真逆の苦悩

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よくある平凡な人生を送ってきた。いや、平凡を装っていたという方が正しいだろうか。皆俺のことを平凡な人間だと言う。これと言って特徴のない影の薄い男だと言う。

俺のもとにたまに訳のわからんサラリーマンが訪ねてくることがあった。押し売りでもないような、常識的なのに来る理由が常識的じゃない奴ら。どうやらあいつらは異常らしかった。俺はそいつらが得体が知れな過ぎたから適当に対応して追い返してた。

一回だけサラリーマン風の男が紙袋の中に爆弾を入れて持ってきたことがあった。その紙袋が爆発しても、誰も俺のことを疑わなかった。常識的で、まともな奴と思われていた。それが嫌だった。

ある日急に財団とか名乗るやつらが家にやってきて、俺のことを施設に連れて行った。俺は今もそこにいる。こいつらだけが俺を異常だと認めてくれる。

奴らの話を盗み聞いていると、色々なことが分かった。俺のいるここがSCP財団という組織のサイトなんちゃらであること、あいつらは俺みたいな異常を社会から隠そうとしていること、俺は隠すのが難しいから他の奴らより若干待遇がいいこと。尊敬とは少し違うが、結果PCとかもらえてるしまあいいだろう。

別にPCを使うときはあいつらの許可が必要、みたいのがないから自由にネットサーフィンできる。あいつらの存在を明かさないことが条件だが。

そこで面白そうなものを見つけた。SCP財団と大きくトップページに書いてあるサイト。色々問い詰められそうだからあいつらには教えない。

そこでは報告書調の物語を投稿できるようだった。俺のことが乗ってなかったから、多分本当にただの作品投稿サイトなのだろう。

そこで思った。今俺は現実の方でSCP財団に収容されている。なら、この創作世界で自分をモデルにしたバリバリにかっこいい奴を作ろう。

俺をモデルにするんだから、見た目は平凡な人間じゃなくして、身長は4mくらいにしよう。俺のところを訪ねてくる奴は、サラリーマンじゃなくてバチバチに狂ってるやつにしよう。あとは適当に強い機能をつけておこう。

その大雑把なアイデアが洗練されていく。より強く。あとはまあ、なんとかなるだろ。

投稿した。


補遺: SCP-2662の出現に関して、上位創作者の関与が認められました。しかし上位創作者によって行われた改変と現在のSCP-2662の報告書の内容は異なっており、これに関する調査の計画が立てられています。当情報は限られた人物にのみ開示されます。


批評いただきたい点
・主人公のアホさ加減とそれによって生まれてしまったSCP-2662という形が演出しきれているか
・純粋に面白いか
・その他文体、内容の濃さなど気になった点

よろしくお願いいたします。


tale-jp



ページ情報

執筆者: Dr_kuronecko
文字数: 1353
リビジョン数: 9
批評コメント: 5

最終更新: 10 Dec 2020 10:08
最終コメント: 10 Dec 2020 10:08 by yanapppppu

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