風の便り

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回収されたSCP-XXX-JPの1つ

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Safe

特別収容プロトコル: これまでのところ、異常性を保持した状態のSCP-XXX-JPの収容には至っていません。 現在、SCP-XXX-JPはサイト-81██の低危険度物品収容ロッカーに、不透明なプラスチック製カバーに入れられた状態で保管されています。生殖可能年齢にある職員1がSCP-XXX-JPと接触することは許可されません。また、担当職員は麻疹・風疹ワクチンを含むワクチン接種歴の明らかな者に限定されます。

説明: SCP-XXX-JPはA6サイズの罫線シートに赤黒いインクで書かれた手紙であり、その内容は「私は私たちを許さない。」の一文のみです。████県において、20██年から20██年の間に先天性風疹症候群児の出生件数が異常高値を示し、その原因を精査する過程でSCP-XXX-JPは財団に発見されました。以下に記すSCP-XXX-JPの説明は、過去にSCP-XXX-JP-Aであった複数の元妊婦からの聴取に基づくものです。

SCP-XXX-JPは████県周辺に在住の妊婦の自宅郵便受けに、差出人不明の状態で送付されます。SCP-XXX-JPが入れられていた封筒にはいずれも宛先が記載されておらず、切手も貼付されていません。

SCP-XXX-JPの影響を受けた妊婦(SCP-XXX-JP-A)から生まれる新生児は、先天性風疹症候群の症状を呈した状態で出生します。この現象は、SCP-XXX-JP-Aの妊娠週数や妊娠中の風疹の既往に依らず生じます。多くの場合、児は奇形であり、先天性の心疾患と難聴、白内障を有します。通常の医療介入によって生存は可能ですが、SCP-XXX-JPによる先天性風疹症候群の重症度は高い傾向にあり、重篤な心疾患等に起因する死亡例が多数報告されています。

児の診断からおおよそ1週間以内に、SCP-XXX-JP-Aは自発的に、自らが受け取った手紙と同様「私は私たちを許さない。」という一文のみを便箋やメモ用紙に記し、封筒に入れ投函します。この際に用いた用紙・ペン・封筒自体に異常性はありませんが、筆記中においてペンのインクは元の色に依らず血のような赤黒い色に変わります。また、SCP-XXX-JP-Aが手紙を記し投函した動機について、「許せなかったから」という答えが一様に得られています。

上記の過程が連鎖的に生じることで、████県における先天性風疹症候群の異常発生に繋がったと推察されます。現在財団では、開封後のSCP-XXX-JPを26通回収しています。これらに上記の異常性は確認されず、SCP-XXX-JP 1通の影響対象は妊婦1人に限定されると推測されます。SCP-XXX-JPの異常性への曝露の契機2は不明です。
 
 
補遺XXX-JP-1: SCP-XXX-JP-Aあるいはその肉親等が反ワクチン団体[削除済み]に所属しており、SCP-XXX-JP-Aのいずれもが麻疹・風疹ワクチンの接種を受けていないという共通点が判明しました。
 
補遺XXX-JP-2: SCP-XXX-JPは20██年██月██日、████県████市在住の花園氏の自宅で確保されました。「手紙を読むなと知らない女が騒いでいる」という花園氏の夫からの通報を受けた警察が、花園氏と揉めている風間氏とSCP-XXX-JPを確保・回収しました。████県警に潜入していた財団エージェント主導のもと、SCP-XXX-JPはサイト-81██へ輸送されました。以下は、風間氏に対するインタビュー記録です。
 


 

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