十年後、あの満開の桜の木の下でまた会おう

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SCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPが存在する旧██小学校敷地内に財団職員3名を配置し、SCP-XXX-JPを監視してください。SCP-XXX-JP-α及びSCP-XXX-JP-βが発生した場合、人数や内容を記録してください。

説明: SCP-XXX-JPは愛知県の旧██小学校敷地内に存在するエドヒガン(Prunus pendula f. ascendens)です。██小学校は2007年3月31日に閉校していますが、SCP-XXX-JP及び旧██小学校舎は現存しています。SCP-XXX-JPの異常性は、SCP-XXX-JP-αとSCP-XXX-JP-βに分けられます。現在、██小学校は閉校しているため、SCP-XXX-JP-α及びSCP-XXX-JP-βは発生していません。

SCP-XXX-JP-αは、その年の卒業生が、3月30日午後3時にSCP-XXX-JPの根元部分にタイムカプセルを埋める行動です。この際、シャベルやスコップなども同時に転移します。卒業生はタイムカプセルの内容について「学年全員と話し合って決めた」と証言していますが、タイムカプセルを埋めてからSCP-XXX-JP-βが発生するまで、埋めた物体及び理由を思い出すことができません。卒業生たちの証言から、SCP-XXX-JP-αは一時間ほどで終了すると推測されています。

SCP-XXX-JP-βは、十年前の卒業生が居る場所に関係無く3月31日午後3時にSCP-XXX-JPの半径5m以内に転移し、SCP-XXX-JPの根元部分からタイムカプセルを掘り出す行動です。この際、シャベルやスコップなども同時に転移します。タイムカプセルを掘り出した後、卒業生たちは思い出話などの談笑を始めますが、この間タイムカプセルについての話題は行われません。SCP-XXX-JP-βの終了には、二時間ほどを要します。掘り出されたタイムカプセルの種類は卒業アルバムや写真、手紙などがありますが、いずれも異常性はありませんでした。また、転移を目撃した人物は、この現象に対して違和感を感じません。

SCP-XXX-JP-α及びβが発生していない時にSCP-XXX-JPの根元部分を掘削しましたが、タイムカプセルの存在は確認されませんでした。また、SCP-XXX-JP-βの発生前に深さ2mほど掘り進めた状態で待機していた結果、SCP-XXX-JP-βの発生と同時に埋め立てられました。

発見経緯: 2016年3月31日午後3時、██小学校の卒業生であるDクラス職員が居住区から消失しました。しばらく捜索が行われましたが、約二時間後に卒業アルバムを手にしたDクラス職員が居住区に転移しました。その後の調査の結果、SCP-XXX-JPの異常性が発覚しました。Dクラス職員の証言により、埋めるタイムカプセルの内容について、10年前の午後3時から学年全員で話し合って決めたことが分かりました。また、卒業アルバムを選んだ理由として、「10年経った後でも残したいくらい大切なものだから」と証言しました。他の年度の卒業生に聞いても同様の証言をしました。

発生記録XXX-JP-β: 八重研究員が██小学校の最後の卒業生であることが判明したため、SCP-XXX-JP-βの発生を記録することができました。また、八重研究員以外の卒業生16名の所在を特定し、監視を行いました。以下にSCP-XXX-JP-β発生の時系列を記載します。

時刻 記録
15:00  八重研究員が研究室から消失すると同時にSCP-XXX-JPの半径5m以内に転移する。他にも16名の卒業生が転移した。また、SCP-XXX-JP-βの発生前に深さ2mほど掘り進めた状態で待機していた結果、SCP-XXX-JP-βの発生と同時に埋め立てられた。
15:05 全員がスコップやシャベルを手に取り、掘削を開始する。
15:30 2m×2m×1mの木製の箱を発見し、取り出す。
15:40 掘削した部分が卒業生たちの手によって埋め立てられる。
16:00 箱の中からタイムカプセルが取り出され、卒業生たちの手によって取り分けられる。
~16:55 思い出話などの談笑を開始する。内容については重要度が低いため省略する。
16:55 談笑を切り上げ始める。
17:00 卒業生同士で軽い挨拶を交わした後、タイムカプセルを持って八重研究員がSCP-XXX-JP周辺から消失すると同時に研究室に転移する。

SCP-XXX-JP周辺でSCP-XXX-JP-βを記録していた職員により、タイムカプセルの内容は、当時の卒業生のクラス担任だった██氏と人数分の紙袋であることが判明しました。██氏は2007年3月30日以降行方不明となっており、捜索願が出されていました。██氏は掘り出された時点では生存しており、卒業生たちにより取り分けられた際に死亡したと思われます。八重研究員が持っていたタイムカプセルの内容は██氏の左腕でした。██氏をタイムカプセルに選んだ理由について、八重研究員は「最初から最後まで世話してくれた恩師だから」と証言しました。その後、卒業生及び転移を目撃した人物にクラスA記憶処理を行いました。この現象以降、新たなSCP-XXX-JP-α及びSCP-XXX-JP-βは発生していません。Neutralizedクラスへの再分類が申請されましたが、卒業生がいなくなっただけで異常性が消失したわけではないことを理由にこの申請は却下されました。


ソース: https://pixabay.com/ja/photos/%E8%8A%B1-%E8%87%AA%E7%84%B6-%E6%A4%8D%E7%89%A9-%E5%B1%8B%E5%A4%96-%E6%9C%A8-3333014/
ライセンス: CC0

タイトル: flowers-3333014_1280
著作権者: shell_ghostcage
公開年: 2018


scp-jp safe 樹木 植物 時空間 記憶影響 強制力 瞬間移動



ページ情報

執筆者: CAT EYES
文字数: 3063
リビジョン数: 13
批評コメント: 4

最終更新: 21 Sep 2020 11:23
最終コメント: 20 Sep 2020 03:57 by CAT EYES

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