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SCP-XXX-JP-Aのキャラクター選択画面。現在は左から二番目、上から二番目の人物が選択されている。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは定点カメラ映像により常時監視下におかれます。また、SCP-XXX-JP-A及び関連性の高いゲームソフトは、サイト-8156の低危険度物品収容ロッカーに収容されています。
説明: SCP-XXX-JPは2019年6月22日、アメリカ合衆国テキサス州内に存在する住宅の地下室から発見された24名のネグロイド系の男性の死体(SCP-XXX-JP-1~24までナンバリング済)です。SCP-XXX-JPは不明な原理により移動させることが不可能であり、後述するSCP-XXX-JP-Aのスタート時と同様の状態を保っています。各SCP-XXX-JP個体はSCP-XXX-JP-A以外の手段による損壊に対し耐性を有しており腐敗の兆候も見られません。財団による発見時にすでに多数の負傷痕1が存在しており、またその特性によりサンプル採取が困難であることから、各個体の正確な死因は不明です。
SCP-XXX-JP-Aは「Escape Race in Basement」と題されたVR専用ゲームソフトで、SCP-XXX-JPが発見された住居の居間から、プレイステーション4に挿入された状態で発見されました。以下は、ディアス博士によるSCP-XXX-JP-Aの概要です。
SCP-XXX-JP-Aは、キャラ選択画面で選択したキャラクター(以下、PC2と表記)を操作して地下室からの脱出を目指す内容となっています。その際、選択しなかった23体のキャラクターはPCと共に地下室中央を囲むように円形に、両手両足を椅子に麻紐で縛られた状態でゲームが開始されます。各キャラクターは、部屋各所に置かれた道具3を使用することでそれぞれが脱出を目指します。また、道具を使用して他のキャラクターの脱出を阻害及び殺害することも可能ですが、PCもまた阻害を受けます。最終的に、脱出した順番及びタイムによってスコアが決まります。また、進行状況などによって獲得できる実績なども存在します。
住宅の所持者は、PC-17(画像の左から5番目、上から3番目の人物。)であることが判明しており、その他のPCも2011年~2017年の間に行方不明となっていた人物と一致しました。実験の結果、SCP-XXX-JP-Aを使用した際、SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JP-Aと同様の挙動を示します。SCP-XXX-JPは、PCが地下室から脱出するとともにスタート時の状態に瞬間的に戻りますが、SCP-XXX-JPが与えられた負傷は戻らずに残存します。なお、SCP-XXX-JPの欠損した箇所(切断された腕など)は、縫合された状態でスタート時の状態に戻ります。
SCP-XXX-JP-Aを回収したにも関わらずSCP-XXX-JPの挙動が確認されたため調査を続けた結果、SCP-XXX-JP-17の生家からSCP-XXX-JP-Aと同様の異常性を有するゲームソフトが1個体発見されました。回収されたゲームソフトでは、以下の実績が獲得されていました。
- “No.17 get loads of chicks.”4
- “No.17 is loser.”5
- “No.17 is smothering guy.”6 その他、死因に関係する実績計6種類が獲得済み。
以上の実績を獲得していた動機として、SCP-XXX-JP-17の父親であるジャック・ウォーカー氏は黙秘を続けています。また、ゲームソフトの入手経路について、ジャック氏はSCP-XXX-JP-17の弟であり、現在も行方不明であるイーサン・ウォーカー氏7から受け取ったと証言しています。このゲームソフトは、ジャック氏に記憶処理を施したうえで回収しました。なお、イーサン氏の捜索願は提出されていたのに対し、SCP-XXX-JP-17の捜索願は提出されていませんでした。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6568589 (20 Jun 2020 11:11)
拝見させていただきました。
物語というよりも性質の奇妙さで勝負するような内容ですね。それ自体は特に問題ないと思うのですが、全体的に構成を変えた方が良いかもしれません。
まず気にかかるところとしては、説明セクションに「異常」が無いという点です。販売元が不明というのはとりわけ超常的なことではありませんし、使用後に多幸感及び依存性を感じるという部分についても、ほとんどのゲームに当てはまるものだと思います。読み進めていく最中、「何が異常なんだろう?」という気持ちになりました。よほど度が過ぎた依存性でもない限りは、Anomalousアイテムにも該当しないレベルに見えます。
補遺を読むことで、ゲームの内容と現実がリンクしているという異常性が判明するのですが、それは説明セクションに書くべき部分です。補遺と説明を1つにまとめた方が違和感がないでしょう。あるいは「何の前触れもなく不定期に負傷する地下室の死体」にこそナンバーを振るべきではないかと思います。
批評していただきありがとうございます。
SCP-XXX-JPの異常性の薄さは、個人的にも気になっていた点でした。批評で頂いた通り、説明と補遺をまとめる等の改稿をすることで解消することが出来ると感じたため参考にさせていただきたいと思います。
改めて、批評していただきありがとうございました。
SCP-XXX-JP-Aでのゲーム中に椅子に拘束されたSCP-XXX-JP-Bとその他のキャラクターの挙動は、
のどちらでしょうか。常識的に考えると後者の方が一般的な脱出ゲームのようですが、拘束されたままだと移動ができず椅子から離れたアイテムを取りに行けなかったり、仮に椅子に拘束されたまま異常な手段で移動ができるならわざわざアイテムで拘束を解く必要は無いのではという疑問もあります。
批評していただきありがとうございます。
SCP-XXX-JP-A内では椅子はその場に固定されていないため、少しずつ椅子を動かして道具を取りに行きそれを用いて脱出を進めていく、ということを想定していました。恐らくかなり伝わりづらい表現だったのだろうと思うので、その点が伝わりやすいように改稿します。
改めて、批評していただきありがとうございました。
読ませて頂きました。
私は正直、ちょっと物足りないかなと感じています。
ゲームと現実がリンクしているというのは結構よくあるアイデアなので、そこに大きな+αが無いと物足りなさを感じます。もう1つ捻りを加えられないかなと。
私は、この人ら最初は生きてたのがゲームのダメージで死んじゃったのかな?とか思いました。最初は24人で本当にクリアしないと死ぬデスゲームをやっていて、何らかの理由で全員失敗しちゃったのかな?とか。
多分、それをそのまま表現してもよくある陳腐なストーリーにしかならないのですが、そういう経緯みたいなものをちょっと臭わせるとかすると良いかもです。
もしくは、現状「24人から1人を選ぶ」という点があまり重要になっていないので、そこにクローズアップしてみるとか。
別に私が書いた事でなくても良いのですが、なにか1捻り欲しいなーという印象です。
批評していただきありがとうございます。
オチの物足りなさは、私も感じている点でした。しかし、自分が考えていたのは「SCP-XXX-JP-Aを使用してたら何か事案が起きる」といったことのみで、SCP-XXX-JPにフォーカスを当てたオチは考えていませんでした。そちらの方で考えてみようと思います。
改めて、批評していただきありがとうございました。
拝読しました。
文字通り”死体蹴り”なゲーム、父親と叔父の下種っぷりが垣間見える記述、後味悪くて素敵です。
異常性にはあまり関係ないことがひとつ気になったので。
SCP-XXX-JP群につけられている傷の数々、生活反応はどうなのでしょう?
https://www.excite.co.jp/dictionary/ency/content/%E7%94%9F%E6%B4%BB%E5%8F%8D%E5%BF%9C/
目視である程度は確認できると思うのですが、死体を操っているのだから、ゲームでつけられた傷には生活反応は無い、と思ってOKですか?
批評していただきありがとうございます。
生活反応に関しては、死体につけられる傷には無いということで考えています。その点が伝わるように追記いたします。
改めて、批評していただきありがとうございました。
拝読しました。
(以下、一部DMにてお伝えした内容ですが、これ以降批評される方への参照性の意味でこちらにも残しておきます)
定例会で以前拝見した際に気になった部分も改善されており、またオチも作品の本質を補強する形でうまく追加されていてよかったです。
大きく2つの点を指摘させて頂きます。
1.オチの部分について
父親による「息子が嫌いだった」の発言ですが、ここは「黙秘」の方がウケがよさそうだと感じました。その後の文脈からある程度父親の感情は想起されますし、読者に解釈の余地があった方が読後感がより悪く(作品としてはよりよく)なる気がします。
また、父親に黙秘させるなら「もともと兄の捜索願を出していたがゲーム入手してから取り下げた」なんていう展開も考えられるかなと思いました。ただシンプルさでは現行案に劣りますし、現行案でも十分魅力的な部分なので参考程度にして頂ければと思います。
2.文章表現について
以下、お読みした際に気になった文章表現とその修正案です。
こうした方がより報告書「っぽい」感じになるかな、というものを含みます。
個人の好みも大いに影響する部分かと思いますので、適宜取捨選択をお願いいたします。
こちらの表現ではどうでしょうか。
こちらの表現ではどうでしょうか。[ / ]内はお好きな方を、という感じです。
この部分はなくても良さそうです。発見時に負傷があったことが「SCP-XXX-JPは(略)多くの負傷があり、~」部分ですでに語られており、そこから十分容易に想像できると思いますので。
算用数字でないのは意図的でしょうか?
批評していただきありがとうございます。
1.オチの部分について
確かに「黙秘」の方がオチでの気付きも大きそうです。そのように改稿します。捜索願の取り下げに関しては、追加するか検討します。
2.文章表現について
表現の変更及び文章の削除については、そちらの方が適切であると感じたため修正します。また、算用数字で無いのはただの誤変換なので、こちらも修正します。
改めて、批評していただきありがとうございました。