クレジット

タイトル: SCP-574-JP -
著者: ©︎08sr_
作成年: 2022

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Item #: SCP-574-JP

Object Class: Safe

Level 2/574-JP

Restricted

特別収容プロトコル: SCP-574-JPは自身の保有する隠蔽性により自己収容状態であると見做されています。超常証跡データベース¹によってSCP-574-JPに関する情報を収集します。SCP-574-JPの担当職員は、574-JP指定路線を保有する鉄道会社に駅係員、運転士および車掌として配属されます。

自分自身で自分及び自分に関する情報を隠蔽してる。反ミームではないと思う。記憶補強薬いる？

説明: SCP-574-JPは大阪府██市の██駅に隣接する██踏切で起こる異常な現象を指します。

SCP-574-JPは19██年に設置されてから20██年に財団がその存在を認識、隔離措置を講じるまでの約██年の間地元住民により利用されていましたが、その特異性が設置後どの時点から発現したのかは不明です。

人型実体(これ以降、SCP-574-JP-1と呼称)が飛び込む。認知改変？現実改変？ダイヤの乱れも発生しない。駅関係者(これ以降、SCP-574-JP-2と呼称)のみしか認知できない。官僚災害？毎回遺体が残る。

SCP-574-JPにおける不定期に発生するループ現象はいくつかのステップに分割され実行されます。以下がその詳細です。

ステップ	詳細
1	SCP-574-JP-1が踏切前に出現し、侵入を試みる。
2	SCP-574-JP-2が運転する列車が踏切に侵入し、SCP-574-JP-1が轢かれる。
3
End	SCP-574-JP-1の遺骸が線路内より片付けられ再度「1」へと戻る。

補遺574-JP.1:
虚構災害と膾炙

以下は██駅構内に存在するの公衆トイレ内に設置されて？？の内容です。該当箇所のみ抜粋しています。

「……なるほど、そういう事でしたか。道理でメモに何も書かれていない様に見えたわけですね。火で炙れば見えるタイプのインク……ふむ。まあそれは置いておきましょう。それより、ここ2週間ほど無菌室に滞在していてオリエンテーション直前の連絡では健康そのものだった博士が、オリエンテーション開始直後に体調を崩し、メモに書いてあった通りの症状を示している。博士の仰る通りの状況が確立されていたなら虚構災害が発生したと見て良いでしょう。特殊なインクや認識災害処理などによって通常では見えない"隠された文字"であっても記述の条件を満たす可能性があると判明したのは収穫ですね。」虚構のオリエンテーションより

認識災害と見たり聞いたりする事＝認識によって発生する影響

████は
死に方に関する記述

財団の虚構学者は上記の物語を核とした虚構災害²が発生している可能性を指摘しています。

補遺574-JP.2:
倫理委員会による判断

人型実体が助かってNeutralized化…？
他所で同様の現象が確認される