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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト81██の低危険オブジェクト保管庫に保存されます。保管庫の四隅には15gの食塩を撒き、食塩は1日に一度、交換してください。実験で使用する際にはクリアランスレベル2以上の職員1名以上の許可が必要です。
SCP-XXX-JPの半径7メートル以内では、SCP-XXX-JPの機能や品質に関する発言、及び他の電化製品の機能や品質に関する発言をしてはいけません。他の電化製品へ発言だったとしてもSCP-XXX-JPが自身に対する発言だと誤解する可能性があります。
説明: SCP-XXX-JPは一般的なのドライヤーで、20██/██/██に██県███市の廃屋で、本体説明書メモと共に発見されました。後記の実験結果を鑑みるに、人間で言うところの感情に類するものを持っていると推測されますが、情緒不安定のようで、精神疾患のようなものと推察されています。SCP-XXX-JPは電源を入れない限り非活性状態です。SCP-XXX-JPは電源を入れると通常通りに温風を出しますが、SCP-XXX-JPの機嫌や感情により、風の温度が変化します。これはSCP-XXX-JPが悲しみなどの感情のときは温度が低く、喜びなどの感情のときは温度が高くなるという実験結果に基づくものです。SCP-XXX-JPから発せられる温風の平均温度は110℃です。現時点で記録されている温度は最低-4℃から最高[削除済み]℃までです。
実験記録1 - 日付20██/██/██
対象: D-2236
実施方法: 対象にSCP-XXX-JPを普通のドライヤーと説明し、使用させた。
結果: 110℃の温風を観測。対象に異常は無かった。
実験記録2 - 日付20██/██/██
対象: D-9734
実施方法: 対象にSCP-XXX-JPを数分間称賛させ、使用させた。
結果: 140℃の温風を観測。対象に異常は無かった。
実験記録3 - 日付20██/██/██
対象: D-9001
実施方法: 対象にSCP-XXX-JPを数分間罵らせ、使用させた。
結果: [削除済み]℃の熱風を観測。対象は頭部に激しい火傷を負い、数分後に死亡した。
実験記録4 - 日付20██/██/██
対象: D-5528
実施方法: 対象にSCP-XXX-JPに悲劇的な話を聴かせた後に使用させた。
結果: -2℃の冷風を観測。対象に異常は無かった。
実験記録5 - 日付20██/██/██
対象: D-1112
実施方法: 実験記録4と同様の悲劇的な話をSCP-XXX-JPに聴かせた後に使用させた。
結果: 100℃の温風を観測。対象に異常は無かった。
補遺1: 後にSCP-XXX-JPに関する幾つかの調査、研究を実施し、SCP-XXX-JPの精神年齢は人間で言うところのおおよそ5歳~60歳程と、非常に幅広いことが解りました。これは実験記録4及び5から、同じ条件下でも反応が異なるという事実によるものです。このことから、SCP-XXX-JPは情緒不安定というよりも多重人格に近いものであると推測されます。
補遺2: SCP-XXX-JPは人類を敵視しているような動きは今のところ確認されていません。またSCP-XXX-JPは、非活性状態の時にも意識があるのか、何故知性を有しているのかは現在調査中です。
補遺3: その後、SCP-XXX-JPに残されていた痕跡などから、SCP-XXX-JPの持ち主であった一般女性を発見。SCP-XXX-JPについてのインタビューを実施しました。
対象: █████
インタビュアー: ███研究員
付記: 記録終了後、█████には記憶処理を施しました。
<記録開始>
███研究員: █████さん、あなたはこのドライヤーを何処で買いましたか?█████:確か…貰い物だったと思います。友人から要らないからあげるって言われて。その友人も掘り出し物狩か何かで入手したとかで。
███研究員: わかりました。では次に。我々はこのドライヤーを███市の廃屋で発見しました。鑑定の結果、これはあなたのドライヤーであることは間違いありませんが、何故あのような場所に置いてあったのでしょうか?
█████: それは…そのドライヤーは私がそこに捨てたんです。
███研究員: 何故捨てたのですか?
█████: 気味が悪かったんです。前から。一種の怪奇現象みたいなの起きてたので。███研究員: 具体的に何が起きましたか?
█████: 大したことでは無いと思いますが、風温が変わるんですよ。highかlowどころじゃなくて、極端に。
███研究員: 何故そのような現象が起きたのか、心当たりはありませんか?
█████: あります。私が…そのドライヤーに毎日のように話し掛けていたから、だと思います。ほら、人が愛用していた物には念が入りやすいって言われるじゃない?そういうことなのかなって最初は軽く考えていました。でも段々怖くなって捨てました。
███研究員: ドライヤーに話し掛けていたのですか?
█████: バカみたいな話かもしれないけれど、私にとっては唯一の話し相手のようなものだったんです。独り暮らしなので、家電品とかによく話し掛けてました。このドライヤーもその一つです。
███研究員: わかりました。他に何かありますか?
█████: そうですね。そういえば、そのドライヤーが怖くなってから塩を撒いたことがありました。気休め程度の除霊気分で。そしたら何故だか少しの間だけドライヤーが普通に動くようになったんです。まぁ、そのくらいです。
███研究員: 記録しました。インタビューを終了します。<記録終了>
終了報告書: █████に特に異常性は確認されなかった為、クラスA記憶処理を施した後に解放しました。
補遺4: SCP-XXX-JPは█████の元所持物であり、使用し続けているうちに感情に類するものが宿り易くなったという結論に至りました。
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- portal:6687147 (23 Jan 2021 09:48)
やはり初執筆なのであまり自信はないです。ですが具体的にどう直せば良いか、等々教えてくだされば再度頑張ろうと思います。
拝読しました。初執筆、真にお疲れさまでした。
まず書いてみるというのは何にもまして大切なことだと思います。
偉大なる第一歩をほんの少しでもお助けできたら。
いろいろと分かりやすく教えてくださりありがとうございます。それらを参考に書き直してみました。前より少しマシになりましたかね…。他にまだ気になる点がありましたらお願いいたします。
拝読させていただきました。
初執筆、まずはお疲れ様です。ここからが難しいところだとは思いますが、応援しています。
私自身も初心者ですので、その上でお考えいただければと思います。
改稿お疲れさまです。タイトルとモジュールがついてより報告書らしくなりましたっ
内容に関してはmaruta1990さんがとても丁寧に書かれているので、私からはプロトコルについて。
インタビューログが最後まで表示されないのですが原因は何でしょうか?
ページソースを確認しましたが、半角スペースが途中から抜けているのが原因と思われます。空行を含めて中身の文章と記号の間に半角スペースを入れないと、表示されなくなってしまいます。
また、タイトルが戻ってしまっているのでそちらも修正された方が。こういった事でDVをもらうと本当にもったいないので……。
インタビューログの途中からスペースが抜けています。
僕は一度それで記事をひとつ削除されたので気を付けましょう
連絡はDiscordのDM (ID: teruteru_5) までお願いします。
インタビューログの途中から抜けたスペース、どうやったらスペース空きますか?
███研究員:████社製です
D-5528:だよな。████社の家電なんてここらじゃ珍しいだろ?そしてあのドライヤー、持ち手のとこに…"Rye"とか書いてなかったか?
の間とか
記述
結果
半角スペースが無いとシンタックスが正しくないため無視されます。
">"の場合、改行が無視されるという結果になります。
"> "とするのが正しいです。
アドバイス頂いたところを直してみました。大分良くなったと思います。とはいっても自分じゃ気付けないところもあるかもしれないので、改善点が見つかれば是非ご一報ください。
このまま投稿されたらDVします。
まず、純粋にこの報告書の物語としての展開はつまらないです。
この記事は説明の段階でSCP-XXX-JPには感情があることを明かされ、のちのインタビューでDクラスの一人が大切に使っていたからだと説明されます。
大切に使っていたからものに感情が宿るといった考え方は日本ではかなりありふれたものであり、上記の展開は順当です。そのために、読んでいても意外性がなく、「まぁそうなるだろうな」と思いました。
また、Dクラスのインタビューが不自然です。
実験に関係のないDクラスが自発的にこのSCPについての情報を持っていたとしても、SCPは基本的に機密なので不自然。
そもそもDクラスがこのSCPの実験に参加していても偶然がすぎるために不自然。
変死体からSCPが発見されたのなら、変死体との関係がある人から話を聞くのは自然だと思います。
インタビューをするのは財団です。この関係が逆転し、あまつさえ財団側の人間はDクラスに変死体の状況などの情報を与えてすらいます。非常に不自然で、違和感が強かったです。
また、説明の文章の構成が所々不自然です。一例を挙げます。
前半はSCP-XXX-JPとは何か、後半はSCP-XXX-JPがどこで発見されたかについて記述しています。
SCPの説明は基本的にパラグラフごとに内容を分けて記述するために、この記述はかなり混み入っています。このエッセイを読んで改善してください。
全体的に、どこかで見たような記事から脱することができていません。感動系にもアイテムの危険性から恐怖を煽るような記事にも、恐怖させる記事にも中途半端です。まずはこのエッセイを読んだ上で行動を始めたほうが良いです。