パラレルに関する考察

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アイテム番号: SCP-2676-JP

オブジェクトクラス: Ticonderoga

特別収容プロトコル: SCP-2676-JPは普遍的な物理的性質の一種であり、基底現実に対し有害性を有さないため収容は実施されません。

説明: SCP-2676-JPは、分岐型並行次元1の生成に生じている不自然な限定性です。

分岐型並行次元は生物の行動決定に際して生じた「可能性」に対して、それを補完するように生成されます。これを一般化して思考した場合、生物は活動中常時何らかの行動決定を行なっているため、理論上その発生数は天文学的数字を取る事が予想されます。

しかし実際にはこの予想と異なり、分岐型並行次元の生成は行動決定の後に及ぼされる変化が一定以上のものに限定されています。例として、「歩行をどちらの足から開始するか」といった些末な行動決定に対しては分岐型並行次元の生成は発生しません。

分岐型並行次元の生成を誘発するトリガーである行動決定に対して、「可能性の生成の有無」以外の何らかの基準による分類が行われている事実は、当該事象が作為性を有さない単純な自然現象であるという仮定に対して矛盾的性質を含有した不自然性を生じさせています。当該事象に対するナンバリングは、これを要因とするものです。

SCP-2676-JPの発生要因に関しては、複数の仮説が立てられています。


◾︎ 分岐型並行次元は行動決定自体に対してではなく、厳密には行動決定の結果生み出される未来の「可能性」に対して生成されるものであるため、分岐型並行次元の生成を誘発しない全ての行動決定による影響は、未来におけるいずれかの地点において消失するものであると予測する説。

原子レベルにおける完全な影響の消失が発生する可能性はほぼ存在しない事、また影響の消失に関して一定の影響の残存を許容する仮定を行った場合度合い的な基準を設けた時点でSCP-2676-JPと同様の不自然性が発生する事から当該仮説は現在否定されている。


◾︎ 分岐型並行次元の生成を誘発しない行動は全て規定されたものであり、その他の行動を取る「可能性」が存在しないとする説。

当該仮説は分岐型並行次元の生成を誘発する行動決定下にない生物全てを実質的な哲学的ゾンビと見做すものであるが、この時「可能性」を有した行動決定を行う人格の由来は何処に存在するのかという疑問が生じる。「可能性」を有した人格を発現させる事はそれ自体が「可能性」を生み出している事と同義であるため、これを「可能性」を有さない生物が実行する事は不可能である。人格発現の実行が同様に「可能性」を有する他の人物により行われていると仮定した場合においても、その起源を辿った場合最初の「可能性」を誕生させた存在が定義されないためパラドックスが発生してしまう。この点について説明するため、当該仮説は現在次の仮説に吸収される形で存在している。


◾︎ 何らかの上位存在の存在を仮定し、分岐型並行次元の生成は自然現象ではなく作為性事象であるとする説。前述の仮説における人格の発現についても、上位存在の仮定により説明を行う事が可能である。

明確な矛盾点は存在せず、現状最も有力な仮説である。超外力的な次元崩壊が現在まで確認されていない事から、上位存在の基底現実に対する有害性は少ないと予想される。分岐型並行次元の生成が意図的なものであった場合、直接的な干渉が行われていない事からその主目的は生成した次元の観察である可能性が高い。仮に全ての分岐が上位存在の意思により作成されていると仮定した場合、逆説的に分岐の存在しない全ての事象についても上位存在による確定がなされていると考える事が出来る。これは即ち「可能性」の存在の有無に関わらず、全ての行動決定が上位存在の意思により行われている事を意味している。この論から基底現実の全ては上位存在により作成されたものであると仮定した場合、基底現実は上位存在に対する「被創造性物語層」に分類される存在である可能性が高いと言える。





quadratic「二次的な」で無理矢理Qコンに出ようと目論んでいますが、内容の批評と共にこのQが行けそうであるかも言ってくれるとありがたいです。

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  1. portal:6676539 ( 25 Jul 2020 14:23 )
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