に以下の7+1でどうにかなるはず
↑比較的安全かつ収容が容易
Neutralized: 無力化しているので特別な収容は必要ない
Nagi: 無力化しているけれど収容を続行しないといけない
Safe: 低い収容難易度
Euclid: 中程度の収容難易度
Keter: 高い収容難易度、あるいは収容も出来ないので隠蔽しないといけない
Tiamat: 収容ができないこともないが全力を要する
Apollyon: 収容の意味がない
↓比較的危険かつ収容が困難
Archon: 敢えて収容はしない
微妙に思う例としては、Da'aS ElyonはKeterかArchonと被っていて、隠蔽方法が指定されてしまっているので微妙。それは後者2つのオブジェクトクラスに指定して、特別収容プロトコルで隠蔽方法を詳述すればいい。
- ぶっちゃけ特別収容プロトコルは読み飛ばされることが多いが、しっかり書こう。果たしてその収容方法で良いのかよく考える。Neutralizedならあんまり書く必要はない(かつてのプロトコルを参考に載せておくくらいはしておいていいかも)。
- 説明はあくまでもオブジェクトの状態や性質の説明であることを念頭に置き、発見経緯や実験記録などはできるだけ補遺以降に書く。
- 当たり前だけど、文章の主語述語に気をつける。"おります"などの口語的表現も使わない。
- 大抵意外性のある情報は財団視点でも断定できないようなことが多いので、説明に書いてないと不自然になっちゃう場合は未確定の異常性などとして、実際にそれが登場する補遺などの別情報を参照するよう促すと不自然は減る。
- 時間のかかる演出は極力減らすか、使わない。折りたたみ開いてから10秒くらいして内容が表示される構文あるけど、あれなんて特に最悪だと思う。
- ハブに情報をまとめるのは、意外と読みにくい(各ハブを読み終わってからいちいち上に戻らないといけないのが手間になる)ので、おすすめはしない。
- 折りたたみもなるべく使わない方がいいのかもしれない。少なくとも乱用はしない(短い記事と思って開いてとんでもない長文が隠されていたりすると、読み手はげんなりしがちだし、なんども開かなきゃいけないとシンプルにだるい)。機密性の高い情報などを閉じておくくらいがよさげ。
- 各補遺をセクション分けと考えると、起承転結のような「話の流れ」を非常に作りやすい。例えば説明-発見経緯が「起」、その後に続くインタビューや実験記録などが「承」、インシデントなどの何かが起こってしまう部分が「転」あるいは「結」。パートにわかれていると読み手もストーリーを把握しやすい。
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