患者のことを第一に考える医師

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の標準人型実体収容室に収容してください。その他の収容手順は概ね人型オブジェクトの収容手順に則りますが、食事の提供などを行う職員はDクラス職員に限定してください。SCP-XXX-JPの治療行為を受けた人物に対するインタビューは禁止されます。

説明: SCP-XXX-JPは30代程と推定されるモンゴロイド系の男性です。SCP-XXX-JPは職業を医師であると自称しています。

致命傷1を負った人物(以下患者と呼称)がSCP-XXX-JPの視野内に存在する際、SCP-XXX-JPは自身の異常性を活性化させ救命行為を行います。この際、救命行為を行う際に必要な物品2は全てSCP-XXX-JPの手元に出現します。この現象のプロセスは解明されていません。

SCP-XXX-JPは███ワールド3にて行った救命行為が財団の目に留まり4、その後別事案で救命行為を行っていたところを確保されました。

以下は過去にSCP-XXX-JPによって行われたと考えられていて、SCP-XXX-JPも行ったことを肯定している救命行為の特筆すべき点のみを抜粋したリストです。完全版はSCP-XXX-JP異常活動記録一覧を参照してください。

番号 場所 対象 症状原因 治療行為詳細 結果
-1 デパート 70歳男性 持病 薬剤を投与 男性は症状を一時的に緩和させた。
-16 遊園地 21歳男性 ジェットコースターからの落下 様々な臓器の移植・輸血 SCP-XXX-JPが途中で行為を停止。その場で男性の死亡が確認された。当該事案より財団はSCP-XXX-JPに対する調査を開始した。
-18~-21 国道██号線 27歳女性・82歳男性・44歳女性 自動車同士での正面衝突 27歳女性に対する肝臓移植・輸血・縫合 SCP-XXX-JPが27歳女性に対する救命行為を終えた際既に残り2名は死亡。当該事案発生時に財団はSCP-XXX-JPを確保した。

以下はSCP-XXX-JPに対して行われたインタビューの記録です。

インタビュー記録XXX-JP-1

対象: SCP-XXX-JP

インタビュアー: エージェント・白崎

<録音開始>

エージェント・白崎: こんにちは、SCP-XXX-JP。

SCP-XXX-JP: その呼び方はあまり好きではありませんが、慣れというのは恐ろしいものですね。そう呼ばれることが当然のようになっている。出来れば早くここから出していただきたいですね。

エージェント・白崎: 残念ながら現状ではあなたをここから出すことはできません。

SCP-XXX-JP: ええ、残念ですよ。それで、本日は?

エージェント・白崎: あなたの異常性・・・能力と言った方がよろしいでしょうか。

SCP-XXX-JP: 私の力、と言いますと。

エージェント・白崎: あなたが救命行為を行う際、必要な物品があなたの手元に出現することについてです。

SCP-XXX-JP: ああ、そのことですか。それなら簡単ですよ。救いたい、救わなければいけない、そう念じると気づいたら手の内にあるんですから。その力が治療道具以外にも使えたらよかったんですけど。

エージェント・白崎: 治療器具以外は出せないのですね。それ以外に能力に特筆すべき点は?

SCP-XXX-JP: ああ、それなら。臓器だけは、出所がはっきりしていて。まあ、あなた方に言うべきことではありませんよね。

エージェント・白崎: その出所について教えていただくことは可能でしょうか。

SCP-XXX-JP: うーん、厳しいですね。

エージェント・白崎: そうですか。インタビューを終了します。
<録音終了>

終了報告書: 臓器の「出所」に関する調査が開始されました。

補遺: SCP-XXX-JPの治療行為を受けた人物について調査が行われた結果、調査対象の██%が自殺もしくは自殺未遂を行ったという事実が明らかになりました。以下はSCP-XXX-JPによる治療行為5を受けた██ █氏6の遺書です。

遺書



(遺産に関する文言や家族、友人への謝罪など重要度の低い部分を割愛)

馬鹿馬鹿しいとは自分でも思うけど、自分が助かったからおじいちゃん7が死んだっていう感覚が日に日に大きくなるの。

正直仕事とか姑とか関係で結構疲れてた。おじいちゃんは子供の時から変わらなかったから、無意識に心の支え> にしてたのかもしれない。

おじいちゃんが死ななくても死んでたと思う。死ぬのが少し早くなったくらいかな。

改めて、さようなら。

██ █8

この遺書を受けSCP-XXX-JPの救命行為を受けた人物の親族について調査が行われた結果、すべての例において財団が調査を進めていた臓器の消失による死亡者が1人以上存在していました。これに伴い、SCP-XXX-JPに対し緊急インタビューが行われました。

インタビュー記録XXX-JP-2

対象: SCP-XXX-JP

インタビュアー: エージェント・白崎

<録音開始>

SCP-XXX-JP: おや、急にどうしたのですか?

エージェント・白崎: あなたの言っていた臓器の出所が判明しました。

SCP-XXX-JP: そうですか。

エージェント・白崎: あなたは親族の臓器であることを理解しておきながら、施術を行ったのですか?

SCP-XXX-JP: はい。それが何か?

エージェント・白崎: 問題があるとは考えなかったのですか?

SCP-XXX-JP: 目の前に救える命があるんですよ?親族の臓器なら移植しても拒否反応を起こしづらい。実に合理的じゃないですか。

エージェント・白崎: しかしあなたの行為は倫理的に

SCP-XXX-JP: (エージェント・白崎の発言を遮るように)倫理で人は救えますか?あなたたちがどのような組織なのかは知りませんが、人の命は救っていないでしょう。こういうことをしている時点でね。私は医師なんですよ。

エージェント・白崎: …インタビューを終了します。

<録音終了>

オチを無限救命ループにする


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ページ情報

執筆者: Dr_kuronecko
文字数: 3703
リビジョン数: 21
批評コメント: 7

最終更新: 09 Jul 2022 02:24
最終コメント: 28 Mar 2021 07:52 by yzkrt

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