アイテム番号: SCP-2679-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-2679-JPはサイト-81〇〇に安置されます。実験停止中のため、許可がない場合は誰もサイト-81〇〇に近づけては行けません。
説明: SCP-2679-JPは、標準的な見た目をした掛布団と敷布団です。このオブジェクトは東弊重工で発見されました。異常性は掛布団をかけたときに発生します。対象が好む適温に布団内が保たれ、対象は極めて良質な睡眠をとることができます。睡眠があまりに心地いいためか、大多数の人間は脳の働きが一時的に低下する事が確認されているため、当オブジェクトを使用した実験にはクリアランスレベル3以上の職員3人の許可が必要です。
補遺:実験記録-2679-A 日付:20〇〇年8月18日
Dクラスを用いた実験。Dクラスに持たせた機器が23℃を記録。Dクラスは極めて良質な睡眠を主張。また機器が安定した脳波を発したことを確認していたことから、この情報は信用していいものと思われます。まだ寝ていたいというDクラスの切実な頼みは調査員によってあっさり却下されました。
以下はインタビュー記録です。
回答者: [D-2679-1]
質問者: [██博士]
<記録開始>
D-2679-3 だってしょうがないだろ!俺らはずっと働きっぱなしだ!休養の一つや二つほしいんだって!寝か> せろよ!
██博士 それはつまり、「サボる」ということですよね?
D-2679-3 そうだよ!とにかく休ませてくれ!
██博士 わかりました。次の実験対象もあなたということで伝達しておきます。ところで、今日は何月何日でし> たっけ?
D-2679-3 あ?え、えぇっと…忘れたな。
<記録終了>
その後、D-2679-3が暴れだしましたが、彼にCクラス記憶処理を施したところ、症状が消えたため、SCP-2679-JPには強い依存性がある可能性が検討されました。
- portal:6919258 ( 12 Oct 2020 11:50 )

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