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誤伝達部門より通達
本ファイルに記述されている内容は一部不確実な部分が含まれます。また本ファイルの更新、本ファイルに記述されている事柄に関する提言は禁止されています。
— 瀬戸博士 誤伝達部門日本支部
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの周囲を覆うように収容エリアXXX-JPが建設されます。収容エリアXXX-JP付近には常時警備員3名以上を待機させ、財団関係者以外の立ち入りを阻止してください。財団関係者の収容エリアXXX-JPへの侵入にはレベル3以上の職員2名の許可が必要です。現在SCP-XXX-JP報告書の閲覧は禁止されています。
説明: SCP-XXX-JPは██県██市に位置する二階建ての建造物です。外見上は一般的な住居用建造物と差異はありません。
SCP-XXX-JP内部では複数の異常現象が確認されています。現象群にはそれぞれSCP-XXX-JP-1~50までそれぞれナンバーが振り分けられていて、現象群の中で最も甚大な被害をもたらす現象はSCP-XXX-JP-1に指定されています。
SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPに関係した人物が死亡する現象です。この現象はSCP-XXX-JPに関係した人物の約██%に発生しています。SCP-XXX-JP-1によって死亡した人物の概要は以下の通りです。
・財団による収容以前、SCP-XXX-JPに内部「肝試し」と称し侵入した小学生3名。
・SCP-XXX-JPの所有者に対し指導を行った市役所職員2名
・SCP-XXX-JPの異常性に関する提言を行った職員1名、及びそれを記述した職員2名。提言の内容の閲覧は許可されない。
・SCP-XXX-JPの報告書を閲覧し更新を行わなかった職員52名。
・その他、SCP-XXX-JPに関係した業務を行った職員24名。
当初SCP-XXX-JPは「関係した人物を不明な方法で殺害するオブジェクト」として捕捉されました。そのため、捕捉時点で生存していたSCP-XXX-JPの所有者である明智 ██氏に関する調査が行われました。以下は調査の一環として行われたインタビューの記録です。
インタビュー記録XXX-JP
対象: 明智 ██氏
インタビュアー: エージェント・青山
<再生開始>
エージェント・青山: インタビューを開始します。よろしくお願いします。
明智氏: はい、よろしくお願いします。
エージェント・青山: 早速ですが、お聞きします。あの家はいったい何なのでしょうか。
明智氏: あれですか。あれは幽霊屋敷です。私が住んでいた時からね。
エージェント・青山: 幽霊屋敷、ですか。我々の方では関わった人物が死ぬことしか存じ上げていないのですが、他に何か起きるのでしょうか?
明智氏: いや、それは、ですね。とにかく、あそこは幽霊屋敷なんですよ。大体50個くらい色んなことが起きます。
エージェント・青山: 具体的にどのような現象が発生するのでしょうか。50個もあるとなれば、全てを記録しなければなりません。
明智氏: えー、教えられないです。
エージェント・青山: そうですか、残念です。
<再生終了>
終了報告書: 明智氏はSCP-XXX-JPに関する更なる情報を有していると考えられます。しかし本人が協力的で無いため、強制的に情報を引き出す必要性があると考えられます。現在、明智氏に対する自白剤の使用が申請されています。許可されました。また、このインタビューが行われたのちにエージェント・青山はSCP-XXX-JP-1によって死亡しました。
上記インタビューの行われた6日後、許可に基づき自白剤を用いたインタビューが行われました。この際明智氏が証言した内容は2日前に職員によって行われた提言と同様の内容であり、またこれにより明智氏は死亡しました。内容は情報災害を引き起こす可能性があるため記載されません。
以下は財団職員によって発見された、SCP-XXX-JP-1以外の現象の抜粋です。完全なリストは現象リストSCP-XXX-JPを閲覧してください。
番号 | 現象 | 付記 |
---|---|---|
-2 | SCP-XXX-JP内に設置された固定電話が着信する現象。 | 発信元の電話番号に関する記述や固定電話の状態に関する記述は不用意な職員の喪失を招くため禁止されている。 |
-3 | SCP-XXX-JP内部に存在する食器類が浮遊する。 | 職員によって誤って追加された情報であった。追加した職員はSCP-XXX-JP-1によって既に死亡していた為処分は行われなかった。 |
-34 | SCP-XXX-JPに立ち入った人物がつまづく現象。つまづいた人物は「何かに足を引っ張られたようだ」と証言する。 | 追加調査の要望は全て却下される。 |
-50 | SCP-XXX-JP内部で絶えず「4分33秒」が流れる。音源は不明。 | 更新を行った職員、またこの情報が記載された以降のリビジョンを閲覧した職員がSCP-XXX-JP-1によって死亡した事例は確認されなかった。このため、現在オブジェクトクラスをEuclidに再分類することが検討されている。 |
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4分33秒はオチとして機能しているか
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- portal:6856613 (20 Sep 2020 02:05)
拝読しました。
プライドの高い幽霊屋敷、というコンセプトはなかなか好きかもしれません。50個と区切りが良いのか半端なのか分からない数なのも、オブジェクトの性格だったりするんだろうなぁ、と。
しかし、私はスポイラーを読んでようやくそれが分かりました。
スポイラーの中の情報を読まない状態では、「ただただ関係者を殺すだけのオブジェクトでは?」、「報告書を読んだだけでアウトならば、この報告書は対策済みなのか? オチがどこかに隠されてるのか?」 と、考えてしまいました。
物言わぬ幽霊屋敷のプライドやそれを解明した職員の働きなど、もう少し、報告書内に記述が欲しいかと思います。
to_o_shake様、批評ありがとうございます。
やっぱ誤伝達部門って難しいですね、伝えられるよう改稿を頑張ってみます。
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。
Tech Cap. of SCP-JP