GoI案　「超越芸術連合」

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Groups Of Interest Files - No.8912

名称: 超越芸術連合/Transcendental Arts Union

敵意レベル: 3(中立的)

活動頻度: 5(活発的)

排除レベル: 1/-1(異常オブジェクトの収容が可能/構成員の終了不可)

組織規模: 1~3(小規模~中規模)

概要: GoI-8912("超越芸術連合"もしくは"Transcendental Arts Union")は、芸術作品の美やクオリティの追及(以降昇華と表記)を目的とした、起源不明の団体です。
その起源は非常に古いと考えられており、紀元前にまで遡ると推測されています。
複数のPoIが加盟していると考えられており、組織としては比較的小規模な範囲に収まっています。

基本的には通常の手段¹で芸術作品の昇華を試みていますが、一部のPoIなどは異常オブジェクトにより昇華を行う場合があります。しかし、その結果作成された芸術作品は非異常性のものがほとんどです。昇華された芸術作品の全てには元の作品が存在しており、同一作品が複数回昇華されるケースも存在しています。

また、定期的に"演奏会"と称して一般社会で活動を行う事があります。このほとんどは通常の演奏会と同一ですが、過去に死亡した音楽家が演奏しているケースが大半であり、記憶処理を必要とする場合があります。

以下は、現在GoI-8912に加盟していると考えられているPoIです。

PoI-9123("トランセンデンター")

PoI-9123は、トランセンデンターと名乗る、男性のピアニストです。
その経歴は全て破壊されており、過去数12回行われた個人情報の特定は失敗しています。
PoI-9123が何らかの楽曲を演奏した場合、音楽の好嫌に関わらず、彼のファンになるという認識災害が発生します。
この認識災害は非常に軽微なもので、記憶処理により対処可能です。

PoI-1810("Chopin")

PoI-1810は、フレデリック・ショパンのあらゆる情報と一致するクラスA霊的実体です。
現在はフレデリック・ショパン本人であるか、もしくはフレデリック・ショパンに酷似した実体であると考えられています。
過去に何度か財団と接触しており、友好的な態度を示します。
稀に有益な情報の代わりに任意の楽曲の演奏を要求することがあります。そのため、GoI-8912もしくは異常オブジェクトの情報を得るために要求に応じる事が好ましいです。

PoI-1809("Lizst")

PoI-1809は、フランツ・リストのあらゆる情報と一致するクラスA霊的実体です。
現在はフランツ・リスト本人であるか、もしくはフランツ・リストに酷似した実体であると考えられています。
演奏会を単独で頻繁に開いていますが、現在までそれにより認識災害などが発生した事例は存在しません。
財団を認識しているようであり、伝言という形で財団に様々な要求を行う事があります。
現在までその提案は異常オブジェクトの収容のみであり、未発見の異常オブジェクトがその中に含まれます。

PoI-1881("Picasso")

PoI-1881は、パブロ・ピカソの子孫であると考えられる男性です。
パブロ・ピカソの絵画を昇華させるために活動しており、不要となった異常オブジェクトを財団へ運送することがあります。
身柄確保は失敗しており、十分な警戒が必要です。

PoI-1111("A.A.")

PoI-1111はA.A.と名乗る身元不明の女性です。
GoI-8912の運営を行っていると考えられており、幾度か身柄の確保を試みましたが、全て失敗しています。
平行宇宙でも活動を行っていると考えられており、"異常芸術同好会"とされる組織に影響力を持っていると推測されます。

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