SCP-6140-J - 大英帝国

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クレジット

タイトル: SCP-6140-J - 大英帝国
著者: JTKC
翻訳者: sotabon
作成年: 2023

アイテム番号: 6140-J

レベル1

収容クラス:

keter

副次クラス:

{$secondary-class}

撹乱クラス:

amida

リスククラス:

critical

link to memo

特別収容プロトコル: 統合任務部隊アルファ-1773（"ボストンティーパーティー"）が下記組織と共同で設立されました。

世界オカルト連合
異常事件課
中国人民解放軍超常部隊
三ツ月イニシアチブ

統合任務部隊アルファ-1773は、SCP-6140-Jによるスパイ活動・破壊工作の防止を含むSCP-6140-1の防衛を任務としています。

収容完了、もしくは財団が崩壊するまで、機動部隊Nu-7（"下される鉄槌"）は統合任務部隊アルファ-1773に統合され、O5-6の直接監督下に置かれています。展開計画-6140に従い、活動地域内の財団施設では避難が進められており、代わりに統合任務部隊オメガ-1773の隊員が配置されています。

説明: SCP-6140-Jは大英帝国であり、2022年10月1日に現実世界に出現すると予測されています。
SCP-6140-J-1はSCP-6140-Jを現在の国境内に留めるための奇跡論的に強化された壁です。

Current territory in which SCP-6140-J is confined to. CAA September 7, 2022.

O5評議会は本件をUK-クラス世界終焉シナリオ¹と宣言しました。

補遺6140.1: 危険度評価

解析部門と専任部隊部門の共同作業部会は、現代におけるイギリス帝国の主な危険因子の概要を報告書にまとめました。考古学的調査、英語の碑文や文献の調査、パラ統計のデータモデル等に基づいています。

説明	危険度	備考
陸軍	高	予想兵員数2500万。大規模な武器工業により近代設備を調達可能。
空軍	不明	近代的な空軍を持つ可能性が高いが、現時点のデータではどの程度かは不明。
海軍	高	SCP-6140-Jの海運国家としての歴史から、数隻の戦艦、駆逐艦、空母を含む大規模な海軍を持つと思われる。
国際同盟	低	SCP-6140-Jに対して好意的な態度を示す国家はほぼない。
インフラ	高	主要な貿易・輸送ルートに数々の主要施設を設置することで、大陸を越えた資源と人員の効率的な輸送が可能となっている。
スパイ活動	深刻	SCP-6140-J内に多くのスパイ機関が存在することが確認されており、それらが本格的に活動を開始すると、大きな脅威になると予想される。
ヒューマノイド改造	中	SCP-6140-J内のすべての人間は生まれつきナイフ戦闘についての深い知識を持っています。これが人体改造によるものか、SCP-6140-Jの異常性によるものかは不明です。
核兵器	高	イギリス帝国が核兵器と大陸間弾道ミサイルを所有しているのは確実。
生物兵器	高	歴史的文献によると、高度に発達した異常な変身能力を有する。植物または菌類由来の伝染病が存在する可能性も高い。²
最上級多能性実体との共謀	深刻	暴力的な神聖な人物であるマーガレット・サッチャーの崇拝が国教です。この派閥の保守党として知られる現存する団体は、彼らの神を召喚することによって、何度か世界終焉シナリオを引き起こそうと試みてきました。

補遺 6140.2: SCP-6140-J による新たな脅威

19世紀から20世紀半ばにかけて、SCP-6140-Jの支配下の植民地の数は劇的に減少しました。SCP-6140-J-1は、理論的にはSCP-6140-Jを排除するために使用できますが、前述の措置にもかかわらず、SCP-6140-Jの領域は1953年以降停滞し始めています。 SCP-6140-Jは1980年以降、毎年約1.1平方メートルずつ増加し始めました。その原因は、SCP-6140-Jの支配者が保持する強力な奇跡論的熟練であると断定されました。この傾向が続く場合、SCP-6140-Jは以前のすべての植民地とその資源を再びSCP-6140-Jの支配下に置き、世界的に有力な立場の状態で再出現する可能性があります。

さらに、SCP-6140-Jの弱体化により、その影響下にある市民は国境から逃れることができました。その結果、多くのイギリス人が、地球上のほぼすべての主要都市に居住しています。

SCP-6140-J生まれのスパイの共通の特徴には以下が含まれます: