SCP-2976-JP-隠れ蓑

このページの批評は終了しました。

rating: 0+x
blank.png
800px-%E5%B8%B8%E7%9B%A4%E5%B9%B3%E5%9B%A3%E5%9C%B0%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9.jpg

SCP-2976-JP

アイテム番号: SCP-2976-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2976-JPへの一般人の侵入を防ぐ為、財団フロント企業によってSCP-2976-JP当該地域を買収し、カバーストーリー"解体予定地"を適用してください。又、SCP-2976-JPに元々居住していた住民は他の地域に移住させて下さい。SCP-2976-JP-1の新たな発生を防ぐため、全フロアの扉を封鎖し、SCP-2976-JP-1をSCP-2976-JP内に留まらせて下さい。

説明: SCP-2976-JPは、██県██市に存在する団地です。団地は当初「██団地」という名称でした。SCP-2976-JPは10棟で構成されており、部屋数は全部で320部屋です。

SCP-2976-JPは、SCP-2976-JPの一部屋に人が居なくなると、直立した状態でSCP-2976-JP-1を発生させます。また、発生したSCP-2976-JP-1を部屋から移動させた場合、再びその部屋からSCP-2976-JP-1が発生します。しかし、SCP-2976-JP-1と入れ替わるようにヒトが入室した場合、新たなSCP-2976-JP-1は発生しません。

SCP-2976-JP-1は、40代程度のモンゴロイド系の男性で、体重66kg、身長172cmです。全個体とも外見上全く差異はありません。又、SCP-2976-JP-1は、元々SCP-2976-JPに入居していた木下 ██氏に外見上類似していますが、その原因は現在に至るまで判明していません。

SCP-2976-JP-1は全ての臓器が人間と同様に機能していますが、自身の生命維持にエネルギーを必要としません。また、SCP-2976-JP-1が自発的に動いたところは確認されていません。

SCP-2976-JPの異常性が発生するおよそ1週間前に、SCP-2976-JP内で20代の女性が殺害された事件が発生しており、その被疑者として木下 ██氏が挙げられていました。この事件が異常性の発生と関連しているかは不明です。

SCP-2976-JPは、上記の事件について調査に来ていた警察官により発見、警察署内部に潜入していた財団職員によって通報、収容に至りました。この際にSCP-2976-JP-1を目撃した者に対しては、Aクラス記憶処理を行っています。又、SCP-2976-JPの異常性の発現は、この警察官が団地に侵入した時点からであることに留意して下さい。

補遺: 20██年█月█日の定期的な設備点検の際に、SCP-2976-JP-1の1個体が財団職員に対して接触、"俺は本物だよな?"と発言しました。SCP-2976-JP-1が自発的に行動したのはこの時が初めての観測です。

以下は当該個体に対してのインタビュー記録です。

対象: SCP-2976-JP-1

インタビュアー: 鳴海博士

追記: インタビューを円滑に進めるため、対象を木下と呼称している部分があります。

<記録開始>

鳴海博士: まず、貴方が担当職員に対して言ったことですが、どういう意味でしょうか?

SCP-2976-JP-1: そのままの意味だよ。俺だけが本物だってことだ。他の奴らは皆偽物なんだよ。お前もそう思うだろ?

鳴海博士: なるほど。しかし、そう問われても私達にとっては貴方と他のSCP-2976-JP-1を判別する術を持ちません。

SCP-2976-JP-1: おいお前、そのSCPなんたらって呼ぶのやめろよ。まるで俺が他の奴らと一緒みたいじゃねぇか。俺がオリジナルなんだよ。俺だけが本物なんだよ、そうだよな?違うか?おれは何人目の俺なんだ?いや、俺は俺だ。他の奴らは動かない。ああクソが。

[SCP-2976-JP-1に精神安定剤を投与する]

鳴海博士: SC……木下さん、少しは落ち着きましたか?

SCP-2976-JP-1: ああ。なあ、俺は今までどうやって生き延びてきたと思う?

鳴海博士: 分かりません。どうやってですか?

SCP-2976-JP-1: 俺はな、俺を食ってきたんだ。無くなったらベランダに出て、また入って出てきた俺を食う。そうやって生き延びてきたんだ。

鳴海博士: なるほど。ベランダに出ても異常性が発動するのですか。

SCP-2976-JP-1: ああ。そうやって自分を食ってるとな、自分が自分かどうか、分からなくなってくるんだよ。自分の顔を見ると、死にたくなるんだよもう。

鳴海博士: 貴方の話はよく分かりました。私は貴方の正体を知る術はありません。ただ、貴方がそう思うのならそうなのでしょう。

SCP-2976-JP-1: こんなことになるぐらいなら、捕まってた方が幾分マシだった。

終了報告書: インタビュー後、この個体はSCP-2976-JP-2に再分類され、標準人型収容室に収容されています。


ERROR

The Jupe72011's portal does not exist.


エラー: Jupe72011のportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:6812671 ( 15 Oct 2020 06:02 )
layoutsupporter.png
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License