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特別収容プロトコル
SCP-2299-JPはサイト-8163の標準人型実体収容セルに収容されています。取り扱いは標準人型実体収容プロトコルに従って行って下さい。
SCP-2299-JPが所有するスマートフォンは小林博士の管理下に置かれ、異常性の調査の為に特殊なスマートフォンをSCP-2299-JPに携帯させます。
SCP-2299-JP-Aは未発見・未収容です。性質上はSCP-2299-JPにしか影響を及ぼさないと考えられていますが、早急な発見・収容が望まれます。
発見された場合はその性質を把握したうえで最適な収容方法を適用して下さい。
説明
SCP-2299-JPは、桜場 愛奈さくらば あいなと呼称される成人済みの日本人女性です。
SCP-2299-JPが所有するスマートフォンには、"Watching over Everyday(WoE)"というアプリケーションがダウンロードされており、異常な要因によりアプリの削除が不可能になっています。
補足 > WoEについて
WoEは█████社によって2012年に開発された位置情報共有アプリケーションです。当該アプリケーションは、インストールした人物同士でメンバーに設定することで、メンバー全員のスマホの位置情報を常にアプリ内の地図上に表示する機能を持っています。
世俗で言うところの"見守り"機能であり、一般的には防犯や見守りに使用されます。
開発元の█████社は2016年に倒産によってサービスを終了しており、現在はアプリケーションストアからも削除されています。
SCP-2299-JP-Aは、SCP-2299-JPの実母である桜場 妙子さくらば たえこです。SCP-2299-JP-Aは交通事故により2016年4月に死亡しており、所有していたスマートフォンが処分されているにも関わらず、LINEやメールを介してSCP-2299-JPにメッセージを送ります。また、SCP-2299-JP-Aを特定する試みは全て失敗しています。
補遺1 > 発見
SCP-2299-JPは初め、『死んだはずの母からLINEが送られてくる』と警察に相談したことにより、財団の知るところとなりました。よって財団がSCP-2299-JPをサイト-8163に護送し、異常性に関するインタビューを行いました。
補遺3 > インタビュー
実験記録2299-JP.5終了直後、SCP-2299-JPは酷く動揺し、多量の発汗などの症状が現れたため実験を中止し、収容セルで数日の休養を取らせました。
その後、カウンセリングと更なる調査を兼ねてSCP-2299-JPにインタビューを行いました。
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ジャンル
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- portal:6637840 (11 Jul 2020 10:56)
登場人物の心情が分かりやすく、人間の怖さが伝わるいい文章だと思います。いくつか気になる点はありましたが、個人的には現時点でもUVすると思います。
細かい点
インタビュー記録の文章であまりこういった文学的な強調表現は使わない方がいいかなと思います。括弧は外しても問題ないと思います。
ちょっと下すぎて読みやすさを削いでる気がします。ブロック全体を折り畳みに入れて、補遺4の直下にした方がいいと思います。
ご批評誠にありがとうございます。修正させていただきます。
内容に関しては面白く、治すところが個人的には見受けられなかったので私の方からは文章の細かな訂正箇所を指摘します。好みの問題で取捨選択してくださると助かります。
出来るだけを削って「早急な発見・収容」、もしくは「可及的速やかな発見・収容」の方がよろしいと思われます。
「アプリケーションストア」など、何らかの語を補った方がよろしいと思われます。
ここの「判明しました」は削除して問題ないように感じます。
(細かい指摘なのですが…)この文章と前段落が不自然な空き方をしているので空行は1行だけにした方がよく感じます。
貴重なご意見誠にありがとうございます、修正させていただきます。
拝読しました。
率直な感想
良!
共感しやすいオチ、人間の本来もつ感情を明確に示していて私は非常に好みです。コンセプトに関しては言う事はありません。UVです。
表記について
唯一気になるのが表記面です。セリフ面の装飾などが多量に存在し(わかりやすいのも確かな事実ですが)、人によっては好みが別れるかもしれません。私自身も、「これが公式の報告書としてあるべきスタイルであるか」と言われれば若干疑問は残ります。
ただ、このスタイルのメリットも少なからず存在します。例えば「補足>WoE」部分は非常にわかりやすいと思いました。ですから、この面に関してはponhiro氏の好みにて判断して問題ないと思います。
細かい点
細かいことを言うならば、初期収容段階で桜場氏の方が異常判定されているのが引っかかりましたね。「死んだはずの母からLINEが送られてくる」となればまず最初にスマートフォンの方が異常判定されそうです。「当初はスマホの方に異常性があると思われたが、のちの実験により異常性は桜場氏にあることが判明した(実験記録XXXX-JP.6を参照)」など、ちょっとだけでも言及があると繋がりやすくなると思います。
メタタイトル「正常恐怖症」とのつながりがよくわかりませんでした…SCP-XXXX-JPは「正常」に対し恐怖して自殺したのでしょうか。
以上、参考になれば幸いです。ご健闘を祈ります。
誠にありがとうございます。言及を入れてみます。
また、タイトルの『正常恐怖症』については、様々な意味が含まれているため、個々人の解釈に委ねます。