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アイテム番号: SCP-2619-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-2619-JPへの立ち入りを行う際には認識補強剤の服用が義務づけられます。旧SCP-2619-JP-Aたちには軽度の社会復帰プログラムを適用し、完了し次第クラスA記憶処理を施し別集落の住民として解放してください。
説明: SCP-2619-JPはかつて新潟県██村と呼称されていた区域です。██村名義での公的手続きなどは2016年2月17日までは通常通り行われていました。
SCP-2619-JP内に存在する人物に対しSCP-2619-JPは異常性を発現します。以下SCP-2619-JPの異常性に曝露した人物をSCP-2619-JP-Aと指定します。SCP-2619-JP-Aは自らの安全に固執し、極力リスクを回避しようと行動します。この時、SCP-2619-JP-Aは通常物理的・精神的に不可能な行為も行いますが、その行為を実行させるための肉体的強化などは確認されていません。通常この影響はSCP-2619-JPから退出しても継続されますが、退出後の影響は解除されやすくなるなど弱体化されます。
SCP-2619-JPはかつて同じ時間を繰り返すオブジェクトとして収容されていましたが、現象に不自然な点が散見され、その後行われた調査により現在の異常性が発覚しました。
以下はSCP-2619-JPの異常性に関する調査の際に行われた長谷川 ██氏に対するインタビューの記録です。
対象: 長谷川 ██氏
インタビュアー: エージェント・坪川
<録音開始>
(内容に直接関係しない部分を省略)
エージェント・坪川: あなたがたの村について、お伺いしたいのです。
長谷川氏: はい。でも、あなた方ににお話しできることはあまりありませんよ。
(過去のSCP-2619-JPの情報と重複する内容のため省略)
エージェント・坪川: 我々は、あなた方が「繰り返している」と言っていることが完全な繰り返しでないことを知っています。そしてそれがおそらく繰り返しでないことも。どうか、本当のことを教えていただけないでしょうか。
長谷川氏: あなた方はどこまでご存じなんです?
エージェント・坪川: あなたがたの繰り返しが嘘というところまでです。
長谷川氏: そうですか。お話しましょう。はじまりは数か月前のことでした。私たちの村に、彼らが現れたのです。
エージェント・坪川: 彼ら、とは?
長谷川氏: どのような組織なのかは分かりません。確か建築業者と名乗っていました。今思うと、その時点でおかしかったのかも知れません。工事なんて必要なかったのに。その結果、あの事故1が起きて。本間のおじいさんが目の前で。
長谷川氏: 彼らが言っていたのを聞いたんです。今日起きたことを私たちはすっかり忘れる、それにあいつらはずっとそれ以外の今日に閉じ込められる、って。私も言っている意味が分かりませんでした。
長谷川氏: そのことを村長に伝えたら、私たちがずっと今日を繰り返すことになるって。結局そうはならなかったんですけど、翌朝、村長が村のみんなを集めて言ったんです。あいつらはきっとまた来る。だから知らない人間が来たときは、昨日の真似をしよう、って。
エージェント・坪川: それが不可能、またはおかしいこととは思わなかったのですか?
長谷川氏: 今考えるとそう思います。でもその時は誰も冷静な判断が出来なかったんです。彼らが設置していった防犯カメラでその日の行動は見れましたし。きっとみんなも、人が来る日なんてめったにないと思っていたのでしょう。でも、違いました。
エージェント・坪川: 何かあったのですか?
長谷川氏: 何者かが村にやってきて、監視カメラを置いて去っていきました。彼らがあの建築業者だと思うと、我々には繰り返しを演じる事しかできませんでした。あなた方は私たちをあの業者たちから守ってくれるのですか?
エージェント・坪川: はい、できる限りのことは。
長谷川氏: ありがとうございます。
<録音終了>
終了報告書: その後SCP-2619-JP外で旧SCP-2619-JP-Aに対してインタビューを行い、同様の情報が得られたため現在の特別収容プロトコルが制定されました。またSCP‐2619-JPへの収容は一部過度なものでした。これはSCP‐2619-JPの異常性を担当チームが多少受けていたためと考えられています。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6856613 (20 Sep 2020 02:05)
郡です。
同じ時間を繰り返す共同体、というものではすでにSCP-619-JPという前例があります。その他にも町などを舞台にした記事は多いので「都市」などのタグで検索をかけてみるといいと思います。
先に挙げた記事と比較すると、この下書きは要素が薄く感じます。スポイラーの中身を読み解いても、得られる情報が「殺人があった」で終わってしまい、そこからバックストーリーなどの深みに発展していく要素がないためです。また、単に殺人を隠ぺいするためだけにここまで大がかりな藻を用意するか?といわれると少しここも疑問です。
ただ、短くあることが意味のある記事だとも思います。ここで「じゃあ要素を足そう!」とインタビューをむやみに足してみたりしても恐らく619-JPの焼き増しのような形になってしまうでしょう。なぜここまで大がかりな異常性をもって殺人を隠すのか?実はもっとおぞましいことが内部で行われているのではないか?とより深いところまで想像力を働かせることのできる要素をちりばめることできれば、この下書きは十分魅力的になると思います。
yzkrtさん、批評ありがとうございます。
圧 倒 的 恥
修正いたしました。
私としては「そんなことで住民全員閉じ込めたの?」みたいなものを目指していたのですが逆に薄くなってしまいましたか・・・
もう少し深い要素を見せるふりをして今の結論に落とした方が「そんなことで」感が出て良いですかね。
考察が必要な記事だけに「頑張って考察したのに驚くような結論が待ってなかった……」となってしまう印象です。上に挙げた619-JPよ他の都市記事が舞台が大きいだけに濃厚な記事であることが多いのもちょっとがっかり感の原因です。結論をそのままにするにしても、もうちょっとワクワクしながら考察できるだけの雰囲気は欲しいですね。
yzkrtさん、何度もありがとうございます。
もう少し謎を大きくする方面に改稿を行います。
Footnotesの3が敬体ではなく常体となっています。わざとかとも考えましたが、違和感を感じるので変えた方が良いかと思います。
Pineapple1703さん、批評ありがとうございます。
見逃しておりました。修正いたしました。
大規模改稿を行いました。
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。
Technical Moderator of SCP-JP
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。