SCP-XXXX-JP 信仰

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe [未定]

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP-1については、異常性の喪失が確認されました。SCP-XXXX-JPの収容プロトコルについては現在協議中です。以下は旧収容プロトコルです。

説明の一部が更新されました。不足部分に関してはオブジェクトクラス、並びに収容プロトコルの協議終了後、更新されます。

説明: SCP-XXXX-JP-1は██県内に存在する██山にて登山中だった夫婦2名によって発見されました。発見当時、SCP-XXXX-JP-1は山内にある池の縁に放置されており、夫婦は歴史的価値のある遺物として通報したようです。通報後、SCP-XXXX-JP-1は駆け付けた県職員によって回収され、その後財団に引き渡されました。

SCP-XXXX-JP-1は金と類似した外見的特徴を持つ未知の金属によって構成されています。SCP-XXXX-JP-1は内部に凹凸の形状をもつ棒です。形状的特徴から、サーベルの鞘ではないかと予想されています。SCP-XXXX-JP-1は非常に脆く、回収時にその一部が破損してしまいました。

SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JP-1を信用、または崇拝している対象が負傷した場合、その傷を治療します。この時、精神的な損傷、及び生命活動が停止するほどの損傷であったとしても、治療が可能です。治療が行われた場合、10秒程度で損傷箇所は完治することが確認されています。

現在、財団は発見場所、及び異常性、形状的特徴から、ケルト神話の「アーサー王伝説」¹に登場する魔剣エクスカリバーの鞘²とSCP-XXXX-JP-1の類似性について調査中です。

補遺: 職員内にて、SCP-XXXX-JP-1の治療を受けた職員を中心に、SCP-XXXX-JP-1を崇拝、信仰する動きが確認されています。これに対し、財団はSCP-XXXX-JP-1の異常性の発動、それによる事実上の収容違反が起きかねないとして、対応を検討中です。

事例01を更新しました。事例02から04について、現在表示されているものは更新前のものになります。

+ 事例01__(20██/12/24)__[更新済み]

+ 事例02__(20██/01/██)__

+ 事例03__(20██/██/██)__

+ 事例04__(20██/██/██)__

最終事例報告

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SCP-XXXX-JPの異常性の発動が確認された全職員に対して、SCP-XXXX-JPに関する一斉の記憶処理が行われました。以下は記憶処理後、財団に提出された██博士によるSCP-XXXX-JPの最終事例報告書です。

20██年██月█日　

██博士
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SCP-XXXX-JPに関する最終事例報告

記憶処理後、SCP-XXXX-JPの強度の著しい低下、それによるSCP-XXXX-JPの自然崩壊が確認されました。現在のSCP-XXXX-JPは、異常性を喪失したものと予想されます。

以前に報告された複数の事例から、SCP-XXXX-JPはSCP-XXXX-JPに対する信仰心によって異常性を拡大していたものと考えられます。SCP-XXXX-JP発生理由等については不明ですが、「アーサー王伝説」に登場するエクスカリバーの鞘と異常性が類似していたのは、SCP-XXXX-JPの形状的特徴と発見場所等によって、職員の何者かが、SCP-XXXX-JPとエクスカリバーの鞘を重ねた可能性が挙げられます。いずれにせよ、現在のSCP-XXXX-JPに異常性は確認できません。よって、SCP-XXXX-JPのオブジェクトクラスを、SafeからNeutralizedへ変更することを提言します。
ただし、考慮すべき点として、発見当時SCP-XXXX-JPが破損していなかったことから、異常性はSCP-XXXX-JPのものではなく信仰心からであった危険性があります。よって、SCP-XXXX-JPをSCP-XXXX-JP-1に再分類し、同様の事例が発生した際の対応策として、SCP-XXXX-JPを残し、オブジェクトクラス、収容プロトコルの改定を推奨します。