空間の音楽

2001/9/13日未明
研究収容サイト-310

皆さん、こんにちは。財団数理部門、空異数理研究室所属の催馬楽です。
プロメテウス社の次世代移動能力研究委員会、ディア大学の異常構造数理学研究室、赤斑蛇の手のホヤ女史、理外研の超次元力学研究グループ、ICSUTマサチューセッツキャンパス教授会

2001/9/11
場所

「避難や救援等の道を繋げるにはどんな状態になっているかを調べないといけないですね」

「規模の推定は?」
「常用対数ラムダスケールで12.3です」
「大きいですね」
「ええ、笑えるほど」
「現実波の形でエネルギー漏れてるのを計測したということでいいですか?」
「はい。波形見ます?」
「もちろん」
「ちょっと待ってくださいね……ここら辺にあったはず……」
「……ありました、これです」
「あー、ピーク鋭いですね。綺麗に取れてる。取れてるけど、確かにこれはよくわからない感じになってますね」

2001/9/11
場所

「すみません、現実性ポテンシャルの概形はどれほど判明していますか?」
「貴方ですよ、貴方に聞いているんです」
「現実性ポテンシャルの概形はわかってるんですか?え?」
「あぁ、もう、煩いですね!まだですよ、今やってるんです!こんな曲率が大きいのは見たことがない!」
「合わないのはいいですから、何が合わないんですか」
「取り敢えずですね、床型じゃ全くもってうまくいかないんですよ」
「なるほど?現実性が低くなってることは確かですよね」
「もちろんです。大型神格を召喚した、もしくは召喚に失敗した際のバックラッシュだと考えています」

2001/9/11
場所

「マンハッタン、なぜかこちら側からの完全な切り離しが行われていないんですね」
「空間を引きちぎって持っていかれていないだけマシ、ということですか……」

2001/9/11
場所

「現実性の推定マップを測らないといけないと思うのですが」
「ええ、現実性もいいんですが、それをマッピングする時空の方に問題があるかと。ちょっと潜入したヘリの映像を見るとわかるんですが、かなりエグいことになっていますよ」
「どんな」
「見たほうが早いです。これです」
「うわあ、これは凄い。見事な繰返し文様ですね」
「ええ。綺麗に」
「なんらかの同一視による商空間らしきものになってますね」
「多分そうです」
「あー、ここから構造を復元すればいいのか」
「できます?」
「ちょっと待ってください」
「うーん」
「できる気がしないですね」
「森野ならやれるかもしれません」

「ああ、あいつね」

2001/9/11
場所

「空間が窪んでいるのはいいんですね」
「はい」
「あー、全体として並進対称性らしき何かを持っているのは理解しました」
「ええ。この対称性から全体の構造を復元できないかなと」
「取り敢えず全体の構造を調べるためにはどんな対称性を持っているか調べないといけませんね」
「ただこの小胞が並んでいる全体の構造を調べるためには、小胞そのものの構造を把握しないといけない……」
「そのためには全体の構造が必要、ということですか……堂々巡りだ」
「窪み方としては一回一点で窄んでいるように見えるんですが、もしそうならこちらの次元から完全に切り離されている。

2001/9/11
場所

「絞り染め、あぁ、なるほど?」

2001/9/11
場所

「折り畳まれた襞が展開される毎にエネルギーを放出して時空を歪ませる、と」
「時空自体が歪んで鼓膜が引っ張られて、音が聞こえるわけだ」

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