このページの批評は終了しました。
以下は財団外時間大深度アーカイブを経由し自律的に送信された事が確認されている文書 - SCP-2166-JPであり、添付ファイルのトークン、コードの解析結果から、送信元のタイムラインでは破滅的なK-クラスシナリオが発生したことが推測されています。基底現実における類似事象の確認、並びに当該オブジェクトに関する経過的な観察のため、未登録ファイル - SCP-2166-JPを暫定的に上書きする形で保存されています。全ての調査の終了とともに、本報告書は削除されます。
翻訳リソースを検出しました。日本支部アーカイブよりデータをインポートしています。[識別コード付与: JP]
…
…
…
Done.
誤伝達部門より通達
貴方達の間で語られる未知が違和を覚えるものであるのなら、直ちに情報をSCP-2166-JPプロジェクトチームへ伝達してください。
忘れ去られる追憶を仮に少しでも思い出すことが出来るのなら、その情報を決して無に帰さないでください。
より優れた方法でそれを操作するため、我々は限りある現実/記号/合意を改変する必要があります。
また、もし貴方が既知の領域から隔絶されるような事があれば、第一に記号災害semiohazardの可能性を疑ってください。"記号災害"について情報がより必要なのであれば、こちらを参照してください。
File 1/2

管理サイト-01、初期建設エリア-E - オペレーションルーム。撮影日不明。
担当サイト | 計画主導 |
---|---|
Site-01 - ICA-E | [UNDEFINED], Dir.Endavor |
研究責任者 | 担当部門 |
Dir.Endavor | Various1 |
特殊収容分類2
収容クラス/Thaumiel: アイテムは他の異常を収容するために使用されます。
副次クラス/Cernunnos: アイテムは機能的には収容可能ですが、しかし財団は原理的または倫理的理由によりそれを達成できません。
以上の特別定義は以下の関係者によって承認されています: J. アクタス / S. アレクサンダー / C. アイヴェスター / A. デッカード / B. ハンフリー / J.R. スネッドン / M. プリンス / M. ブリッジス / J. シドニー / T. パクストン / A. デサイ
Site-81 分類委員会
特別収容プロトコル: SCP-2166-JPは管理サイト-01の初期建設エリア-E(以降、ICA-Eと表記)に収容されており、配備された複数のスクラントン・アンカーによる合意的現実レイヤーへの固定化、そして本質的現実レイヤーからの隔離が施されています。しかしながらSCP-2166-JPの事実上の無力化が行われているにも拘らず、関係する全ての事象は何らかの侵食性災害を有しています。当報告書の閲覧時には情報3/キネト/官僚/ミーム/認識/記号災害の予期せぬ発生に警戒してください。何らかの異常に曝露した場合、直ちにSCP-2166-JPプロジェクトチームの抗異常調査部門に報告を行ってください。また現在、空想科学/ノウアスフィア部門によってSCP-2166-JP関連情報の破損についての調査が進められています。
現時点で、一部を除く全情報は以下の部門により検閲されています: 記録/情報保安管理局, 監督評議会, SCP-2166-JP全プロジェクトチーム。以下の点において、特筆すべきSCP-2166-JPの調査が進行中です。
- [UNDEFINED]4

SCP-2166-JP、活性化状態。撮影日不明
説明: SCP-2166-JPは管理サイト-01のセクションICA-Eに収容される、現実性破断-高度技術兵器(Ontokinetic-Advanced Technological Weapons)です。この兵器は財団内部機密計画"Awakeningプロトコル"の最終結果として製造されており、現在はその特定部位並びに中枢となる情報の致命的な欠落によりその機能を喪失しています。かつての計画であるAwakeningプロトコルは余剰次元を基底現実から隔絶する事を最終目標とするものであり、ベース・タイムラインにおける1922年の段階から始動しました。SCP-2166-JPは結果的に、1938年にその改変能力によって不適切なTK-クラス"時間軸破断"シナリオ5の発動に至るまで、その機能を維持していました。プロジェクトチームの一員である[UNDEFINED]の不明な理由による喪失に伴い、現時点で当該オブジェクトを無力化する手段は判明していません。関連する一部の情報には著しい欠落が発生しており、財団はSCP-2166-JPに関する詳細な知識を有していません。
補遺2166-JP.Ⅰ: 要注意団体"[UNDEFINED]"について

UNDEFINED
GoI-[Error]、あるいは[UNDEFINED]と呼称される当該要注意団体は、基底現実においてその存在が示唆されている低脅威の空間異常、またそれらの内部に存在する異常存在によって構成されています。当該要注意団体により齎される様々な異常現象、並びに物品はいずれもNoticeクラス6に推定される、一般的に無害なものとされており、これら物品の生成プロセスにおいて何らかの志向・目的を有さず、またこれらの物品/現象を用いた財団並びに人類に対する敵対行動は確認されていません。
[UNDEFINED]の存在の確証に至る最古の情報痕跡は日本国京都府にて確認されており、当時の記録はSCP-[UNDEFINED]-JPとして記録されています。当該オブジェクトは現在財団により収容状態に置かれていますが、現時点まで何らかの危険性、潜在的な撹乱のリスク等は確認されていません。その後も幾つかの関連するアノマリー/オブジェクトの存在は確認されましたが、当該要注意団体による敵対性が確認されないことより当初は当該要注意団体に対し不干渉体制を維持していました。
[UNDEFINED]の領域は外次元的な空間に位置しており、その正確な規模/境界は判明していません。またこれに関する情報はこれに留まらず、ほぼ全てにおいて確証に至る明確な痕跡を残していません。内部空間への侵入は対象となる人物の一時的な、しかし深刻な健忘症を誘発させ、最終的に空間からの脱出が困難なものとなります。このため、財団による内部調査の試みは何れも失敗しています。
これらのメカニズムの起源また法則は合意的現実レイヤーに属するものではなく、その大半を空想的/本質的現実レイヤーに依存している事が抗異常調査部門による監査により判明しています。現実レイヤーに関する詳細な説明については、抗異常調査部門/Endavor博士による現実レイヤーに関するオリエンテーションの書き起こしを参照してください。
1920年現時点、過去改変流の情報痕跡より少なくとも██名が不特定のルートを経由し[UNDEFINED]へと侵入、その後喪失したことが明らかになっています。これは人類規模で見た際に致命的な災害を引き起こす可能性が極めて低い異常だとしてこれまで監察が続けられてきました。しかしながら余剰次元との接続を起因とする超常現象は[UNDEFINED]以外にも多数存在し、それらの存在は財団により問題視されてきました。以下はその一例です。
- 放浪者の図書館: 世界中の多くの異なる場所で発見されるポータルからアクセスできる超常的な異次元空間
- SCP-1485: 9.71m×10.54mの外次元的な時空間異常
- 不特定多数の未解明領域
抗異常調査部門はこれら全ての"余剰次元"を高危険性オブジェクトと判断し、暫定的にこれら全てをSCP-2166-JP-Ωと指定する草案を提起しました。動議は監督評議会によって可決され、SCP-2166-JP-Ωの廃止Decommissionに向けたプロジェクトチーム-2166("Waker")が結成されました。
補遺2166-JP.Ⅱ: Awakeningプロトコル
Awakening Protocol
SUB-PROPOSAL #8888
1920/08/21
[UNDEFINED], Dir.Endavor
Project-Team 2166("Waker")
目的: 兼ねてより存在する、基底現実に接続される複数の余剰次元を現実レイヤーから隔絶します。
保全プロトコル: 財団の管理する財源への直接のアクセス、および最新技術の流用、また要注意団体による襲撃などを考慮した最大の安全/機密性を確保するために、当該プロトコルの全ての物品は管理サイト-01、初期建設エリア-Eに配置されます。全ての物品並びに研究人材は各国サイトの主要かつ有力な高クリアランスの職員、そしてThaumielクラスオブジェクトの使用によって確保されます。全ての手順の実行にあたり評議会判断を仰ぐ必要は無く、既に全ての実行権限が許諾されています。全プロセスの実行、研究機関は2年間を想定しています。
Segment-1: 主記憶装置を統制/構築する通信制御装置の開発。信号変換には通常のパターンシステムが流用され、エラー検出の為の主な機能の代替としてエリュトリール効果流検出装置の一部機構のプログラムが転用される。プロセッサのコールドスタンバイモードを維持するための特殊な制御回路を組み込むことが要求されるため、一部のアーティファクトおよび有用なAnomalousアイテムが組み込まれる。
Segment-2: ベースラインの現実性を操作するための主記憶装置の開発。マーシャル・カーター&ダークとの一時的な協定の下MPUの開発を委託し、費用は割り振られたリソースを消費する。
Segment-3: 中央制御回路の開発。アクティビティを記録するための大規模なデータベースについてはSegment-4を参照のこと。記録された情報を基にシミュレーションを行い、起動時に発生するエラー、並びに現実性の湾曲を最小限に抑える機能を有する。ターゲットとなる現実レイヤーの構造を立体的に監視し、その現実性の乱れに適応した相対数値を算出する事により、実際に行われる概念構造のインスタンスを代入する。
Segment-4: 全てのデータを統計するための大規模データベースの開発。バックアップサイト-24は当該セグメントの崩壊に備え1時間おきに全てのデータのバックアップ処理を行う。データセンターの再構築には当該セグメントのデータが利用される。仮想システム、仮想ストレージ化などの後継的な改造を考慮し、あらゆる可変性を伴う特殊な改造が要求される。
<以下、全18のセグメントがエントリーされています>
説明: これら全てのセグメントの完遂により結果として出力されるもの(O-ATW)はSCP-2166-JPと定義され、管理サイト-01に収容されます。本件の主導および責任者は[UNDEFINED], Endavor博士であり、何らかの問題が発生した場合に備え特定の問題解決手順は管理サイト-01に保管されます。SCiP.NETデータベースには漏洩の恐れがあるため、これらの緊急性バックアップは登録されません。
補足: Awakeningプロトコルの実行により例外が発生しました。補遺2166-JP.Ⅲを参照してください。
補遺2166-JP.Ⅲ: TK-クラス"時間軸破断"シナリオ
概要: 財団データベースに記録された情報より、1922年のいずれかのタイミングでAwakeningプロトコルが実行され、実際に全ての余剰次元がベースラインより隔絶された事が空想科学/ノウアスフィア部門の解析により判明しています。しかしながら何らかの事象によってセクションICA-Eを中心とした大規模な因果構造の崩壊および時空連続体の多大な損傷が発生、結果的に全ての事象はTK-クラス"時間軸破断"シナリオの誘発に帰結する事態となりました。TK-クラスシナリオはタイムラインの激烈な破壊と再構築を繰り返し、最終的にベースラインをより不安定なものへと変質させました。また、今回のシナリオによって財団の幾つかの機能系統に影響がおよび、当該報告書の一部に"未定義"とされる不明なエラー/情報性喪失現象を発生させました。詳細な研究データについては後述の資料を参照してください。
Department of Pataphysical Optics and Noospheric Imaging
我々空想科学/ノウアスフィア部門の研究および経過的な観察、そして調査に基づき、今回発生したTK-クラスシナリオの根本的な原因はAwakeningプロトコルの段階的なプロセスに由来するものだと推測されています。Awakeningプロトコルの発動、並びにSCP-2166-JPにより余剰次元を合意的現実から隔絶する事に成功しました。しかしながら[UNDEFINED]の存在はその唯一の例外でした。当該次元は元来より基底現実に属する"入れ子構造"であった事が後の調査により判明しており、当該次元の欠落、即ちその分の重力ポテンシャルの損失を招き、最終的に保存則の埋め合わせによって周辺領域を巻き込んだ大規模な現実の修正イベントが発生 結果的に、その損失をカバーできなかった基底現実は予測不能な動作の後にクラッシュし、TK-クラスシナリオの誘発へと至りました。
TK-クラスシナリオは従来の予測可能なK-クラス指定シナリオの例外中の例外であり、文字通り"予測不可能"なのです。これにより、以降何らかの事象で現実が崩壊する可能性すらも否めない、最悪の事態を招いたことが予想されます。しかしながら、現実を安定化させるための大規模なオントキネティック・フォースフィールドの展開には財団の残存リソースでは到底不可能であり、今後の経過観察が必要となります。
補足: 1938年、誤伝達部門による当該事象への更なる言及がなされました。以下はその抜粋です。
Department of Miscommunications
[UNDEFINED]、そしてSCP-2166-JP-Ωの喪失は基底現実に対し多大な影響を及ぼしました。我々はこれらの論理プロセスをより深く理解しています。しかし、これについて言及するにあたり我々は正確な識別子を用い、それらの齎す名辞的な"記号災害"に最大限の警戒をしなければなりません。現時点でENTITYの齎す記号災害は名も無き森によるアイデンティティの抽象化に原理的に一致する部分があり、何故これらが発生しうるのかは現在判明していません。
本来、我々の存在する合意的現実から排除された存在 より分かり易く言及するのなら、それはOURによって齎されるENTITYの恒久的な忘却、そして消滅です は暫定的な準存在として空想的現実レイヤーに留まり、"記号"としての認識をされなくなることで合意的現実からの完全な抹消に至ります。しかし、現段階でそれらのGONERは停滞せず、何らかのDIMENSIONに移動していることが判明しています。これにより合意的現実にはSPACEが発生し、現実の破滅的なDAMAGEを齎します。USはこの埋め合わせをしなければなりません。これには我らによって造られた隔壁の応用が使えることでしょう。
しかし、依然として我々はGONERの行く先を知らなければなりません。例え其れが[DON'T FORGET ME.]
File 2/2
担当サイト | 計画主導 |
---|---|
Site-01 - ICA-E | Dir.Endavor |
研究責任者 | 担当部門 |
Dir.Endavor | Various |
特殊収容分類
収容クラス/Thaumiel: アイテムは他の異常を収容するために使用されます。
副次クラス/Apollyon: アイテムは収容不能であり、能動的に世界の終焉を招きます。
以上の特別定義は以下の関係者によって承認されています: J. アクタス / S. アレクサンダー / C. アイヴェスター / A. デッカード / B. ハンフリー / J.R. スネッドン / M. プリンス / M. ブリッジス / J. シドニー / T. パクストン / A. デサイ
Site-81 分類委員会
戦略的収容プロトコル: 1940年現在、発生したTZ-Kクラス"現実不全/時間軸破断"シナリオを止める手段は存在せず、また財団のあらゆる手法を用いたシナリオの強制終了の試みは許容されていません。これは副次的に発生すると予想される破滅的なZKイベントの回避の為です。SCP-2166-JPは可能な限り早く停止されなければなりません。

SCP-2166-JP、活性化状態。1940年撮影
説明: SCP-2166-JPは管理サイト-01のセクションICA-Eに収容される、現実性破断-高度技術兵器(O-ATW)です。本来、当該兵器は基底現実に接続された様々な余剰次元を明確に隔絶する事を最終的な目的とするAwakeningプロトコルによって開発・製造されました。現在、装置は改造されており、基底現実において[UNDEFINED]による常時の現実性欠落 俗に"空白"と呼称される の修復作業に用いられています。SCP-2166-JPの完全な活性化前にインプットされたデータベースには、プロジェクトチームによって製作された一連の修復プロセスのシミュレーションデータが搭載されています。しかしながらSCP-2166-JPは想定の能力値を大幅に超過する改変機能を有するようになり、本質的現実への多大な干渉能力を用いて異常な因果を形成するようになりました。現在これはベースライン・ノウアスフィア(知覚領域)の外部に存在し、財団および合意的現実による事実上の干渉が不可能な状態に陥っています。これによりベースラインには部分的な腐食が発生しました。
補遺2166-JP.Ⅳ: TZ-Kクラス"現実不全/時間軸破断"シナリオ
抗異常調査部門により、基底現実において発生した不特定多数かつ広域での"空白"、そしてそれに伴う時空間の湾曲減少は局所的、もしくは破滅的なTZ-Kクラス"現実不全/時間軸破断"シナリオを発生させると提言されました。管理サイト-01はこの事象に対処すべく、情報の破損により暫定的にCernunnos指定されていたSCP-2166-JPを復旧・改造し、ベースラインに発生する"空白"を外部エントロピーによって埋め合わせることにより、一時的な措置を講じていました。詳細なプロセスについてはEndavor博士の書き起こしを参照してください。
SCP-2166-JPは分類委員会の動議可決により、Thaumiel-Apollyonへと再分類されました。監督評議会の判断により、プロジェクトチームの再構成とともに、現在当該オブジェクトの再制御試行が進行中です。詳細は文書 - Drunkness Protocolを参照してください。
補遺2166-JP.Ⅴ: Drunknessプロトコル
Drunkness Protocol
SUB-PROPOSAL #9999
1940/01/29
Dir.Endavor
Project-Team 2166("Waker")
概要: 本プロトコルの最終目的はSCP-2166-JPを制御下に再び置くことです。現在確認されている不明な本質的実体による合意的現実への多大な負荷は深刻なTZ-Kシナリオを進行させています。また相対的に稼働し続けるSCP-2166-JPは予測不可能な因果を形成し、深刻な被害を齎しています。あくまでも我々の第一目標は現在明確に判明しているSCP-2166-JPの鎮静化処置であり、未解明である本質的実体は現在調査が進められるのみです。手順の実行に伴い、如何なるリスクも顧みずプロトコルを進行させることが承認されています。SCP-2166-JPは出来る限り早急に停止されなければなりません。
Drunknessプロトコル / 01, 09, 23~回目の試行 |
---|
日付: 1940/02/09 本件従事者:
![]() SCP-2166-JPフラグメント、システムパターン変化時 Drunknessプロトコルに基づき、SCP-2166-JPのデフラグメンテーションが施行されました。上記画像は瞬間的、1/30フレーム間で撮影されたSCP-2166-JPのフラグメントデータであり、これら最適化イメージから抽出された情報には合意的現実における幾つかの概念、存在に関するデータが検出されました。以下は誤伝達部門による検閲が行われた上で公開されている、フラグメントの言語化されたデータの抜粋です。
このデフラグメンテーションの終了直後、SCP-2166-JPは再び活性化状態へ移行しました。それは以前より強力であり、広域にわたる潜在的撹乱能力を有するようになりつつありました。この事態を受け、プロジェクトチームは全32回の無力化処置を実行しました。 |
管理サイト-01に配備されていた非常用の全てのスクラントン・アンカーを活性化状態へ移行し、SCP-2166-JPの効果範囲を最小限に抑える試みが執り行われました。実際にはスクラントン・アンカーはその効力を発揮せず、またサイト-01を中心とした大規模な時空間湾曲が発生しました。湾曲現象は最終的に、スクラントン・アンカーが活動上限を突破し臨界状態に至るまでの27時間継続しました。 そしてこれによるサイト-01、また周辺区域の被害は甚大であり、広域にわたる因果の撹乱、大規模収容違反を招きました。 |
シャンク-アナスタサコス恒常時間溝、シャンク=スクラントン因果擾乱器、アスクレウス現実杭などの財団内部で安定化が確認されている/高危険性の現実改変機器を用いたSCP-2166-JPの強制的な無力化処置が施行されました。SCP-2166-JPはこの時点で何らかの指向性を有しており、これら兵器による現実改変流の湾曲可変を行うなどして抵抗しました。特筆すべき事項として、SCP-2166-JPは既に何らかの"自我"のようなものを有していると考えられます。 最終的に、現実改変機器を用いた無力化の試みは全て失敗に終わりました。また同時に、因果撹乱によって発生した二次的な損害、およびSCP-2166-JPによる源理改変が発生し、関係する多数の名辞と関係者が影響に曝露しました。この時点で世界各国における大規模な異常事態が発生し、財団はBK-クラス"壊された虚構"シナリオの発生を宣言しました。 |
無意味。 |
また、第32回目の試行後、突如としてSCP-2166-JPは状態をセーフモードに移行し、1/30フレームでのフラグメントデータを出力しました。以下は誤伝達部門によって作成された、出力結果の不明なコードのアナグラムです。
不純と羨望
其処に溢れる無数の芸術
其れは不完全
非常に興味深い
語られる未知
伝搬する恐怖
彼らは関わり無く
より多くを知っている
依然として此処はなお強い
しかしそれは閉鎖的である
逼迫する歴史
忘我する傀儡
虚飾は軈て崩れ去る
隔壁がそうであったように
忘れよ
それを恐れるな
受け入れるのだ
我らの愛を込めて
酩酊・忘却・停滞
追記: 現在、合意的現実に顕現した本質的実体によるHK-クラス"神的征服"シナリオが進行中です。
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シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6759963 (24 Aug 2020 05:02)
拝読しました。
全部音読して読んだのですが、語句など設定に重きが置かれすぎているためか、大半の情景を頭の中で想像できず、常に煙に巻かれているような感覚でした。特に最初の説明に行くまでの文や装飾でお腹いっぱいになってしまい、初手から読み手に易しくない下書きである印象を受けました。また、オリエンテーションの内容が長すぎて、読んでいてかなりだれてしまいました。全体的に魅力的な言い回し、魅力的な語句を盛り過ぎているように思います。好きな人は好きかもしれないけど、大半の人には読んでいて辛くなるタイプの記事だと考えます。
どちらもオブジェクトそのものの収容という観点では定義として微妙なもので、たとえばContinuaの初出記事のようにSafeと併用しているなら大丈夫なのですが、この2つの併用はよくないと思います。収容する難易度を表しているクラスは使った方がいいです。
いや、暗闇とか影とかじゃね……?と思ってしまいました。管理者の言葉に対しては夜はニュアンスがあってない気がします。
酩酊街に対抗するためのプロジェクトチームなのかと思ったのですが、このネームだと進んでやられに行ってるように見えました。
分割したらそれこそ有事のときまずいのでは、とおもいました。
「其処」「何れ」「或いは」「及び」「軈て」「嘗て」などの指示語と接続詞と副詞でしょうか、漢字難しいのがやたら多いので意識的にひらがなを使った方が読みやすいです。
普通のテーマよりも長くなるように設定されてると思うのですが、やっぱりSCPの文章として読むと読みにくくて好みじゃありませんでした。
黒に赤でギラギラした印象を受け読んでいて疲れました。djkaktusの提言3が引き合いに出されそうですが、あちらは見出しなどで赤を使っていて、基本的に本文中に赤色が出てこないでの読んでいてあまり疲れないという違いがあります。こちらは何度も本文中で出てくるので疲れるのだと思います。
また緑色が背景の黒に対して明るさが足りず、読みにくいです。
とにもかくにも、設定や見た目や言い回しのせいで情景と内容が中々頭に入ってこず、読んでいて非常に疲れるために、最後まで読みたいと思えない下書きでした。書きたいことだけにこだわっていては厳しいものがあるでしょう。読みやすいのかどうか、この語句で果たして設定を理解できてもらえるのか、そういう点にも意識を向けて見直した方がいいと思いました。ただ私はdvを入れますが、好きな人はいるんだろうなとも感じました。なんとなくUndertaleを思い出すような雰囲気でもありましたし。
拝読しました。
全部音読して読んだのですが、語句など設定に重きが置かれすぎているためか、大半の情景を頭の中で想像できず、常に煙に巻かれているような感覚でした。特に最初の説明に行くまでの文や装飾でお腹いっぱいになってしまい、初手から読み手に易しくない下書きである印象を受けました。また、オリエンテーションの内容が長すぎて、読んでいてかなりだれてしまいました。全体的に魅力的な言い回し、魅力的な語句を盛り過ぎているように思います。好きな人は好きかもしれないけど、大半の人には読んでいて辛くなるタイプの記事だと考えます。
どちらもオブジェクトそのものの収容という観点では定義として微妙なもので、たとえばContinuaの初出記事のようにSafeと併用しているなら大丈夫なのですが、この2つの併用はよくないと思います。収容する難易度を表しているクラスは使った方がいいです。
いや、暗闇とか影とかじゃね……?と思ってしまいました。管理者の言葉に対しては夜はニュアンスがあってない気がします。
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分割したらそれこそ有事のときまずいのでは、とおもいました。
「其処」「何れ」「或いは」「及び」「軈て」「嘗て」などの指示語と接続詞と副詞でしょうか、漢字難しいのがやたら多いので意識的にひらがなを使った方が読みやすいです。
普通のテーマよりも長くなるように設定されてると思うのですが、やっぱりSCPの文章として読むと読みにくくて好みじゃありませんでした。
黒に赤でギラギラした印象を受け読んでいて疲れました。djkaktusの提言3が引き合いに出されそうですが、あちらは見出しなどで赤を使っていて、基本的に本文中に赤色が出てこないでの読んでいてあまり疲れないという違いがあります。こちらは何度も本文中で出てくるので疲れるのだと思います。
また緑色が背景の黒に対して明るさが足りず、読みにくいです。
とにもかくにも、設定や見た目や言い回しのせいで情景と内容が中々頭に入ってこず、読んでいて非常に疲れるために、最後まで読みたいと思えない下書きでした。書きたいことだけにこだわっていては厳しいものがあるでしょう。読みやすいのかどうか、この語句で果たして設定を理解できてもらえるのか、そういう点にも意識を向けて見直した方がいいと思いました。ただ私はdvを入れますが、好きな人はいるんだろうなとも感じました。なんとなくUndertaleを思い出すような雰囲気でもありましたし。
拝読しました。
全部音読して読んだのですが、語句など設定に重きが置かれすぎているためか、大半の情景を頭の中で想像できず、常に煙に巻かれているような感覚でした。特に最初の説明に行くまでの文や装飾でお腹いっぱいになってしまい、初手から読み手に易しくない下書きである印象を受けました。また、オリエンテーションの内容が長すぎて、読んでいてかなりだれてしまいました。全体的に魅力的な言い回し、魅力的な語句を盛り過ぎているように思います。好きな人は好きかもしれないけど、大半の人には読んでいて辛くなるタイプの記事だと考えます。
どちらもオブジェクトそのものの収容という観点では定義として微妙なもので、たとえばContinuaの初出記事のようにSafeと併用しているなら大丈夫なのですが、この2つの併用はよくないと思います。収容する難易度を表しているクラスは使った方がいいです。
いや、暗闇とか影とかじゃね……?と思ってしまいました。管理者の言葉に対しては夜はニュアンスがあってない気がします。
酩酊街に対抗するためのプロジェクトチームなのかと思ったのですが、このネームだと進んでやられに行ってるように見えました。
分割したらそれこそ有事のときまずいのでは、とおもいました。
「其処」「何れ」「或いは」「及び」「軈て」「嘗て」などの指示語と接続詞と副詞でしょうか、漢字難しいのがやたら多いので意識的にひらがなを使った方が読みやすいです。
普通のテーマよりも長くなるように設定されてると思うのですが、やっぱりSCPの文章として読むと読みにくくて好みじゃありませんでした。
黒に赤でギラギラした印象を受け読んでいて疲れました。djkaktusの提言3が引き合いに出されそうですが、あちらは見出しなどで赤を使っていて、基本的に本文中に赤色が出てこないでの読んでいてあまり疲れないという違いがあります。こちらは何度も本文中で出てくるので疲れるのだと思います。
また緑色が背景の黒に対して明るさが足りず、読みにくいです。
とにもかくにも、設定や見た目や言い回しのせいで情景と内容が中々頭に入ってこず、読んでいて非常に疲れるために、最後まで読みたいと思えない下書きでした。書きたいことだけにこだわっていては厳しいものがあるでしょう。読みやすいのかどうか、この語句で果たして設定を理解できてもらえるのか、そういう点にも意識を向けて見直した方がいいと思いました。ただ私はdvを入れますが、好きな人はいるんだろうなとも感じました。なんとなくUndertaleを思い出すような雰囲気でもありましたし。
ええと、Wikidotの不具合か知りませんが何故かポストをディスカッションで確認できないので、新規ポストにて返信させていただきます。
今回の記事において、「デフラグメンテーション」や「ベースライン・ノウアスフィア」と言った難解な語句を用いたのは意図的なものであり、またこれらはSCP-6820(未訳)に影響を強く受けているのも理由の一つです。"酩酊街"という単語を記事内で登場させたくなく、また同時に読者に対し「何が起きているか分からないが不穏」であることを感じさせたいがためにこのようなコンセプトで書きました。しかし、実際にその様に受け取られるとは思っておらず、また同時にこれが低評価の要因になると分かった上で、私は一部を除きこのまま投稿したいと思います。
理由として、私はこの様な情報量による場面の表現と設定に重きを置いて考える、また創作するのが好みなので、その点において評価を受け辛いというのを理解しています。そのため、これ以上どうやってもこの記事は良いものにはならないだろうと考えました。しかし削除するのも何なので、折角だから投稿してしまおうという感じです。Fennecistさんには申し訳ないのですが、具体的な改善案も浮かばないので…..
ご指摘いただいた点を修正しました。具体的に:
max-widthを調整することにより修正しました。
[UNDEFINED]という単語の登場回数を減らしました。また、緑色を少し明るくしました。
折角批評していただいて非常に申し訳ないのですが、あまり改善できないかもしれません…..本当にすみません。
ありがとうございました。
内容をほぼ別物にする事を目的に大規模な改稿を行いました。