Stormglen-13--325c カリフォルニトゥダッカミー

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト8102の標準生物収容ユニットに42体収容されます。それ以上は手順XXX-4267に従い処分されます。SCP-XXX-JPの総数が規定値を下回った際は補充してください。
SCP-XXX-JPはサイト8102の標準生物収容ユニットに収容されます。SCP-XXX-JPは個体数を維持するための措置が施されます。

説明: SCP-XXX-JPは未知のカメムシです。体の全長や構造はクサギカメムシ(Halyomorpha halys)に類似していますが体内に向精神薬性の物質(以下SCP-XXX-JP-1とする)を精製するなどの異常がみられます。現在幼虫などは発見されておらず、発見が急がれています

SCP-XXX-JPは主にカリフォルニアトゥダッカミー(Brassica oleracea var.numerianus)上で発見されます。カリフォルニアトゥダッカミーの葉や茎から栄養を吸収します。SCP-XXX-JPはその体色が齎す擬態効果と極めて高い吸着能力で収穫後の選別や農業協同組合での検査を通過し、食事に混入する事例が多発しており収容を困難なものにしています。またカリフォルニアトゥダッカミーが広く親しまれ好まれている事も収容を一層困難なものにしており収容の為農農業協同組合を、フロント化し財団性の特殊選別装置を設置する事も検討されています。

SCP-XXX-JPを咀嚼した際に体内で精製されたSCP-XXX-JP-1を接種すると約4日後から症状が現れます。SCP-XXX-JP-1の症状として周囲にカリフォルニアトゥダッカミーを食事するように促すようになります。SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-1を接種した人物を散布体のように利用していると推察されます。

補遺: SCP-XXX-JPの収容の為に全世界的にカリフォルニアトゥダッカミー以外の野菜を推奨しカリフォルニアトゥダッカミーの摂食率を下げる事が峨西湖博士より提言されていますが現在理事会による審議中です。

補遺2: 20██年7月26日サイト8166の食堂で提供されている食事にて、SCP-XXX-JPが発見された事を受けSCP-XXX-JPの分布状態の再調査が行われた結果これまで確認されてこなかった地域でも確認されました。
これを受け収容体制の見直しが図られO5評議会の全会一致によりデウカリオン・プロトコルが発動されました。これによりSCP-XXX-JPはサイト8102の42体37体を除き消滅しました。これに伴いオブジェクトクラスがNeutralizedへと変更されました。またカリフォルニアトゥダッカミー(Brassica oleracea var.numerianus)はSCP-XXX-JPの再出現を防ぐ為パセリ（Petroselinum crispum）へと変更されました。

美味しくない。 —O5-11

我慢しなさい。 —O5-7

+ スポイラー

短すぎて物足りなく感じていますので付け足すべき点、気になる点ないでしょうか。
誤字脱字の指摘お願い致します。

また批評してくださったTutu-shさん asimineさん有難う御座いました。

この記事は財団世界なら当たり前でわざわざ説明する必要がないが我々にとっては全く知らない事がコンセプトです。実際はカリフォルニアトゥダッカミーを思いついたから
カリフォルニアトゥダッカミーは冬が旬の野菜で、野菜は嫌いでもカリフォルニアトゥダッカミーなら…という子供がいるほどで子供を持つ主婦の味方です。また冬になるとよく食べられるメジャーな食材…という事になってます。キャベツ、トマト、ブロッコリー、カリフォルニアトゥダッカミー…そんな感じです。
なのでカリフォルニアトゥダッカミーの人気を下げて収容の円滑化は果たして上手くいくのか…？という訳でもあります。ちなみにブロッコリーとカリフォルニアトゥダッカミーは近縁種です。

2022/06/24改稿しました。

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  Tutu-sh 15 Jan 2022 02:07

  拝読しました。個人的には好きですが、記事を残すにはインパクトの弱さおよび内容の不自然さが否めないかもしれません。

  【表現について】

  SCP-XXX-JPは未知のカメムシ(Shield bugs)です。体の全長や構造はクサギカメムシ(Halyomorpha halys)に類似していますが体内に未知の発火性の物質(以下SCP-XXX-JP-1とする)を精製するなどの異常がみられます。

  カメムシの英語表記は不要かもしれません。また生物の学名のうち属名・種小名は通常イタリック体で表記するので、Halyomorpha halysのように斜体にしておくと良いでしょう。SCP-XXX-JP-1は未知の発火性の物質とのことですが、ジェル状の物質なのか汁なのかなど、想像しやすいように具体性を増しておくと良いかと思います。

  SCP-XXX-JPはその体色が齎す擬態効果と非常に優れた吸着能力で収穫後の選別や農協での検査を通過し食事に混入する事例が多発しており収容を困難なものにしています。

  「非常に優れた」は主観的な印象を受けます。「高い吸着能力」などが良いかと思いました。また農協は正式名称（農業協同組合）を記載すると良いと思います。

  また全体的に読点が少なく、切れ目のない文が長く続いている印象を受けます。文意を崩さない程度に読点を入れて可読性向上を図ることをお勧めします。

  【内容について】

  吸収されたSCP-XXX-JP-1は暖房器具などの高温で反応し瞬時に発火します。

  SCP-XXX-JP-1は体内に浸透しているので、暖房器具の熱で発火するのは不自然に感じました。暖房器具と言ってもエアコンやパネルヒーターなどでは36℃を超えることは稀でしょうし、暖房器具で発火するならそれよりも先に体温で発火する方が自然だと思いました。
  現状の設定を維持するのであれば、ストーブに直に接触して火傷するくらいしか発火条件がない気がします。

  また、現状の設定ではSCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPの体内に蓄積していますので、暖房器具や体温よりも遥かに高温である加熱調理の段階で発火するのではないでしょうか。おそらくサラダにでもしない限り、煮物にしろ炒め物にしろ火を扱っているわけですので、特に後者では発火するかと思います。
  ひょっとすると、暖房器具からの発火よりはガスコンロの爆発や火災などに結び付ける方が良いかもしれません（よく料理人がやっているような鍋の中身が燃えているアレもSCP-XXX-JP-1のせいに出来るかもしれませんね）。

  カリフォルニアトテカッミーなる架空の野菜ですが、これをロマネスコやカステルフランコなど他のマイナー野菜（[例]）と併記してみるとか、あるいはむしろキャベツやハクサイなどメジャー野菜と一緒に平然と並べてみるなどすると、効果が強まるのではないかと思いました。
  また、リアリティを出すためにカリフォルニアトテカッミーの学名をでっち上げても良いと思います。

  以上です。執筆のほど応援しております。

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  Tutu-sh

  最後の編集 15 Jan 2022 02:08 by Tutu-sh さらに表示

  Stormglen 20 Jan 2022 08:44

  Tutu-shさん批評有り難う御座います。英語表記ではなく学名でしたね。修正しました。
  また異常性ですが確かに不自然でかつ面白味のないものでした。
  句読点がないのは私がついついやってしまう癖ですね。ご指摘有り難うございます。

  ashimine 20 Jan 2022 08:17

  拝読しました。現状DVだと思います。

  カルフォルニアトゥダッカミーなる架空の植物に自然に言及されていることから、読み手の現実世界がヴェールに包まれた世界であるということを暗示してメタ的な効果を狙っていることは辛うじて伝わるのですが、そもそもこうしたアイデアにはSCP-161-JPに代表されるように前例が沢山存在しており新規性に欠けます。そしてカルフォルニアトゥダッカミーという植物が現実世界から無くなってしまっている、ということに対してあまり衝撃的な印象を受けないため、読み終わった感想が「へえ、そうなんだ」で終わってしまうのが致命的でしょう。例に挙げた記事のように、「元々現実世界に当たり前に存在していた伊るという動作が読み手には分からなくなっている→読み手は既にSCP-161-JPに罹患している」というぐらいインパクトのあるメタ要素が必要だと感じられます。また、説明のようにSCP-XXX-JP-1によってカリフォルニアトゥダッカミーの摂食が拡大しても、肝心のSCP-XXX-JPにメリットがないため、そこも改稿が必要であると感じます。

  以下、細かい点です。

  特別収容プロトコル

  「個体数が42体という規定値を上回ったら余分な個体は処分」=「規定値を下回ったら個体を収容」という意味なので説明の重複になっています。またサイト名にはハイフン(-)を入れましょう。改稿案です。

  SCP-XXX-JPはサイト-8102の標準生物収容ユニットに42体を収容し、この個体数を上回った個体は焼却処分してください。

  
  

  説明

  文体が報告書らしくないように感じます。また、全体的に句読点の抜け、付けるべき位置に違和感が見られます。改稿案です。

  SCP-XXX-JPは、クサギカメムシ(Halyomorpha halys)に類似した身体構造を有するカメムシです。現在幼虫期の個体は発見されておらず、捜索が継続されています。SCP-XXX-JPは、その体内に未知の向精神薬性の物質(以下SCP-XXX-JP-1とする)を精製します。

  SCP-XXX-JPはカリフォルニアトゥダッカミーの葉や茎から栄養を吸収しており、これまで発見された多くの個体がカリフォルニアトゥダッカミー上で生息していました。SCP-XXX-JPはその体色が齎す擬態効果と極めて高い吸着能力によって、収穫後の選別及び農業協同組合での検査を通過して食事に混入される事例が多発しており、その収容を困難なものにしています。またカリフォルニアトゥダッカミーがその風味から民間人に広く親しまれ、野菜嫌いな児童に積極的に振る舞われている事も収容が困難な要因であり、収容の為に農業協同組合をフロント化し、財団製の特殊選別装置を設置する事も検討されています。

  SCP-XXX-JPを咀嚼した人間が体内で精製されたSCP-XXX-JP-1を摂取すると、約4日後から症状が発現します。SCP-XXX-JP-1の症状として周囲にカリフォルニアトゥダッカミーを食事するよう促すようになります。この症状からSCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-1を摂取した人物を自身の卵のキャリアとして利用していると推察されています。

  
  

  補遺

  複数あるのならば「補遺1」としましょう。財団はやる時は徹底的にやる機関なので、世界からカリフォルニアトゥダッカミーの存在を抹消した方がいいと思います。加えて現実世界でカリフォルニアトゥダッカミーは存在していないと認識されているのだから、既に博士の提言は承認されているとした方がいいです。また財団は自身のことを「SCP財団」と呼称しません。改稿案です。

  補遺1: SCP-XXX-JP収容の為に全世界に存在しているカリフォルニアトゥダッカミーを焼却し、民間へのAクラス記憶処理を施すプロトコルが峨西湖博士より提言されており、現在O5理事による審議中です博士の提言は承認され、20██年██月██日に実行されました。

  補遺2: 20██年7月26日、サイト-8166の食堂にて提供されていた「豚肉とカラオケトゥダッカミーの野菜炒め」からSCP-XXX-JPが発見された事を受けて、財団の購買部及び食堂で提供される全ての食品におけるカリフォルニアトゥダッカミーの使用が禁止されました。この措置による職員のストレス増加を抑制する為、セキュリティクリアランスレベル2以下の全職員にAクラス記憶処理が施されました。

  
  
  以上です。拙い批評ですが、参加になれば幸いです。

  Stormglen 20 Jan 2022 08:53

  ashimineさんご批評有り難う御座います。確かに新規性や話のインパクトが足りないですね。そこは要改善ですね。あと改稿案有り難う御座います。参考になります。
  最初は幾ら財団でも世界規模だと辻褄合わせの手間から世界規模でやんないよなぁ…思いましたがトゥダッカミーが世界的に流通していたらアンニュイ・プロトコル級ですねこれ…どうしよう…
  あと細かいですがあんまり個人としてＯ5まで上げたくないのですがこれＯ5級ですね。

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