下書き用

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81██の低危険度物品収容ロッカーに保管されています。SCP-XXXX-JPの実験を行う場合は、事前に影乃食肉加工工場の作業員に扮した財団職員に実験の日時を知らせてください。

説明: SCP-XXXX-JPは1993年に影乃製鉄所(現在は食肉加工工場として稼働)より生産、販売された包丁の1つです。SCP-XXXX-JPと同型の包丁は、1995年の生産終了までに██万本生産されましたが、異常性を有しているのはSCP-XXXX-JPのみです。SCP-XXXX-JPは他の同型の包丁と同様に調理に利用できますが、SCP-XXXX-JPの刃によって人間が負傷した場合に以下の異常性が発現します。以降、SCP-XXXX-JPによって負傷した人間を負傷者と呼称します。

負傷者は、自身の性的魅力として最も自信がある体の部位を消失します。これは負傷者がSCP-XXXX-JPによって負傷を受けた部位や、負傷の程度からは影響されません。消失した箇所には傷や消失部位があった形跡は残らず、負傷者は消失による苦痛を感じることはありません。

SCP-XXXX-JPによって消失した部位は、影乃食肉加工工場内の大型ミートミンサー内部に転移します。これは以下の実験により判明しました。

実験記録XXXX - 日付2006/07/12

対象: SCP-XXXX-JP

実施方法: D-41298をSCP-XXXX-JPを用いて負傷させる。D-41298の消失すると思われる部位には、予めGPSを埋め込んである。

結果: D-41298の[編集済]の消失。

消失部位の転移先であるミートミンサーが置かれている場所は、影乃製鉄所時代に社長室であったことが判明しています。当時の社長である影乃忠則氏は現在、███警察署にて拘留されています。以下は警察に扮した財団職員が拘留中の影乃氏に行ったインタビューの音声記録です。

対象: 影乃忠則氏

インタビュアー: エージェント・三上

付記: インタビューを円滑に行うために、SCP-XXXX-JPを包丁と呼称しています。

<録音開始>

エージェント・三上: それではインタビューを開始します。

影乃氏: はい。

エージェント・三上: あなたはこの包丁について知っていますか？

影乃氏: 当たり前じゃないか、俺が捕まった原因の1つなんだから。お兄さん警察だろ？、そのくらい調べてから来なよ。新人か？

エージェント・三上: 失礼、確認しただけです。ではあなたはこの包丁が持つ異常性のことはご存じでしたか？

影乃氏: 変なこと聞くね、あんた。クスリでもやってんのか？

エージェント・三上: 質問に答えてください。

影乃氏: ふん、まあいいや。警察も気づいてたってわけか。さすがだね。

エージェント・三上: ということは異常性は知っていたわけですね。

影乃氏: 知ってるも何も、俺がそうしたんだから当たり前だよ。

エージェント・三上: …あなたに異常性を付与する能力があるということですか？

影乃氏: あのさ、さっきから何なんだよ、その異常性って呼び方は。魔法で作ったわけじゃあるまいし。刃の先端を人の皮膚を切りやすいように少し加工しただけじゃねえか。

エージェント・三上: …と言いますと？

影乃氏: 他の包丁よりも少しだけ先端を薄くしたのさ。

エージェント・三上: それだけですか？

影乃氏: それだけって言い方はないだろ。これでもかなり大変だったんだぞ。

エージェント・三上: 失礼しました。ではインタビューはここまでとします。

影乃氏: ちょっと待ちな、お兄さん。俺が捕まる前日に俺の包丁を盗んで、代わりに女の[編集済]置いていった俺と同じ変態野郎は捕まえたのか？

<録音終了>

終了報告書:

補遺: [任意に追加されるパラグラフ

---

• • _
  批評コメント批評コメント

  
  コメント投稿フォームへ

  注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。

  批評コメントTopへ

  - hide block

ERROR

The Yurikito's portal does not exist.

エラー:	Yurikitoのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。

利用ガイド

1. portal:6750132 (19 Aug 2020 13:32)