短い夜
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気が滅入ってしまうのだろう。座ってゆっくりお茶でも飲もうかと思い、彼女は躰を動かし、

お湯を沸かす。蒸気圧は大気圧を超えた。気泡はのしかかる水を押し除けて、沸騰する。

「やはりこうでなくっちゃ」

彼女は言った。

お湯を湯呑みに注ぐ。

お湯を注ぎ、湯呑みを揺らすと、湯気が立ち昇る。

お湯と湯呑みは熱を交換して平衡状態へと向かう。

「お湯を注ぎますね」

「ありがとう」

ニュートンの冷却曲線を辿って室温に落ち着こうとする湯呑みから、私は熱源を取り出して、急須に注いだ。

夏の夜は
まだ宵ながら
明けぬるを
雲のいづこに
月宿るらむ

清原深養父


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  1. portal:6611312 ( 04 Jul 2020 01:21 )
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