SCP-2XXX-JP 完全に不完全なオブジェクト
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この報告書は第372版の報告書だ。これ以前の報告書をみたけりゃデータベースあされば出てくるよ。第1版は一応この報告書から見れる。元Dクラス上がりの俺にはよくわからんかったがな。

アイテム番号: SCP-2XXX-JP

オブジェクトクラス: 無し1

特別収容プロトコル: 今、SCP-2XXX-JPはこのサイト内のメンバーならだれでもみることができるし、何なら手に取る事だってできる。ただ、SCP-2XXX-JPの研究を続ける事が最優先だ。あれが何なのかわかるまで絶対帰ろうと思わないことだ。週1の報告会には出席すべきだ。何でもいいからそこで発言しろ。このサイトの外に出ようとするな。死んじまうぞ。本部は関わりたくないとは思っているだろうが、少なくとも支援はしてくれる。だが、申請は考えて行え。

オブジェクト内容: SCP-2XXX-JPは白い球体のような何かと思われるものだ。2別に見えないわけではないが、球の『ように』見えることは確かだ。あれを見てあれが何かだと断定できた人間は見たことがない。どいつもこいつも全員あやふやな事を言う、俺もだが。
SCP-2XXX-JPの異常性は現在分かっているだけで2つあるらしい。1つはさっきのように、こいつに関する情報もしくはこいつに与えた情報は断定ができなくなるようだ。こいつの色も形も、異常性もそもそも存在しているのかさえもはっきりと分からねえ。最初にここにきて、あれを見たやつは誰もが言う。「ふーん。で、これのどこが危険なんだよ?」ってな。でも、部屋を出て視界からあれがなくなってあれについて聞くと、皆あやふやになる。誰もはっきりと言えなくなるのさ。そんなもんだから、みんな正確に把握できてない。だから、収容プロトコルとオブジェクトクラスが全然かみ合っていない。で、もう1つの異常性は、こいつを見るもしくは見たやつと会話でもすると、正確な事にたいして不安を抱いちまうらしい。この報告書の上部に?マークがついているのもそのせいだ。まあ、百聞は一見に如かず、だっけ?とりあえず、ここで過ごせばわかるようになるさ。この異常性のせいで、多くの職員が狂っちまってる。どいつもこいつも割り切ることが出来ていないんだろう。

まあ、あんたがDクラスとしてここに来たっていうのはいいことだ。ここじゃ、怪物はいないから襲われることはない。ここで一番多い死因は自殺だ。昨日も一人死んでいた。今生きている奴らもだいぶまいっちまってるからな、歓迎会なんて期待するなよ。ずっとまともなのは、頭が悪い俺とここの管理官の柳ってやつぐらいだ。まあ、運が良けりゃ、どこかで会えるだろうさ。
なぁ、先見えぬ闇を進む覚悟はできたか?二度と見えなくなる光と決別する覚悟はできたか?問答無用だがな。まあ、いい。

ようこそ、新人。『不確定性部門』3へ。今日から、お前も研究員だ。

ー焚鳴研究員補佐

追記: 最後に、下の報告書最新版にまできちんと目を通しとけ。それ次第であんたの未来が変わる。それじゃ、またいつか会おう。

    • _

    以下の報告書は、2019年7月に作成された第1版を元に、作成されました。第1版に記載されていなかった部分は全て赤色で表記されています。

    アイテム番号: SCP-2XXX-JP

    オブジェクトクラス: Keter(推定)

    収容プロトコル(以下は、SCP-2XXX-JP対策委員会により、暫定的に定められたプロトコルです。断定されたものではないことに注意してください。): SCP-2055-JPが何であるかを解明する試みは常に行われなくてはなりません。SCP-2XXX-JPはサイト-815Xの会議室に置かれ、サイト内の柳管理官を除いた全ての職員はSCP-2055-JPを自由に調査することが可能です。SCP-2XXX-JPに関する会議は定期的に行われます。サイト内の職員には定期的にカウンセリングが義務付けられます。また、サイト内の職員は外部の情報へのアクセスは可能ですが、外部への情報の発信は禁じられています。人員や物資の補充を申請する際は、柳管理官を通して行ってください。

    オブジェクト内容: SCP-2XXX-JPは白い球体のような何かと推定されています。現在、SCP-2XXX-JPが正確に何であるかや材質、性質を断定することはできておらず、この事からSCP-2055-JPが反ミーム性を部分的に有していると推測されます。
    SCP-2XXX-JPの異常性は当オブジェクトを視認した際に発生すると考えられています。当オブジェクトを視認すると、SCP-2XXX-JPに関する全ての情報に関する認識があいまいになるようです。これは、音声や文書などの媒体に情報を記した場合も同じ影響を受けるようであり、現時点でSCP-2XXX-JPが何であるかを断定する全ての試みは失敗しています。また、SCP-2XXX-JPを約10回以上視認した人物(以下、SCP-2XXX-JP-Aと呼称)は、事実を含む正確な物事に対して不安感を抱くようになるようです。この不安感により、SCP-2XXX-JP-Aは断定された収容プロトコルに反した行動を積極的にとるようになりますが、推測するような表現を含む情報においてはこの行動は発動しないと考えられています。しかし、SCP-2XXX-JP-Aと物理的に、電子的に接触した人物も同様にSCP-2XXX-JP-Aになることが確認されているため、SCP-2XXX-JPがサイト外部に流出した場合は、他のオブジェクトの収容違反を引き起こす可能性があるというのが対策委員会の大多数の意見です。

    経緯: SCP-2XXX-JPがいつ、どこで誰によって収容されたかは正確に把握されていません。しかし、サイト内の全ての職員の証言により、2019年7月に要注意団体から押収されたオブジェクトであると推定されています。当初はAnomalousアイテムとして収容されていましたが、当オブジェクトの性質が発見された後にSCP-2XXX-JPに割り振られたと思われます。一方で、サイトの封鎖を決定したのは柳管理官と推定されており、現時点で彼はこの報告書の閲覧権限を有せず、あくまでサイト外の職員との交渉役を担っているというのが多くの職員の認識です。

    補遺1: 2019年9月時点まで、SCP-2XXX-JPの影響を受けていなかった職員は██研究員(故人)、██研究助手(故人)、██調査員(故人)、D-20193(サイト封鎖後、焚鳴研究員として研究に参加していた。故人)、柳管理官の5人のみです。




    1+1=2ですか?

      • _

      分かった。君はそのままSCP-2XXX-JP対策委員会の方に向かってくれ。そこで誰かがより詳しい話をしてくれるだろう。健闘を祈る。

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