草稿『目隠しをした』
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの概要を理解する際、各自職員は当報告書を自ら読む必要があります。SCP-XXX-JP-A以外の人物による説明、通達など間接的な情報伝達は無効です。オブジェクト報告書はSCP-XXX-JP-Aによって作成されます。

SCP-XXX-JPを発見する為、カバーストーリー″都市伝説″が流布されます。SCP-XXX-JP-Aと思われる人物が発見され次第、ただちに人物は特定され、インタビューを受ける必要があります。この場合、発見されるSCP-XXX-JPの収容は当人物を利用して行ってください。

財団内部では全職員に対し、勤務しているサイト内の職員人数が定期的に確認されます。この措置を成立させる為、職員は事前にサイト内の職員人数を各自確認してください。SCP-XXX-JP-Aと判断される職員は迅速に報告し、発見したSCP-XXX-JPを収容する必要があります。

説明: SCP-XXX-JPは異常な反ミームを保有する人型実体群です。SCP-XXX-JPをなんらかの感覚器官によって認識していない条件下にある場合、一部例外を除いた当実体に関する記憶は全て消滅します。SCP-XXX-JPを認識した時点でこれらの記憶は人物に違和感を与える事なく復元される事から、この反ミームから人物の異常行動が引き起こされる確率は極めて低いです。この為、記憶補強剤は実体を感知する直接的な手法にはなりえません。

この反ミーム的性質には例外があり、SCP-XXX-JPが行う自らの目元を手で隠す動作1を肉眼により直接認識した人間2は、動作を行ったSCP-XXX-JP実体に関する記憶を保持する事が可能となります。また、SCP-XXX-JP-Aに動作を視認された実体に関する情報は、対象が提供する場合において全ての人間による記憶の保持が可能です。

SCP-XXX-JP-Aは全て、実体の当動作を認識した以後七日間、一日毎に変化する異常な症状を見せます。以下は一連の症状を簡潔に記述したものです。

一日目
対象は心的に不安定な態度を示す。この態度に根拠は見られない。

二日目
対象に軽度な感覚過敏の症状が認められる。慣れにより聞き取れない程度の環境音や微細な汚れをも認識する。

三日目
対象による瞬きの頻度が急激な増加を示す。この変化は対象の感じ取っているストレスを考慮しても異常な増加であると指摘されている。対象は多くの場合布の目隠しを要求する。

四日目
対象は幻覚の症状を訴え始める。またこの時点から対象の供述に矛盾または理解不能な物が見られる。この為、インタビューは対象がSCP-XXX-JP-Aとなってから三日以内に行う事が適切とされている。

五日目
対象の半数は夢中に黒い布で目隠しをしたSCP-XXX-JP3が現れた事を報告する。他半数は支離滅裂な報告を行った。全ての対象は過去身についていた習慣が見られなくなり、また以前には見られなかった目元を手で隠す癖が確認される。

六日目
対象は言語能力及び運動能力を失う。この時対象は一般に、座り込み無意味な叫び声をあげる。叫び声をあげる意図は不明。

七日目
対象は姿を消す。

どのような状況下でもSCP-XXX-JP-Aの消失は行われる為、対象の保護収容は無意味と判断されています。消失した対象は現在も捜索が行われており、発見した職員は即座に報告を行って下さい。 度重なる誤報告の為、今後における報告はサイト司令部による認可を得る必要があります。

補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]


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