たのしいトランプあそび

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SCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Anomalous Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP 及びSCP-XXX-JP -aは娯楽室や研究室などに自由に配置してください。SCP-XXX-JPはサイト-81██にある低危険度収容ロッカーの中に収容してください。SCP-XXX-JP-aは特別な収容を必要としません。娯楽室や研究室などに自由に配置してください。

説明: SCP-XXX-JPは4種各13枚の計52枚とジョーカー1枚がケースに入っている一般的なトランプですが、全てが揃っている状態は現在も確認されていません。SCP-XXX-JPはケースから取り出す時必ず1枚足りない状態で取り出されます。この1枚は常にランダムで、法則性は未だに見つかっていません。また、SCP-XXX-JPをケースに収納するごとに同じ異常性を持つ同一のトランプ(SCP-XXX-JP-a)がSCP-XXX-JPの半径1m以内に出現します。

事案XXX-JP 2020年5月3日、事案XXX-JPが発生し、王島博士と紙原研究員を含む11名が死傷を負いました。この事案により、SCP-XXX-JP には未だに判明していない異常性があると判断され、Safeクラスへの再分類が行われました。以下は当時の王島博士と一ヶ原研究員のやりとりを事情聴取の元で作成したものです。

一ヶ原研究員: 王島博士、またそのトランプで遊んでるんですか?

王島博士: 久しぶりにやったら楽しくてつい、ね。(王島博士は娯楽室で研究員3名と大富豪をプレイ中。他にも4人のグループ3組がSCP-XXX-JP-aを用いて遊んでいる。)

一ヶ原研究員: まあ別に構いませんけど……そうだ、SCP-████-JPの報告書には目を通しましたか?

王島博士: 先週渡してくれたアレか?すまん、トランプに夢中で忘れてたよ。

一ヶ原研究員: え……じゃあ明後日の発表の準備は?

王島博士: それもまだだ。(SCP-XXX-JPをケースにしまったことで、SCP-XXX-JP-a██が出現。)

一ヶ原研究員: [編集済]や[編集済]もですか……?

王島博士: 全然やってないな。なにしろトランプしかやってないからな。(笑いながらSCP-XXX-JPをケースから取り出し、大富豪を始まる。)

一ヶ原研究員: ……それ(SCP-XXX-JP)の実験やってからずっとそうじゃないですか。なんかおかしいですよ。

王島博士: なにもおかしくないだろ。それより君も一緒にどうだ?やってみると案外楽しいぞ。

一ヶ原研究員: トランプはもういいですから、早く仕事してください。とりあえず明後日の発表の準備を……

王島博士: まあ待てって、今いいとこなんだから……

一ヶ原研究員: いい加減にしてください!トランプなんかよりもやらなきゃならないことが山積みなんですよ!さっさと仕事してください!

王島博士: おい待て何をーー

この後王島博士と一ヶ原研究員はつかみ合いの喧嘩を始め、沈静化するまでにおよそ30分かかりました。その1週間後、王島博士によるSafeクラスへの再分類への申請がされ、受理されました。現在、判明していない異常性を解明するためSCP-XXX-JP-a1~SCP-XXX-JP-a███も用いて実験中です。

補遺1: 以下は事案XXX-JP について一ヶ原研究員へ事情聴取した際の記録です。王島博士への事情聴取記録は特筆すべき点が無かったため省略します。

対象: 一ヶ原研究員

インタビュアー: エージェント・紙原

<録音開始>

(前半は事案XXX-JPについての事情聴取が行われていました。)

エージェント・紙原: これで事情聴取を終了します。ありがとうございました。

一ヶ原研究員: 紙原、君に2つほど聞きたいのだが、構わないか?

エージェント・紙原: 大丈夫ですよ。

一ヶ原研究員: ありがとう。まず一つ目は、君も異常なのは私のほうだと思っているのか、ということだ。

エージェント・紙原: はい。今回の事案を知っている人は全員そうだと思っています。

一ヶ原研究員: そうか。では二つ目だ。君は、あのトランプで遊んだことはあるか?

エージェント・紙原: もちろんです。むしろやっていないのは貴方くらいではないでしょうか。

一ヶ原研究員: 王島博士が普段仕事熱心だったら、私もやっていたかもな。いつも王島博士がさぼってるぶん、私たち研究員が働いてたよ。しかし、あれの実験が始まって、他の研究員たちも王島博士に誘われて遊ぶようになってしまった。私も何度も誘われたが、私まであれで遊ぶようになったら誰も仕事をしなくなってしまうから私はやらなかったよ。今思えば不幸中の幸いだったな。

エージェント・紙原: そうだったんですか。そういえば、私があれで遊ぶようになったのは、あのサイトの研究員に誘われたからでした。今日も仕事が終わったら遊ぶ約束をしています。

一ヶ原研究員: だったら、さっさとこんな仕事を切り上げて早く遊びたいんじゃないか?

エージェント・紙原: …..そうですね、遊びたい気持ちは確かにあります。皆と一緒に机を囲んで遊ぶのは本当に楽しいですから。でも、それは例えばお酒や煙草と同じです。自分の仕事を放り投げてまでやることではないでしょう。仕事とそうでないものははっきりと分けないといけません。今は、仕事に集中しなければいけない時間です。

一ヶ原研究員: [しばらく驚いた表情をみせた後に笑い出す]確かに、王島博士みたいな人のほうが少ないか。依存性がお酒とか煙草と同程度だったら、今のところはまだ大丈夫だな。

エージェント・紙原: もし貴方の言う通り、王島博士や私たちのほうが異常性に曝露しているとしたら、処分されるべきなのは貴方ではなく王島博士のほうという事になるのでは?

一ヶ原研究員: まあそうなるが、王島博士はあのままのほうがいいだろう。もとが怠け者なんだ、他のオブジェクトの担当になったら、それこそあれで遊んでばかりで仕事なんてしないだろうし、解雇されても数日後に中毒症状が出て狂ってしまうか、最悪あれを持ち出そうとするかもしれない。それよりは、遊びながらでもあれの実験を続けてたほうがましだ。

エージェント・紙原: そうですか。では、貴方が何らかの処分を受けることになりますね。

一ヶ原研究員: それはもう仕方ないな。どうせ処分を決める人たちもあれで遊んでるんだろうから、俺がどんだけ喚いても無駄だ。ただ、もし異動で済むんだったらあれで遊んだ人がいないか、君みたいに仕事熱心な人ばかりな所を希望するよ。

<録音終了>

終了報告書: その後、一ヶ原研究員はサイト-81██へ異動になりました。現在、全職員のうちSCP-XXX-JPを用いて遊んだことのない職員は11.6%、8時間以上SCP-XXX-JPで遊んでいる職員は王島博士を含めて0.9%です。また、SCP-XXX-JP及び全てのSCP-XXX-JP-aを回収・収容したことにより混乱が生じたため、現在の特別収容プロトコルが策定されました。

 

 


scp-jp safe 精神影響 ゲーム



ページ情報

執筆者: CAT EYES
文字数: 5092
リビジョン数: 77
批評コメント: 7

最終更新: 06 Oct 2020 03:48
最終コメント: 08 Aug 2020 14:46 by CAT EYES

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