SCP-XXX-JP - 魔王は勇者がだーいすき!(下書き)
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SCP-XXX-JP発見時
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは6m×15m×15mの収容室にて収容されています。拘束ベッドに自ら拘束しているため、積極的に収容する必要はありませんが、イベント"戦闘"が発生した際は精神鑑定を受けたDクラス職員を4人配置させ、玩具の武器を使用して拘束ベッドまで誘導し、再収容してください。また、SCP-XXX-JPに接触する際はレベル3職員の許可を取って行ってください。
説明: SCP-XXX-JPは現在身長5mで頭部に角のような突起があり、"魔王"を自称しています。また、身長は伸縮自在で最大20mから最小5mまで伸縮が可能です。SCP-XXX-JPは物体を破壊するといった能力1を持っており、SCP-XXX-JPに最低で4人の人間を立ち向かわせる2ための"戦闘"と呼ばれるイベントを発生させます。詳細はイベント映像記録XXX - 1を参照してください。SCP-XXX-JPはイベント後に自らを再収容させるため、3年に二度の頻度で目覚めるとしますが、その間にも反応することが出来ます。また、財団を"正義の勇者"と認識し、収容されることに協力的です。
しかし、SCP-XXX-JPの戦闘を行った人間は自身の今までの行いを、全て正当な行いだったと錯覚します。また、イベントに参加した人間は少しずつ素行が悪くなり、暴行や窃盗などの犯罪行為を厭わなくなります。それらは事前に精神鑑定を受けることで防ぐことが出来ます。
補遺: SCP-XXX-JPへのインタビュー記録です。
- portal:6593510 ( 25 Jun 2020 16:28 )

拝読しました。
この記事の肝は「魔王」といういかにも有害そうな実体が実際には見掛け倒しの無邪気な存在であり、むしろ立ち向かう「勇者」の方が実際的な被害を出している、といった皮肉であり、いわゆる「一番怖いのは人間」を示すオチであると思います。
ただ、現状では「勇者」を非行に陥らせる要因が魔王の異常な精神影響が原因であるかのような記述であり、記事の展開がすべて異常性によってお膳立てされているような印象になってしまっています。それにより、後半の2つのログは説明部で述べられた情報をなぞるだけのように感じられ、冗長感が出ています。
異常性はできるだけ最低限・必要十分なものとし、それの応用により読者の予想しづらい展開を綴ることを意識すると良いかもしれません。
なるほど。確かにそうですね。少しでも記事がスッキリするように、また展開も手直ししてみます。