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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Neutralized(保留)

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは収容調査段階で無力化したものと推定されています。情報保存のため、記録のみアーカイブされます。

説明: SCP-XXXX-JPは綾戸氏一家1の邸宅にて、2022/05/12から2022/06/07の間に発生していた一連の異常現象です。発見当時、邸宅内では当一家の長女である綾戸恵美氏(当時7歳)の周辺を主として、複数の異常現象が確認されていました。また、恵美氏が何らかの存在を認識しているような言動を行っていたため、当オブジェクトは恵美氏に起因するものではないかという仮説が立てられていました。

SCP-XXXX-JPとして指定されていた主な現象は以下の通りです。

  • 恵美氏が遊ぶ際の玩具及び人形の浮遊。
  • 恵美氏が食事を行う際の主に苦手とする食物の消失。
  • 雨天時、外部に干されている洗濯物の室内への瞬間的な移動。
  • 正敏氏を除く綾戸氏一家の邸宅内における紛失物の出現。机上などの人目につく場所にて発生。

発見経緯: SCP-XXXX-JPは、エージェント竹野が以前からの知人であった慎太氏に「家の中で起こる異常な現象」についての相談を持ち掛けられた際に発覚しました。調査当初、現象そのものは確認されたものの、異常性の発生源の特定が難航し、即座の収容には至りませんでした。

調査記録: 調査初期段階では、SCP-XXXX-JPの異常性の発生源について以下の仮説が立てられていました。

  • 恵美氏に起因したもの。当時、最も有力視されていた仮説。
  • 邸宅に起因したもの。または土地に起因したもの。
  • 綾戸氏一家に対する何らかの因縁に起因したもの。

また、SCP-XXXX-JPについて恵美氏は以下のような証言を行いました。

  • SCP-XXXX-JPを引き起こしているのは「クロサワくん」という名前の存在。
  • 「クロサワくん」は犬とよく似た姿をしている。
  • 「クロサワくん」は日本語を発する。

上記の証言等を受け、「クロサワくん」及び邸宅や綾戸氏一家に対しての調査が行われました。以下は検証結果の抜粋です。

  • 邸宅は慎太氏が新築で購入したものであり、以前に所有者なし。不審な存在及び団体が関与している痕跡なし。
  • 土地の過去において何らかの事故及び事件が発生した記録なし。
  • 綾戸氏の家系においてオブジェクトと関連した情報なし。
  • 綾戸氏一家が何らかの異常存在及び団体と接触した形跡なし。
  • 正敏氏含め一家全員に対しての身体及び心理調査。現実改変能力及び現実歪曲能力、またはそれに類似した異常な能力の保有及び兆候なし。
  • 霊的存在探知装置に反応なし。邸宅内のヒューム値正常。

2022/06/07、早朝に邸宅内にてこれまで確認されていなかった以下の異常が発生しました。

  • 廊下方面にて何者かの足音。足音は人型のものよりも四足歩行動物のものに近いという指摘あり。
  • 玄関ドアの自動開錠及び自動開閉。ドアは開け放たれた状態で静止した。

同日、近隣病院内にて綾戸正敏氏の死亡が確認されました。その後、邸宅内及び恵美氏周辺における異常は確認されなくなりました。これについて、恵美氏にインタビューが行われました。以下はその記録です。

上記インタビューにより、正敏氏について詳しい調査を行ったところ、自室押入れ内の屋根裏にてアルミ製のクッキー缶が発見されました。クッキー缶の中には数冊の日記帳が収納されていました。日記の筆跡は正敏氏のものと一致しました。日記内には「クロサワくん」という架空の生物について記されており、その生物と生活しているような記述がなされていました。日記の記述は正敏氏が退職した時期から開始しており、正敏氏が入院する前日を境に終了していました。記述の一部を記載します。


綾戸氏一家についての経過調査が現時点まで行われています。以降の記述は補遺-1から参照してください。

補遺-1: 2022/07/23、綾戸家邸宅のポストにて不審な便箋が投函されていることが確認されました。送り主の名前及び住所の記載はなく、代わりに「クロサワくんきゅうびん!」と便箋の端に書かれており、宛先は「家族のみんなへ」となっていました。2便箋の上部には「おかげさまで四十九日を越せました」という文章が記載され、下部には老人と「クロサワくん」らしき存在が花畑の中に佇んでいる絵が描かれていました。3この日において綾戸家邸宅のポスト内には数通ほどの便箋の出現が確認されました。便箋の記述の一部を記載します。


綾戸氏一家はこの現象及び便箋群に対して好意的であり、便箋の記述には喜色を示しました。現在この現象のオブジェクト指定については保留されています。

補遺-2: 2022/08/02、SCP-XXXX-JPの事後調査において、ヒューム計測の担当であった野宮研究員からSCP-XXXX-JPの異常性の根源について以下の指摘がなされました。

  • SCP-XXXX-JPは必ず正敏氏を除く一家の全員が在宅している状態で発生していた。
  • 一家が在宅している状態と無人の状態の邸宅内のヒューム値を比較したところ、在宅している状態において僅かにヒューム値が低下していたことが確認された。この低下はあくまで軽微なものであり、また日によっても差異があったため、誤差の範囲内として収容調査段階時にはあまり注目されなかった。
  • 2022/06/07及び2022/07/23におけるヒューム値の低下は他の日よりも顕著であったことが確認された。この原因について調査された。仮説として、2022/06/07においては一家が前日から正敏氏の危篤を知らされていたこと、2022/07/23においては財団が正敏氏の日記を一家に返却したことが有力なものとして浮上した。
  • 正敏氏の日記及び保管されていたクッキー缶には正敏氏の指紋の他、幸代氏及び慎太氏の指紋が確認されたことから、正敏氏が「クロサワくん」という存在のイメージを持っていたことを一家が認知していた可能性がある。

上記の指摘より、SCP-XXXX-JPは正敏氏を除く綾戸氏一家の集合的思念に起因したものだったのではないかという仮説が立てられました。現在この仮説の是非について審議が行われています。

補遺-3: 2022/08/05、補遺-2の仮説を検証するため、慎太氏及び幸代氏に対してインタビューが行われました。以下はその抜粋です。


綾戸氏一家に対する経過調査は今後も継続される見込みです。


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