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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Nagi1
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの収容は不可能ですが、カバーストーリー「都市伝説」や対処手段の流布、クラスA記憶処理で対処可能であるため、SCP-XXXX-JPの積極的な収容は行われていません。
説明: SCP-XXXX-JPは53件の異常実体、現象の総称です。SCP-XXXX-JPの共通点として以下の点が挙げられます。
- 出現・発生場所が市全体や日本全土など広範囲に及ぶ。
- 被害者に対して何かしらの問い掛けを行う。
- SCP-XXXX-JPの被害者は小学生など子どもに多く、被害者総数のうち83%は小学生である。
- SCP-XXXX-JPを模倣した非異常の事件が発生した。
- SCP-XXXX-JPを収容する試みは、数時間後にアノマリーが消失するため失敗している。
- SCP-XXXX-JPに対して特定の単語や文章を発語することでアノマリーは極度の嫌悪感や恐怖を示し逃走・消失する。
SCP-XXXX-JPに分類されているアノマリーの一例として「口裂け女」が挙げられます。「口裂け女」は1979年から日本全土で出現が確認されている、戸籍不明のモンゴロイド系女性です。「口裂け女」の起源は諸説あるものの特定には至っていません。「口裂け女」の収容は計23回試みられましたが、そのいずれもがアノマリーの消失や収容主任の死亡などにより失敗していました。しかし「ポマード」を3回発話することで極度の嫌悪感を示し消失することが判明したため、新聞やラジオなどで周知させると共に「口裂け女」を都市伝説として認知させました。その結果、1980年以降は被害者数が激減し、2029年には被害者数は全国で10人以下まで減少しました。このような事例は「口裂け女」に限らずSCP-XXXX-JP全個体に共通しており、被害者数及び脅威度の点からSCP-XXXX-JPはTiconderogaクラスに分類されていました。
追記(2030/6/22): 2030年6月22日、SCP-6470の開発に成功し、全人類に対する投与が決定するとともに6月26日に"沈黙時代"における一般規定が策定されました。その結果、「口裂け女」を始めとするSCP-XXXX-JPの特別収容プロトコルが機能しなくなり、SCP-XXXX-JPの被害者が増加することが想定されています。そのためSCP-XXXX-JPの特別収容プロトコルの早急な再策定を要します。
追記(2030/8/1): 全人類へのSCP-6470の投与が完了し、"沈黙時代"が到来しました。結果として、現在に至るまでSCP-XXXX-JPに分類されたアノマリーのうち46件の死亡、無力化が確認されました。残りの7件に関しては、出現したあと「周囲を徘徊する」「発声せず、口を大きく何度も開け閉めする」「人の背後などを凝視する」などの行動を繰り返したあと消失する行動パターンに変化しました。"沈黙時代"が到来して以降SCP-XXXX-JPの被害者数は0人まで減少したため、SCP-XXXX-JPの特別収容プロトコルの再策定は行わないことが決定されました。
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JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
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- portal:6568589 (20 Jun 2020 11:11)




現状であればDVします。前半部は口裂け女をはじめとする都市伝説をただなぞっただけであり、取り立てて面白みがありませんでした。最終パラグラフのSCP-6470と関連付けて意外な側面から脅威性を引き立たせることが狙いだとは思うのですが、これはこれで既存のオブジェクトに乗っかっただけという印象が強調されたように思います。
加えて私はSCP-6470をUVしていますが、これは人類を危機に陥れている存在をパガニーニ経口薬の記載により炙り出すという説明の巧妙さとは別に、映画『クワイエット・プレイス』にも似たポストアポカリプスに片足を突っ込んだ沈黙の世界という情景・構図に対しても高く評価したことによります。既に人類を劣勢に陥らせた、あるいは少なくとも社会構造に大きな変革を迫った怪異が存在する中で、これに便乗した怪異が別の脅威となるのは直感的には考えにくいように思います(オオカミがキツネやジャッカルといった他の食肉目に圧をかけるイメージです。仮にジャッカルやキツネのようにある種の棲み分けや食べ分けを行っていれば納得感はありますが、そうしたことの説明はありません)。またこれはいささか感情的ではありますが、既にデス・エンジェルを彷彿とさせる圧倒的な怪異が存在する中で矮小な怪異が幅を利かせることを、私は快く感じませんでした。
SCP-6470は読者の想像に任せる部分が大きいとはいえ、既に1つの世界設定の構築を完了してしまった作品だと思います。ここに(特に短い作品で)独立した新たな怪異をねじ込んでいくというのは、客観的には十分な余白の確保が難しく、また主観的にはかなりの抵抗を生むものではないでしょうか。難度の高い題材かと思います。建設的なコメントができず申し訳ありませんが、執筆のほど応援しております。
批評していただきありがとうございます。他の方からも批評や改稿案をいただいているので、それらを参考にして改稿を進めていきたいと思います。
個人的にはDVです。
以下、気になった点
被害者数が少ないことを理由にオブジェクトクラスをTiconderogaとするのは財団の対応として不自然に感じました。脅威度の低さも理由とされていますが、記事中では具体的な被害の様子が語られていないため説得力に欠けます。むしろ研究職員の死亡例が書かれていることと合わせると矛盾しているのでは?と思いました。
ここが1番の問題点かと個人的に思います。
53件の異常の総称とされながら、説明中で語られる内容が都市伝説内の口裂け女だけにあまりにも偏っています。そのため、他に存在するはずの52件が口裂け女以外に思い当たらない状態になっています。
また財団の報告書として見た場合にも、複数の異常の総称に関する報告書として、その1例についてのみ詳しく記述されているのも不自然に感じます。各実例ごとに収容方法などに細かな差異があるはずなので、報告書はその全てが記載されて然るべきだと思います。
口裂け女にフォーカスする狙いが前面に出過ぎている一方で、他にも52件の別の異常があるとされているのがチグハグな印象を受けました。口裂け女という単体の異常性とした方がよいのではないかと思います。
ここだけ口裂け女として見た場合でもちょっと分かりませんでした。これは異常性によるものなのでしょうか?
また根本的なことなのですが、口裂け女の話が流行った時期を経験している世代の間では「私綺麗?これでも?」や「ポマード」と3回唱えると逃げ出すというのは常識ですが、今時の子ども達ってそもそも口裂け女の話知っているのでしょうか?
まぁ、これに関しては最近の子ども達の流行に明るくないので的外れかも知れませんが…
簡単な言葉、呪文で対処できていた存在がSCP-6470の影響で変化するという発想は面白いと思いました。ただ、その描写の仕方がショートコン作品という制限から、言い方は悪いですがやや雑になっている印象を受けました。より主眼に置く部分に焦点を絞った書き方をした方が良いかと思います。執筆応援しております。
批評していただきありがとうございます。
確かにショートコンを意識しすぎて内容が薄くなっているかもしれません。練り直そうと思います。