Tale下書き
rating: 0+x
blank.png

小さかった頃の自分は、漫画やアニメで見かけるようないわゆる「不思議な道具」や「不思議な出来事」というものに、それなりに憧れていたことを覚えている。もし動物の言葉が理解できたら。もし宿題を楽に終わらせる道具があったら。もし透明人間になれたら。もし、もし──。そんな夢物語を幼い自分は目を輝かせ、そして本気で考えていたのだった。地元の服屋に設置してあったオシャレな非常口ですら、ここでは無い何処か遠い場所に繋がっているのだと信じて疑わなかったのだから、我ながら可愛い幼少期だと思う。
成長して現実との区別がつく歳になっても、時折、ふと考えることがあった。もし記憶を壁に映すことが出来たら。もし一瞬で目的地に行ける能力があったら。ただなんとなく、友人との雑談の延長線で冗談混じりにこぼすこともあった。「なあ、もしタイムマシンがあったらどうする?」と。そのたびに友人達は「またかよ」と笑いながら、共に様々な非現実的な理想を語り合っていたのだ。

おそらく何処にでもある日常の形だった。何も知らなかったあの頃を羨ましく感じ始めたのは、一体いつからだろうか。

ERROR

The winter key's portal does not exist.


エラー: winter keyのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:6666282 ( 11 Sep 2020 11:06 )
layoutsupporter.png
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License