メモ帳

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・これを君に伝えれば、君と私の縁の糸は、ぷつりと切れてしまうだろうから、私は何度も、何度も躊躇ったのだ。
まだ私に恋しいと思える感覚があることに驚いたよ

このことによって、人を診ることが困難になったのかというと、実のところノーだ。私の記憶の中では、この点については最も冴えているとさえ言える。自分の全てがなくなった分、他者の心像をより鮮明に映し出すことできるようになった。

”先生”は段々と感情の起伏、自分という存在の自覚というものがなくなっていく。かつての自分との乖離感を感じ、先生はそれを悟られないために、記憶の中の自分ならばこうするであろう、というものを再現する

最後の意志は、弟子である私に、別れを告げるよう自らに言い残したという

紡ぐ言葉も、偽りのものでしかないと先生は言う

手紙は最後、不自然な終わり方をする。
これ以上の再現は、先生本人のものではなくなってしまうことを危惧したためである。

二枚目の手紙は、何を書こうとしたのかを問う手紙となっている。その手紙は、私、もしくは先生が書いたものなのか明らかにされず終わる

例)私は きっと私は これは最後の言葉になる

先生の中に芽生えたもう1つの人格(人格b)は、時間の経過による治癒の結果、自らの存在が消えることを恐れた。そのため、人格bは元の人格(人格a)を排除するように、徐々に自らが肉体を掌握する時間を増やしていく。
結果、ついに元の人格は消滅。だが、人格aが消滅し、成り代わった彼は自己嫌悪に陥る。人間になるということを思い知ったのだ。
このことを”私”に露見することを恐れた彼は、異動という形で”私”と距離を取ることにするが、人格aを演じるうち、彼は罪悪感とともに、このことが露見し、自らが多くの人物から責められることを恐怖することとなった。(ちなみに、この事実を知るべくして知る者はいる)そして彼はサイト責任者にすべてを白状し、自分を財団から追放させるよう仕向けるが、下された処分は、このまま演じ続け、多くの人を助けることであった。
あるべき人格を完璧に演じてきた彼は、もはや元の自分というものを持っておらず、ただ演じるのみでしか自分を存続させることができず、処分が事務的に、合理的理由で下されたものなのか(対話部門は人員不足気味ヘッカ採用。)それとも罰なのかを推し量ることは彼にはできない。
懺悔として、私に事の顛末を語るという

人格bはまっとうな人生を送りたいと思っていた。しかし、それにはもはや人格aの人生をなぞるしかない。
その上罪の意識に苛まれてしまった人格bは、その遺言の通り別れの手紙を書き切り、肉体を殺すことも、肉体の主であった″彼″に謝ることも許されることのない生き地獄へと身を投じる。自らが殺めてしまった″彼″を永遠に演じ続けなければならないという十字架を背負って

あいうえお
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  1. portal:6620142 ( 06 Jul 2020 12:18 )
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