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アイテム番号:SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス:Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPが存在する民家の周囲10m圏内は武装した財団職員の監視下に置かれます。SCP-XXX-JPを移動させる事は禁止されています。現在SCP-XXX-JPを移動させる方法は確立されていません。
説明: SCP-XXX-JPは2015年1月█日に岐阜県██市██町の民家の居間で発見された高さ32cm直径24cmのプラスチック性の碧色のゴミ箱です。
「最近この男性の姿を見かけなくなり、新聞が溜まっている」という新聞配達員の通報により駆けつけた警官2人が、衣服だけを残して失踪したことから財団による調査が行われました。
発見時SCP-XXX-JPの中には何も書かれていない3枚の藁半紙が入っており、ゴミ箱付近からこの民家を所有していた██████(██歳男性)の衣服と警察服2着が発見されました。
調査により、人間がSCP-XXX-JPに触れると、SCP-XXX-JP内に丸められたA4紙(SCP-XXX-JP-1)が生成されること、SCP-XXX-JP-1には触れた人間の運命が記載されており、触れた人間は強制的にその運命の通りにしか生きられないということが判明しました。
またSCP-XXX-JP-1に何も記載されていない場合、触れた人間は衣服等の身に付けているものを残し、跡形もなく姿を消します。
SCP-XXX-JP-1には触れた人間の生まれてから死ぬまでの運命が記載されていますが、SCP-XXX-JPに触れる以前にとった行動が改変される事はありません。
しかし触れた人間だけは自分が運命通りの行動をしてきたと認識します。
以下の資料は█████博士指導のもと行われた実験の記録です。
実験記録:SCP-XXX-JP
日付:2015年3月██日
実施方法:無線をつけたD-6473が
SCP-XXX-JPに素手で触る。
《記録開始》
█████博士:それではD-6473、靴を脱いで
家に上がってくれ。
D-6473:上がったぞ。
█████博士:じゃあドアを開けて居間に入ってくれ。
何が見える?
D-6473:居間の真ん中にゴミ箱があるぞ。
普通こんなところに置くか?
█████博士:分かった。ゴミ箱の前まで移動しろ
中に何も入ってないか見てくれ。
D-6473:何もない、空っぽだ。
█████博士:よし、ゴミ箱を動かせるか?
D-6473:ああ、やってみる。
D-6473:【マイクが落ちる音】
█████博士:ん?今の音は何だD-6473?
D-6473: .........。
█████博士:おい聞いてるのか?状況を報告しろ!
D-6473!何があった?!応答しろ!
D-6473: .........。
█████博士:クソ!問題発生だ!中の状況を確認するぞ。
その後現場からD-6473の服と無線のみが発見されました。またSCP-XXX-JP内から何も書かれていないSCP-XXX-JP-1が発見されました。
半年後同様の実験が█████博士指導のもと行われました。
実験記録:SCP-XXX-JP
日付:2015年█月█日
実施方法:防護服を着たD-7451がSCP-XXX-JP を移動させる。
D-7451はSCP-XXX-JPの前で待機している 。
【記録開始】
・█████博士: D-7451ゴミ箱の中身を確認しろ
・D-7451:何も入ってません。
・█████博士:よし、まずゴミ箱に触ってみてくれ。
・D-7451:了解。………確かに触りましたが何も起きません。
・█████博士:ゴミ箱の中はどうだ?
・D-7451:変わってません。空のままです。
・█████博士:じゃあ持ち上げてみてくれ。
・D-7451:了解。…見た目通り軽いですね。
何の問題もなく持てま…
・█████博士:どうした?D-7451
状況を報告しろ!
・D-7451:な、なんなんだこの格好は!?
俺はこんなとこで何やってんだ!?
・█████博士:どうしんだ?! D-7451
他に誰かいるのか?職員ですら立ち入りは
許可していないはずだ。
・D-7451: 誰だ?!何が目的で俺を
こんなとこに連れてきたんだ?
・█████博士:落ち着くんだD-7451
・D-7451:俺を殺すつもりか?!
恨みを買うようなことは何もしてないぞ!
・█████博士: おいさっきから様子が変だぞ。
自分の仕事を忘れたのか?
・D-7451:は?仕事?何の話だ?
・█████博士: 私の命令に従って調査を行う。
それが君の仕事じゃないか。
・D-7451:何の話かさっぱりだ!
こんなことしてただで済むと思うなよ!
【D-7541が無線の電源を切る】
・█████博士:おい待て切るな! 【机を叩く音】
畜生!実験中止だ。D-7451を回収しろ。
その後D-7541が身につけていた防護服の手の部分に欠陥があり、9mm程の穴が空いていたことが明らかになりました。
D-7541回収後、SCP-XXX-JP内から運命が記載されたSCP-XXX-JP-1が発見されました。
SCP-XXX-JP-1の主な内容(要約)
年代 | 出来事 |
1992年 | 秋田県秋田市███町に生まれる。 |
2004年 | 交通事故により頭部を3針縫う怪我負う。 |
2010年 | 大学受験に失敗し、宮城県内の建設会社に就職する。 |
2013年 | 足場から転落、左腕と左膝を骨折する。 |
2014年 | █████(██歳女性)と結婚する。 |
2016年 | 暴力団の抗争に巻き込まれ、胸部に流れ弾が直撃し死亡。 |
精密検査によりD-7541の頭部に手術痕が、左腕と左膝に骨折した痕が見られました。
また現在のD-7541は実験前と、目付きや口調、体つき、性格、好みなどが大きく異なっています。
しかしD-7541が勤務していると主張する建設会社に本人の名前はなく、配偶者についても該当する名前は確認されませんでした。
様子を見るため、█████博士はD-7541をサイト██の隔離施設に収容しました。
2016年█月██日正午
D-7541は死亡しました。死因は胸部を撃たれたことによる出血多量と判断されています。
しかしD-7541が収容されていた部屋は常時職員により監視されており、█████博士の許可がなければ入室出来ませんでした。
また部屋の外から狙撃された形跡はおろか、D-7541の胸部を貫いたはずの弾丸すら発見されませんでしたが、D-7541の胸部にははっきりと銃創が確認できました。
補遺:
SCP-XXX-JPは発見された場所(民家の居間の中央)
から1m以上離れると瞬時に元いた場所に再構築されることがわかっています。
人間がSCP-XXX-JPに触れていないにも関わらず、SCP-XXX-JP内にSCP-XXX-JP-1が生成される現象がこれまでに4回発生しました。
生成されたSCP-XXX-JP-1には以下の英単語が書かれていました。
1回目 | Slave(奴隷) |
2回目 | Zēnōn(ゼノン) |
3回目 | Delight(喜び) |
4回目 | Junction(分岐点) |
これらが意味することは明らかにされていませんが、SCP-XXX-JPが何らかの意思を持っている事は確認できます。
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