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SCP-2514-JP-2の飼育ケース内での様子
アイテム番号 SCP-2514-JP
オブジェクトクラス Euclid
特別収容プロトコル
SCP-2514-JPはサイト81██内にある0.3*0.4*0.3mの専用飼育ケースにて収容してください。又、SCP-2514-JPの繁殖を可能にするためオス個体、メス個体共に同じ飼育ケース内で飼育して下さい。飼育ケースは常に25℃前後になるように調節し、元いた自然環境に似せた環境にして下さい。実験を行う際は、セキュリティクリアランスレベル3以上の研究員2人以上の同伴が必要です。
説明
SCP-2514-JPはオオカマキリです。SCP-2514-JPは自身の体に損傷を受けた場合、その損傷を与えた物体に自身が損傷の際に受けた運動エネルギーを質量、硬度等に比例した数値分倍にして与えます。1そしてその直後に小規模の現実改変が発生し、SCP-2514-JPの身体は元に戻ります。2又、実験の際に接地面への衝撃が一切無かったことから、SCP-2514-JPが物体に与える運動エネルギーは、その異常性に曝された物体のみに留まります。現在財団に保護されているSCP-2514-JPの個体数はオス、メス共に1匹ずつです。(以後オス個体をSCP-2514-JP-1、メス個体はSCP-2514-JP-2と呼称します。)
発見経緯2514JP
20██年█月█日にSCP-[削除済]-JPの回収の為に行われた日本生類創研の施設を襲撃した際に、施設は既に廃棄されていましたが個別に隔離されたSCP-2514-JP-1および2が、このオブジェクトのメモ書きと思われる文章と共に回収されました。以下、発見された文章です。
な-A-2514"カコウカマキリ"
値段: 1匹150000円程で想定。お客様: 加工産業に携わるお客様を中心にアプローチ。
説明下書き: 本商品は、従来の加工機器よりも早く、低コストで鉄鋼などの加工を行うことができます。
本商品の上から加工したい物体を落下させて本商品を潰すことで、加工したい物体を平らな状態に加工する事ができます。また、本商品には再生能力がありますので、繰り返し何度も使うことが出来ます。又、本商品によって予期しないエネルギーの増大が発生した場合、日本生類創研の鎌田健介までご連絡下さい。処分した後、新しい商品と交換します。
[以下解読不能]
実験2514JP
実験2514JP-い
実験内容: SCP-2514-JP-1をD-4714に1kgのハンマーで叩かせる。
結果: SCP-2514-JPを叩いた瞬間はSCP-2514-JPは潰れたように見えたが、瞬間的にハンマーが平になって、SCP-2514-JPの損傷は無くなり変わらず動き始めた。
備考: 自身の損傷に対して小規模の現実改変を起こしている。損傷を受けた際、その損傷を与えた物体に対し、高い圧力を加えていると予想。尚この際に、ハンマーには高い圧力がかかったのにD-4714は力を感じなかったと報告した事から、運動エネルギーは異常性に曝された物体にのみ作用すると予想。
実験2514JP-ろ
実験内容: SCP-2514-JP-1を30・30・30cmの超硬合金3で押し潰す。
結果: 超硬合金は真っ平らになり、SCP-2514-JP-1の損傷は無くなった。
備考: 質量、硬度等に対応した運動エネルギーを発生させていると予想。
実験2514JP-は
実験内容: SCP-2514-JP-2の身体検査をし、ハンマーで叩き潰した後、再び検査をして変化を調べる。
結果: 身体は水分量や栄養面で理想の数値を記録し、DNAには延長が見られた。
備考: SCP-2514-JPは衝撃を常に与えられた状態であれば、実質的に永遠に生存が可能である。
補遺2514JP.1:会議2514JP-01
SCP-2514-JPの異常性の保護の為に繁殖を試みるかどうかについてのO5評議会による会議の結果、繁殖を試みることが承認された為、同ケースでの収容を行って下さい。
概要:
此度報告されたSCP-2514-JPについて、異常性の保護と種の存続の為に繁殖を試みるかどうか。
評議会投票概要:
是 | 否 | 棄権 |
---|---|---|
O5-01 | ||
O5-02 | ||
O5-03 | ||
O5-04 | ||
O5-05 | ||
O5-06 | ||
O5-07 | ||
O5-08 | ||
O5-09 | ||
O5-10 | ||
O5-11 | ||
O5-12 | ||
O5-13 |
結果 |
---|
承認 |
報告書が更新されました。最新版は以下にアクセスしてください。
- portal:6812671 ( 15 Oct 2020 06:02 )

エネルギー発生の無限ループというコンセプトは素晴らしいと思います。
とあるので種の保存のために繁殖させる必要はないのではないかと思います。
また、このオブジェクトの繁殖はO5評議会が出てくるほどのことではなく、サイト管理者や上級研究員といった人の判断で十分かと思います。
旧特別収容プロトコルについて、
ケースの大きさを指定する必要が読み取れません。また、ケースがカマキリを飼うには大きすぎると思います。
日光を当てる必要が読み取れません。
上でも書いたように衝撃さえあれば生きていけるのですからプロトコルは「標準的飼育ケースで保管し、24時間に一度ハンマー等で衝撃を加えてください」のようなものが最も費用対効果がよく、財団がとりそうな手段です。
新特別収容プロトコルについて
金属の種類を書いたほうがいいと思います。
うーん、ただそうすると、ループに陥るまでの経緯が書けないんですよね
SCP-2514-JPと同じ異常性を持った寄生虫(以下SCP-2514-JP-Aと表記)がSCP-2514-JPに寄生→SCP-2514-JP-AがSCP-2514-JPを内部を摂食→SCP-2514-JPがSCP-2514-JP-Aに衝撃を与える→その衝撃をSCP-2514-JP-AがSCP-2514-JPに与える→その衝撃をSCP-2514-JPがSCP-2514-JP-Aに与える。以下ループ
というのはどうでしょうか。
なるほど。だとしたらハリガネムシですかね。カマキリの身体を食したことにより異常性が伝染した?
体内でエネルギーが蓄積されたら面白そう。
発想から何から何まで素晴らしい。お手本にさせてもらおうと思っている次第です。
若干の改稿をしました。異常性についての意見と、O5が出てくるのは大袈裟ではないかなど、聞きたいです。よろしくお願いします。