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この文書とすべての関連文書はSCP財団に属し、その分類要件と制限の対象となります。このドキュメントには致死性のミームエージェントが添付されており、適切かつ十分な許可を得ずにこの文書にアクセスまたは配布を試みた場合、処分が下されます。この文書とすべての関連文書はSCP財団に属し、その分類要件と制限の対象となります。このドキュメントには致死性のミームエージェントが添付されており、適切かつ十分な許可を得ずにこの文書にアクセスまたは配布を試みた場合、処分が下されます。
AuthAuth: 1019491839
ToknTokn: 0471294732
担当サイト | 計画主導 |
---|---|
サイト-σ97 | SCP-2844-JPプロジェクトチーム |
研究責任者 | 担当部門 |
ブレイズ博士 | 抗異常調査部門 |
特別定義/収容クラス-Uncontained: アイテムは現時点で収容されていません。
特別定義/副次クラス-Drygioni: アイテムは現在評議会の認可を得るため調査中です。
特別収容プロトコル: SCP-2844-JPはその規模より現実的な収容が不可能ですが、現行のプロトコルはその存在を可能な限り秘匿することに向けられています。現時点で確認されている拡大事象に基づき、SCP-2844-JPポイント及び侵入規制区域は常に更新される必要があります。如何なる場合であれ、SCP-2844-JP影響範囲内部に侵入することは許容されません。また、SCP-2844-JPの影響に曝露した対象には即座の終了処分が認可されます。SCP-2844-JPプロジェクトチーム、サイト-σ97抗異常調査部門、そして監督評議会のみがSCP-2844-JPに対するアクセス権限を変更できます。SCP-2844-JP周辺区域には常に無人偵察ドローン("Origin")が配置され、SCP-2844-JPの状態を観察しなければなりません。これはSCP-2844-JPの異常性が現在判明していない事に基づくものです。SCP-2844-JPに関する収容手順は常に更新される可能性があります。研究・収容を担当する各職員は常に最大限の警戒をしてください。
説明: SCP-2844-JPは24°59'58.7"N 70°59'40.3"W(通称: バミューダトライアングル)に存在する大規模突出型時空間異常です。SCP-2844-JPは2021年8月27日、財団軌道衛星("Providence")によって出現の瞬間が観測、記録されています。SCP-2844-JPは海水を螺旋状に"掻き分け"ながら湾曲範囲を徐々に拡大させ、縦長の渦巻き状に時空間異常を形成させました。以降SCP-2844-JPは出現ポイントに留まり続けています。現時点でSCP-2844-JPは世界オカルト連合及び各国政府特務機関との連携の下、財団に収容が正式依頼されています。SCP-2844-JP内部の状態は不明ですが、特筆すべき事項として海水が一切流出しない事より、SCP-2844-JPは如何なる時空間にも接続されていないか、もしくは何らかの要因によって物質を反発させていると考えられます。
補遺2844-JP.1 - 最初期遭遇
未解明事象2844-JP 報告

24°59'58.7"N 70°59'40.3"W、SCP-2844-JP。2021年8月28日、機動部隊Ø-10("ウォータークラウン")によって撮影。
所在地: 24°59'58.7"N 70°59'40.3"W
調査状況: 進行中(シグナル: ●レッド)
調査期間: 2021/08/27 09:14:29 GMT — 現在
撹乱クラス: Amida1
概要: 現状、UE-2844-JPは出現地点から移動するなどの兆候は見られません。UE-2844-JPは8月27日、太平洋にて突如として出現した特異的な時空間異常であり、その規模は衛星画像より少なくとも、現時点で半径40kmを超えるものと推測されます。UE-2844-JPは上記撮影画像の様に、不定期に活性化し赤く、淡く発光します。探査ドローンの映像解析より認識災害は観測されませんでした。
既知の撹乱現象記録2に基づき制定された現在のヴェール・プロトコルに基づき、各国天文/宇宙科学関係機関及び世界気象機関に対する抑圧指令は既に流布されています。これによりメディア等を通じたUE-2844-JP関連情報の拡散は防がれていますが、依然としてUE-2844-JPの性質の大部分は不明な状況です。明日には武装サイト-σ97より機動部隊Ø-10が偵察に派遣されます。
更新: 監督評議会権限に基づき異常性が認定された為、アイテムはSCP-2844-JPへと指定されました。
インシデントレポート.2844-JP: 8月28日、部隊員4名より構成される機動部隊Ø-10("ウォータークラウン")がSCP-2844-JPの偵察へと派遣されました。機動部隊Ø-10のメンバーはオブジェクトの測定や観測、あらゆるデータの収集を行った後サイト-σ97へと帰還しましたが、翌日に突如としてサイト-σ97への攻撃を開始しました。事態はサイト専属機動部隊Ø-01("ヘイムダルの残響")によって鎮圧されましたが、当インシデントの影響によって多数の死傷者が発生し、また幾つかのアーティファクト、オブジェクトが破壊/脱走するなどの甚大な被害を齎しました。
特筆すべき事に、SCP-2844-JPは事前の無人偵察では何れの既知の認識災害他複数の侵蝕性災害の傾向を示しませんでした。財団はSCP-2844-JPの曝露対象サンプルとして機動部隊Ø-10の遺体を回収しようと試みましたが、回収班が遺体に接触した瞬間、突如として遺体が連鎖的に消失しました。
この事態を受け、財団はSCP-2844-JPを未知の潜在的な脅威を有するアノマリーであると断定し、更なる調査の為に副次クラスを暫定的にDrygioniへと再指定しました。8月30日、サイト-σ97にてSCP-2844-JPプロジェクトチームが結成され、同時に内部部門である"抗異常調査部門"が設立されました。
Department of Antianomalous Investigations
簡易説明: "抗異常調査部門"はアノマリーの詳細な解析及び理論の解明を目的とする調査部門であり、アノマリーの解析の為にあらゆる手段 — 認識,ミーム,情報,官僚,キネト,記号 — を使用します。抗異常調査部門はその迅速な対応を求められるため、サイト管理官権限に基づき必要なクリアランスを初期段階で付与されています。また、抗異常調査部門はWJS-001特例に基づき、対象のアノマリー認定を部門単独で申請する事が可能です。
補遺2844-JP.2 - UE-2844遭遇記録
概要: 2021年9月5日、SCP-2844-JPポイントで継続的に偵察を行っていた無人探査ドローン("Origin")により、SCP-2844-JP内部から黒色/人型の4実体が出現した事が観測されました。4実体に関する情報は以下の通りです。
未解明エンティティ番号: UE-2844 | — Level 5/2844-JP |
オブジェクトクラス: Decommissioned | Classified |
"解体"経緯: UE-2844はその潜在的な撹乱のリスクを防ぐべく、機動部隊Ø-02("プロキシマ")によって故意に鎮圧/無力化されました。
説明: UE-2844-A~Dは外見上、概ねヒトに一致した体格を有する黒色の実体群です。その外見は黒い濃霧によって覆われているため判別が困難ですが、特筆すべき事に、その立体モデルは機動部隊Ø-10のメンバーに酷似しています(例: 輪郭、身長など)。実体群はその行動パターンよりヒトと同等の知性を有していると考えられますが、呻き声に酷似した発声をする、その他複数のヒトに見られる情動的な行動パターンより、苦悩、不安、焦燥、恐怖といった心理状態に置かれていると推測されます。
UE-2844は常にSCP-2844-JPポイントの海上で溺れるようにして行動しているのが確認されます。UE-2844は時間経過によって徐々にその形状を保てなくなり、崩壊プロセスに突入する事が確認されています。発見当時既にUE-2844の崩壊プロセスは開始しており、このうちUE-2844-Aに至っては他実体と比較し形状の84%以上が崩壊し、周辺海域に残骸と思われる物質が漂流していました。UE-2844及び"残骸"からは測定不能な規模の放射線が観測されており、周辺海域の放射能濃度の上昇を防ぐ事、そして未判明の更なる異常性による撹乱のリスクを防ぐべく、UE-2844は正式に破壊Decommissionedされる事が決定されました。
UE-2844は機動部隊Ø-02("プロキシマ")により無力化、回収されました。実体による副次的な被害は発生しなかった為、これに伴い、今後SCP-2844-JPポイントより不特定実体が出現した際の対応マニュアルが作成されました。詳細については付属資料2844-JP.148214-1を参照してください。
補遺2844-JP.3 - 収容対応
9月7日~17日にかけ、SCP-2844-JPの収容が試みられました。以下はその試行記録です。
実行内容 |
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SCP-2844-JPに対する小規模機器を用いた現実改変の行使。スクラントン・アンカー、シャンク-アナスタサコス恒常時間溝などの機器が導入される。 |
結果 |
改変流を発生させている間のみ、一時的にSCP-2844-JPを弱体化させる事に成功しました。しかしながら試験終了時にSCP-2844-JPは急速に拡大し、結果的に初期の規模を大きく超えるものとなりました。現実改変機器の常時制御には大規模な費用が必要とされるほか、現実改変によって齎される現実そのものへの負荷を考慮し、当該手順は適切ではないと判断されました。 |
実行内容 |
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有質量物質の展開による物理的なSCP-2844-JP侵食の阻害 |
結果 |
全ての試みはSCP-2844-JPが物質を反発させる、もしくは破壊したために無意味であると判断されました。 |
実行内容 |
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Phy.EngineによるSCP-2844-JPの破壊 |
結果 |
SCP-2844-JPはPhy.Engineによる如何なる影響にも干渉しませんでした。 |
<他、16のエントリが省略されています>
財団はあらゆる手段を尽くしてSCP-2844-JPの収容を試みましたが、それらは最終的に更なる拡大を招くのみでした。これに伴い、監督評議会はBKクラス緊急指令"ヴェール・プロトコル"を宣言しました。
特別定義/収容クラス-Apollyon: アイテムは収容不能であり、能動的に世界の終焉を招きます。
特別定義/副次クラス-Gevurah: アイテムは財団の内部構造を脅かし、その二次的目的達成への能力を制限します。
特別収容プロトコル(暫定アーカイブ): SCP-2844-JPの収容手順はBKクラス緊急指令"ヴェール・プロトコル"に基づきます。SCP-2844-JPはその規模より現実的な収容が不可能ですが、現行のプロトコルはその存在を可能な限り秘匿することに向けられています。現時点で確認されている拡大事象に基づき、SCP-2844-JPポイント及び侵入規制区域は常に更新される必要があります。如何なる場合であれ、SCP-2844-JP影響範囲内部に侵入することは許容されません。また、SCP-2844-JPの影響に曝露した対象には即座の終了処分が認可されます。SCP-2844-JPプロジェクトチーム、サイト-σ97抗異常調査部門、そして監督評議会のみがSCP-2844-JPに対するアクセス権限を変更できます。SCP-2844-JP周辺区域には常に無人偵察ドローン("Origin")が配置され、SCP-2844-JPの状態を観察しなければなりません。
説明: SCP-2844-JPは24°59'58.7"N 70°59'40.3"Wを中心として急速に拡大を続ける大規模突出型時空間異常です。その規模は財団軌道衛星("Providence")による観測データに基づき、少なくとも現時点で200㎞に達しているものと考えられます。その光度は常に強度を増す一方ですが、その異常な光度にも拘らず観測時の画像、生物による視覚、その他様々な観測方法であれ一切の損傷を発生させません。インシデントレポート2844-JPと同様、SCP-2844-JPには何らかの認識的災害効果があると推測されています。
Department of Antianomalous Investigations
SCP-2844-JPには以下の行動を行う事により曝露する可能性が浮上します: SCP-2844-JPへの直接の接触、SCP-2844-JPの視認・知覚、SCP-2844-JPの"効果流"範囲内への長期間の滞在。
SCP-2844-JPに曝露した対象はUE-2844と同等の性質を有するようになると考えられており、仮に現状の速度を維持しSCP-2844-JPが拡大を続けた場合、2022年4月上旬までに全世界にSCP-2844-JPの影響が拡散することが予想されます。これは未曾有のK-クラスシナリオのの発動を余儀なくされるものと推測できます。SCP-2844-JPの存在は財団の存在意義及び人類文明の維持に潜在的な撹乱を齎し、同時に財団の二次的目標の達成3を阻害します。これに伴いSCP-2844-JPのオブジェクトクラスはUncontained/Gevurah4へと変更されました。
その他、無人偵察ドローン("Origin")による長期的な観察の記録より、時空間的異常たるSCP-2844-JPには"接続先"の次元が存在する事が確認されました。効果流からの法則性の逆算はSCP-2844-JPに著しい湾曲が発生しているため困難であるか、もしくは接続先の次元が崩壊しているかの可能性を示唆するものですが、SCP-2844-JPが外因的な余剰次元に接続されているのは明白な事実です。
補遺2844-JP.4 - オペレーション・オーバーウェルム
9月18日、上記の抗異常調査部門による提案を受け、SCP-2844-JPプロジェクトチームは内部探索計画 — "オペレーション・オーバーウェルム"を起草しました。以下は当日の議事録です。
オペレーション・オーバーウェルム 代表者議事録
出席者:
- プロジェクトチーム研究責任者 ブレイズ博士
- サイト-σ97 カーライル管理官
- 機動部隊Ø-02("プロキシマ")部隊長 Dante5
- 抗異常調査部門 レノン上位研究員
- マーティン司令官 — オーバーウェルム管理
- R.ウルズ — オーバーウェルム物流
ブレイズ: 本日はお忙しい中お集まりいただき誠にありがとうございます、皆様。特にDante殿、任務中であったにも拘らず遥々やって来てくださった事に深く感謝いたします。
Dante: 問題ありませんよ、Sir。今回我々を招集したのは何故でしょうか?
ブレイズ: 抗異常調査部門の配布した資料はもう読まれたでしょうか、まさしく今回はSCP-2844-JPの探査計画について議論しなくてはなりません。
レノン: 現状、抗異常調査部門はSCP-2844-JPが外次元に位置するものであると推測しています。その精神影響も考慮し、我々は最大限の対策をしなければなりません。その為に、我々が何をすべきかは自明である筈です。
カーライル: 無論。現時点でSCP-2844-JPについて確認されている事象は決して多くは無いが、それ即ち未知の潜在的なリスクを有するという事でもある。オペレーション・オーバーウェルムのマニュアルは配布されたか?
Dante: ここに。しかし具体的な異常性が判明していないにも拘らず、この作戦は少々無謀が過ぎるのではないでしょうか。
ブレイズ: お言葉ですが、ヴェールが今まさに剥がれ落ちようとしている瞬間を黙って見ているのですか?
Dante: オーケー、分かりましたよ。
マーティン: 作戦はありますか?
Dante: 作戦も何も異常性が理論的に説明の付かないものなのですから、正面から叩くほかありません。認識抵抗値の補強と視覚阻害フィルター、遮音装置、そしてより適切な防護服が必要です。
ウルズ: 分かった、我々の方で対処しよう。機動部隊のメンバーに異常は確認されているか?
Dante: 精神汚染の傾向はありません。観察ログでも問題はありませんでした。
カーライル: 明日にでも突入してもらいたいところだが。
Dante: (笑う)御冗談を。…善処しますよ。
<以下、会話を省略。>
ウルズ: これで必要な物資は全てだな?明日には物流班がサイト-σ97に到着する予定だ。
ブレイズ: ありがとうございます。皆さん、何か質問はありますでしょうか?
沈黙。
ブレイズ: 承知いたしました。それでは合同会議を終了とします。各自、行動に専念していただくようお願いいたします。
後日の物流班によるサイト-σ97への支援の後、9月20日にはオペレーション・オーバーウェルムが実行されました。この時点で既にSCP-2844-JPは凡そ半径240kmに達していました。機動部隊Ø-10("ウォータークラウン")の前例に鑑み、プロジェクトチームは機動部隊Ø-02("プロキシマ")による探査任務という形式で実行する事を許可しました。
補遺2844-JP.5 - オーバーウェルム探査記録
機動部隊Ø-02("プロキシマ") — オペレーション・オーバーウェルム
機動部隊Ø-02("プロキシマ")
日付: 2021/09/20
対象: SCP-2844-JP
部隊長: Ø-02 Dante指揮官
部隊員: Ø-02 Flow副隊長 / Ø-02 Dartan隊員 / Ø-02 Leon隊員 / Ø-02 Ares隊員
▼マーティン司令官は司令室にいる。
<記録開始>
Ø-02 Dante: 司令室、こちらDante。聞こえていますか?
司令室: 聞こえています。端末の映像をオンラインにしていただけますか。
Ø-02 Danteが端末を起動する。司令室のモニターに映像が反映される。前方にはØ-02 Ares,Ø-02 Flow,Ø-02 Dartan,Ø-02 Leonが映し出される。
司令室: 通信確認。隊員たちも問題はありませんね。
Ø-02 Flow: Flow、チェック。
Ø-02 Dartan: Dartan、チェック。
Ø-02 Leon: Leon、チェック。
Ø-02 Ares: Ares、チェック。
司令室: Dante、現在位置の報告を。
Ø-02 Dante: 現在SCP-2844-JPポイントの前に居ます。探索時間のリミットをもう一度確認できますか?
司令室: 1時間。それより長期間の曝露は危険です。
Ø-02 Dante: 了解、これより内部に侵入します。皆、"Aegis"防護服の損傷率は逐一報告する事。
司令室: 侵入を許可します。任務遂行は確実に、迅速に行ってください。
Ø-02 Dante: 了解。
Ø-02のメンバーがSCP-2844-JP内部に侵入する。内部は一時的な無風状態である事が確認される。位置情報の著しい乱れが発生する。
司令室: Dante、こちらでは貴方達の信号が不規則に変動しています — 今、GPS信号が途絶しました。これより発生が危惧される異常な事態を考慮し、撤退も視野に入れ最大限の警戒を行ってください。
Ø-02 Dante: 了解。内部の時空間的な構造はどうなっていますか?我々は先程からスキャンをしていますが、濃霧の為に周囲の状態が明確には視認できません。
司令室: いえ、こちらにも分かりません。唯一つ言えるのは、内部空間は外見以上に広く、スキャンが終了していない事だけです。内部空間はやはり余剰次元である可能性が高いかと。
Ø-02 Ares: 指揮官、Leonが何かを見つけたようです。
Ø-02 Dante: 全員、私に続け。手を離すな。
Ø-02のメンバーは濃霧の中を進み続ける。Ø-02 Leonのカメラに不明な光源が描写される。
Ø-02 Leon: 指揮官、ありゃ何だ?
Ø-02 Dante: UE-2844実例に酷似した外見ですね。銃火器による攻撃は有効です。各自準備を。
不明な呻き声が記録される。
Ø-02 Dartan: 聞こえましたか、司令室?
司令室: ええ、はっきりと。警戒してください。
不明な呻き声。メンバーの足音が空間に響く。
光源がØ-02 Leonに近づく。
Ø-02 Flow: 警戒しろ —
不明な叫び声、銃声。
Ø-02 Leon: クソッ — タンゴ、ダウン!
Ø-02 Dante: まだ居る、ファイア、ファイア!
銃声、Ø-02 Flowと思われる人物の悲鳴。
Ø-02 Ares: 指揮官、Flowがロスト。繰り返す、Flowがロスト!
Ø-02 Dante: ファック。AntiVoid6を設置しろ、早く!
Ø-02 Dartan: ヴォイド設置完了、撤退指示を。
司令室: 撤退を許可します、急いで。
Ø-02のメンバーが退却する。乱れる映像の中で、後方で何者かによって引き摺られるØ-02 Leonの姿が映し出される。
Ø-02 Ares: [大声で]Leon!
Ø-02 Dante: やめろ、振り返るな!司令室、こちらØ-02、Flow,Leonがロスト!
濃霧がより立ち込める。背後から無数のUE-2844類似実体が追跡している様子が確認される。Ø-02 Dante、Ø-02 Dartanは待機していた機動部隊タウ-90("Crackdown")のOH-6-Remake航空機に搭乗する。
Ø-02 Dartan: 走れ!
Ø-02 AresはOH-6-Remakeのロープを掴もうと試みるが、UE-2844類似実体によって阻害される。
Ø-02 Ares: [悲鳴]
Ø-02 Dante: 飛ばせ、これ以上は無理だ!Aresダウン、Aresダウン!
OH-6-Remake航空機が浮上する。Dante,Dartan脱出時、瞬間的にAres,Leon.Flowの通信が途絶する。
<記録終了>
付記: 機動部隊Ø-02("プロキシマ")の退却後、AntiVoidの起爆によってUE-2844類似実体の殲滅が実行されました。爆風により一時的にSCP-2844-JPが著しく湾曲しましたが、直後からSCP-2844-JPは急速に拡大を開始しました。財団軌道衛星("Providence")の観測データに基づき、起爆2時間の時点でSCP-2844-JPは半径500kmに拡大しました。これに伴い、SCP-2844-JPの撹乱影響は広域に及ぶこととなりました。
補遺2844-JP.6 - ヴェールの崩壊

2021年9月21日現在のSCP-2844-JP。
オペレーション・オーバーウェルム直後から急速に拡大しつつあるSCP-2844-JPは、現時点で半径2300kmに到達しています。また、これに伴いSCP-2844-JPを認識,視認,知覚可能な範囲が爆発的に拡大したため、財団はヴェール・プロトコルの破棄を宣言しました。また、これに伴いSCP-2844-JPの更なる副次的な異常性が解明されました。以下はSCP-2844-JPを視認し影響に曝露したと思われる民間人に対する聴取記録です。
対象: SCP-2844-JP-091(本名: パスカル=アストン)
インタビュアー: Ø-03 ウェイド
付記: 機動部隊Ø-03("タランテラ")は侵蝕性災害に対し抵抗値の高い特殊な人員によって構成される特務機動部隊です。ウェイド隊員はSCP-2844-JPに現時点で曝露していないものと考えられています。
Ø-03 ウェイド: アストンさん、私は治安部隊の者です。先日近隣住民の方から通報がありまして、貴方が不審な挙動を見せていたとの事でした。よろしければ、直近の行動について具体的に説明していただけますか?
SCP-2844-JP-091: 何も隠す必要はありませんよ、牢番Jailer。貴方達は良く頑張りました。
Ø-03 ウェイド: …確認ですが — 貴方はパスカル=アストンさんですか?
SCP-2844-JP-091: 如何にも、私はパスカル=アトソン。人ならざる者、人でありし者。天使の呼び声によって私の心は解き放たれる。牢番よ、何故貴方達は感染しないのか、それが理解できますか?
Ø-03 ウェイド: 感染とは?
SCP-2844-JP-091: "大疫病"、即ちそれは我らの内に眠りし寄生虫です。喜ばしい事に、貴方達は古くよりそれに支配される事なく生きてきました。とても素晴らしい。
Ø-03 ウェイド: 我々に無く、彼ら — 貴方も含め、それらに眠っていたもの?
SCP-2844-JP-091: 虚像は理解せず、啼泣する男は叫び、忌まわしき怪物は変わらなかった。それらは貴方達を見抜けなかった、理解できなかった。哀れなものです。貴方達は悦ばない、怒らない、哀しまない、愉しまない。
Ø-03 ウェイド: 待ってください。感情の事を言っているのですか?
SCP-2844-JP-091: 感情だけではありません。言葉、心理、知恵、痛み……そして死すらも。軈て貴方達に残る不純物すらも、彼の天使らによって解き放たれるでしょう。
Ø-03 ウェイド: 何を、それこそが我々の死を意味するのではないですか?そんな事をして何の意味が?
SCP-2844-JP-091: 貴方達は不純すぎる、牢番よ。しかし貴方達が望むのなら、その身で暫く門番を続けることになるでしょう。どちらを選ぶのかは自由です、それが天使の望む唯一の欲望なのですから。— そして。
SCP-2844-JP-091が空中から銀製のナイフを出現させる。
Ø-03 ウェイド: [絶句]
SCP-2844-JP-091: 貴方達は今日、それを見届ける事になるでしょう。祈りなさい、これが夜明けです。
SCP-2844-JP-091は首をナイフで切断する。しかし、動脈の切断にも拘わらずSCP-2844-JP-091は平然としている。
SCP-2844-JP-091: 今より此処が楽園となる事を、祝福しましょう。
財団による曝露対象者への一斉捜査の結果、何れの対象者も不死性を獲得している事が判明しました。この事態を受け、財団は9月22日、該当する情動的感性、痛覚の喪失また不死性を総じてꔮ-049("Overwrite")現実侵蝕性災害シナリオへと指定しました。
9月23日、抗異常調査部門によって以下の文書が監督評議会へ提出されました。
Department of Antianomalous Investigations
抗異常調査部門の継続的、長期的な観察のデータに基づき、以下の事実が判明しました。
- SCP-2844-JPは基底現実の内部構造に存在する余剰次元であり、通常次元と異なる異常な因果で構成されています。これらはオペレーション・オーバーウェルムにて記録された濃霧や異常実体のサンプルより判明しました。
- SCP-939,SCP-076-2,SCP-682等に見られる「異常存在の顕著な人類への敵対性」はSCP-2844-JPの異常性に基づくものです。後述する人類の"解体"プロセスに伴い発生する破滅的事象はこれら異常存在にとって非常に危機的なものであり、その敵対性は合理的なものであると判断されています。
- 人類を除く超自然的な存在はSCP-2844-JPに対し、一切の反応を示しません。これは説明項目で述べられた海水の反発などから推測され、研究によって判明した事実です。
- 異常存在がSCP-2844-JPに直接曝露した場合、UE-2844実例と同様に崩壊します。
- SCP-2844-JP及び内部空間は通常次元と異なる因果構造をしている為に、通常次元に存在する異常な因果を生成すること — 即ち現実改変など — によって一時的に封じ込める事が可能です。
以下はサイト-σ97の総意です。
我々は上記の事実を根拠として、"人類"を異常存在として指定する事を提案します。SCP-2844-JPにより齎されるものは異常存在の神格化、そして"解体Decommissioned"プロセスです。"解体"プロセスの結果として齎されるのは対象の分離であり、神格と残骸たる"人間性"に分離されます。UE-2844は事実として、残骸たる人間性を維持していました。仮に人類全体にSCP-2844-JPの影響が拡散した場合、ヴェール崩壊、不死性の獲得、正常性の崩壊は免れません。
神格化によって齎されるものは事実上、霊魂の恒久的な"残骸"への幽閉Sheldon-class Soul-trapであり、多元の幸福ではありません。7
正常を維持するため、人類を"保護"する為に。
これが我々の総意です。
この提案の後、監督評議会によってGöクラス"OuterScience"シナリオ8が宣言されました。またꔮ-049への更なる事象指定としてヴェールの崩壊、それに伴う文明維持の難題化が定義されました。アイテムは確実に人類規模での撹乱を齎しています。またこれに伴い、WJS-001特例に基づく監督評議会決議が実施されました。
監督評議会提言概要
議題:
"SCP-2844-JP曝露者及び"人類"のオブジェクト指定の是非" (抗異常調査部門)
評議会投票概要:
是 | 非 | 棄権 |
---|---|---|
(未投票) | ||
O5-02 | ||
O5-03 | ||
O5-04 | ||
O5-05 | ||
O5-06 | ||
O5-07 | ||
O5-08 | ||
O5-09 | ||
O5-10 | ||
O5-11 | ||
O5-12 | ||
O5-13 |
結果 |
---|
投票待ち |
10月4日現在、ꔮ-049シナリオの進行に伴い世界各地で収拾困難な事態に陥っています。その為、監督評議会決議にて最終手順たるディープウェル・ソリューションを実行するか否かの決議が行われています。ディープウェル・ソリューションによって異常な因果を基底現実に構築する事で、一時的にSCP-2844-JPを封じ込める事が可能であると判明しています。しかし当該指令の実現はヴェールの完全な崩壊、そして異常存在により齎される大規模インシデントなどが予想されます。また、ꔮ-049シナリオには新たな事象として"人類規模での神格化"が定義されました。
ꔮ-049("Overwrite")現実侵蝕性災害シナリオ
現時点でꔮ-049特例シナリオに指定された事象は以下の通りです。
- 人類全体の情動的感性、痛覚の喪失現象
- 異常性由来の大規模な撹乱、またそれに伴う長期にわたる文明の完全な維持状態の崩壊
- ヴェールの崩壊
- 基底現実における異常と正常の概念の不確定化
- 人類規模での不死性の永続的な獲得
- 人類意識の完全な消失または置換、そして異常性由来の変異
ꔮ-049シナリオ発動以降、以下の特筆すべき事項が進行しています。タイムラインはSCP-2844-JPの発見以降に発生した事象の抜粋です。
2021/09/21 |
特筆すべきSCP-2844-JPの最初の大規模インシデント。この時点でSCP-2844-JPの影響範囲はヨーロッパ大陸、南アメリカ大陸の一部を除く全域に拡大したものと推測される。 |
2021/09/22 |
各国政府による情報統制の開始。財団の介入もあり最終的に全てのネットワークを隔離する事に成功するが、依然として民間人に広まった異常性の無力化手段は不明。 |
2021/09/23 |
世界オカルト連合の介入。各国首脳を招いた対策会議がGOC=SCPFの管轄の下開始されるが、GoI-007("カオス・インサージェンシー")の介入によるマンハッタン全土での次元崩落現象が発生。GOC=SCPF=Serp-H連合軍による鎮圧が長期にわたり実行され結果的に事態は収束したが、これに伴い財団サイトの複数が陥落、更にGOC事務総長D.C.al FineがGoI-298("ラグナレク・インサージェンシー")により暗殺される。 |
2021/09/26 |
モハーヴェ砂漠に青緑色の不明な実体が突如として出現する。これはSCP-2844-JPによって生成された、もしくは原理的/副次的にその効果によって発生した別の実体であると考えられており、当実体の発生させる分泌液に曝露した対象者がより強力なクラス4危険性神格へと変質することが判明した。これに伴い財団はGOCに無力化計画を提案するも、GOC側はこれを破棄。事実上、同盟は破棄され財団とGOCは完全に対立する。不明な実体はその撹乱リスクを以てSCP-3396に指定される。 |
2021/09/27 |
サイト-19における大規模収容違反の発生。これにより財団潜伏資産の24%が事実上喪失した。また当時の状況における行動の束縛性を考慮し、倫理委員会が解体される。 |
2021/10/01 |
情報統制による大衆の混乱が相次ぎ、各国で暴動が激化する。ヨーロッパ全土におけるSCP-2844-JP神格化事象により影響を受けた対象群が政権を解体し、新国家「ロゥカ・パラ」を設立する。 |
2021/10/04 |
[削除済] |
自動メッセージ: 2021年10月5日、サイト-09より以下の通信を受信しました。内容を抜粋します。
緊急指令パトモス・オメガの開始E r r o r
ATTN: O5-01
まずはおめでとう、稀代の監督者殿。君は非常に良くやった。
私は君がここまでやってくれることを信じていたよ。嘘偽りなく、君は道化でいてくれた。君には賞賛と礼を与えなくてはならないね。それがせめてもの、君への礼儀というものだ。何故私が此処に居ないのか、そして何故君たちは天使の翼を焼かれてしまったのかを語ろう。
因みにだが、私は既に死んでいるのだろう。誰かに殺されてしまったか、或いは今まさに死のうとしているか。結局のところ君が知る必要は無いのだが、何故私が未来の天使たちについて知っているか疑問に思うことだろう。
私は過去に過ちを犯している。文明の繁栄という欲に駆られ、あるがままに生き続けた。それによって齎される現実の崩壊に目を背けて。結局、我々の住んでいた次元だけではなく、多次元宇宙全てに亀裂が走ってしまった。最早これを止める術は持ち合わせていないだろうし、肝心のキーは使い物にならないだろう。全ては私の責任だ。すまない。
私は私に出来る、ありとあらゆる方法で未来の可能性を探った。そして無数のパターンの中に2つだけ、希望が開かれる未来が存在していた。私はそれに賭けることにして、全てをその道に繋がるように続けていった。その可能性の中で、確実に天使、或いは地獄の死者が目を覚ます。彼らは我々 — 深淵より這い出た者たちを許容しない。
私は君に2択を委ねる。楽園を破壊し異常となるか、天使の奴隷となり正常を維持するか。
私ではなく、君が決めてほしい。私の我儘を許してくれ。
さあ、主の支配する世界を 共に眺めようではないか。
最終通達: 監督評議会決議に投票してください。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6759963 (24 Aug 2020 05:02)
結果、と書くのを忘れている様に見受けられます。
個人的にはUV評価では有るのですが些か内部で大きな事が数多くあり、あっち行ったりこっち行ったりと内容を噛み砕くのが少々大変な印象でした。
また、少々「我々は正常を維持しなければなりません。」という部分で維持出来てなくね?と思ってしまいましたので全人類の不死生に関してどの様な対処を起こし、正常を維持してるのかが気になりました。アンニュイ、意識を失わせるなどの対処など?ここら辺は難しいですが…
ここまで言っといて何ですが読解力は無い方ですので解釈の間違った部分、勘違いしている部分が存在している場合ご指摘頂けると幸いです。
あとどの選択肢でも救われないなぁ…と思いましたね、悲しいなぁ
記事作成頑張ってください
批評ありがとうございます。誤字については修正いたしました。
記事中のタイムラインについてですが、書いた本人としては具体的にどういった点が分かりづらいのか少々不明な為、このままにしています。もし具体的にこういう点が分かりづらい、というものがあれば教えていただけますと大変助かります。
2ページ目、3ページ目については共に大規模な変更を加えました。またご提案いただいた(というか私が勝手に拝借しただけですが)「意識消失」というものについては3ページ目で言及させていただきました。改めて、批評ありがとうございます。
個人的追伸: 長い記事であるにも拘わらず丁寧に批評してくださる事に感謝しております。本当にありがとうございます。
改稿後の2p3pを拝読致しましたが面白く感じられました。ただ個人的な考えとすると最後の文章は2つのページ別々な感じに両用を出来るだけ避けた方が良さそうに思います。片方を読み終わりもう片方を読む際に、ここはさっき読んだところだ、と大事なところを読み飛ばしてしまう可能性もありますので…
それと難しいと言った所についてでですがこれはKクラスが連発され、それの内容と現段階の相互関係をもう一度見直すという点で噛み砕くスピードが落ち、分かりづらい気持ちが出てくるという仕方ない側面が強いです。すいません…タイムラインは見易く調整されており良いとは思うのですが…
批評ありがとうございます。色々考えた結果、K-クラスシナリオをGöを除き全て"ꔮ-049("Overwrite")現実侵蝕性災害シナリオ"という定義に変更し、統一しました。また相互関係を明確にするため、一連のタイムラインを追加するなどしました。
読ませていただきました。
個人的にはすごく好きでuvなのですがやはりKajikimaguro様が指摘されたように文字数を削ってテンポ重視にした結果それぞれの事象が軽く流されておりいまいち脅威度が伝わらないかもしれないというものがあります。言葉を選ばずに言うならばK-クラスシナリオは単体で世界が滅亡するほどのエネルギーを持っているのに間髪入れずに出してしまったせいでその脅威が伝わらず、単体で見るとショボく見えてしまう危険性があります。ただまあ一長一短ですよね…驚異と絶望の描写を増やす代わりに読むのに必要なカロリーを増やすか、現状のコンパクトな形で行くのか…私としては長い記事も短い記事も好きなので前者で行ってもいいのですがこれに関しては意見に数が欲しいですね…
細部のディティールや全体的な作風が非常に好みの作品です。投稿頑張ってください。陰ながら応援させていただきます。
批評ありがとうございます。K-クラスコンに出すということもあって可能な限り多くのシナリオを出そうとしたのですが、それが裏目に出てしまったようですね…..実際仰る通りだと思ったので、Göを除き全て"ꔮ-049("Overwrite")現実侵蝕性災害シナリオ"という定義に変更し、統一しました。
作風が好みと言っていただけたのは本当に嬉しいです。ありがとうございます。