たった1輪の特別な花

アイテム番号:SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス:KeterNeutralized

特別収容プロトコル:SCP-XXXX-JPはその特異性により、収容は事実上不可能です。SCP-XXXX-JPはSCP-XXXX-JP-1とともに財団管理下の都市に建てられた住居に住まわせます。SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1の要求には可能な限り応えてください。また、要求に応えられない場合は必ず合理的な理由をSCP-XXXX-JPに必ず説明してください。
SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-1に対する実験はいかなる場合においても認められません。

説明:SCP-XXXX-JPは根が切り取られているCosmos bipinnatusのように見える存在です。摘み取られてから少なくとも█年経っているにもかかわらず、枯死する気配は感じられません。また、SCP-XXXX-JPは
SCP-XXXX-JPは自身の任意のタイミングでその異常性を発揮します。SCP-XXXX-JPの任意の場所に直径1m以下の穴を発生させます。(以下SCP-XXXX-JP-Aと呼称)SCP-XXXX-JP-Aの向こう側には現在SCP-XXXX-JP-Aが存在する場所と異なる場所が映し出されます。(以下その場所をSCP-XXXX-JP-Bと呼称)
SCP-XXXX-JP-Aは物体を損傷なく通す事ができ、通り抜けた先はSCP-XXXX-JP-Bと繋がっています。また、SCP-XXXX-JP-BにもSCP-XXXX-JP-Aが存在するため、双方向の通過が可能です。
SCP-XXXX-JPの存在を知らない生命体はSCP-XXXX-JP-Aを視認することはできませんが、通り抜けることは可能です。
SCP-XXXX-JPは戸籍上████と登録されている、19██年生まれの女性です。彼女自身に特異性は存在しませんが、SCP-XXXX-JPは彼女の保護を条件に収容に応じているため、特別収容プロトコルに組み込まれています。

発見経緯:事案XXXX-JP-aでSCP-XXXX-JPの行動が初めて感知されました。

事案XXXX-JP-a

日時:19██/██/██ ██:██

詳細:SCP-682の収容室内部の塩酸が消失し、直後に10代前半の少女█人が出現。全員縄梯子に掴まっており、SCP-682が襲いかかろうとすると引き上げられるように消滅。その約30秒後に出現を██回繰り返した後、完全に消滅し、再出現は発生しなかった。

事案XXXX-JP-aが発生した██ヶ月後、SCP-XXXX-JPとSCP-XXXX-JP-1はサイト81██の内部に突如出現しました。SCP-XXXX-JPとSCP-XXXX-JPは自身の特異性を用いた転移を██回繰り返した。その後異常性を感知した財団職員によって発見されました。以下はその後行われたインタビューの記録です

対象: SCP-XXXX-JP

インタビュアー: ██研究員

付記: SCP-XXXX-JPは発声や筆談が不可能であるため、活字をSCP-XXXX-JP自身の特異性を利用してインタビューは行われました。

<記録開始, [19██/██/██ ██:██]>

██研究員: あなたはなぜここに来たのですか?

SCP-XXXX-JP: あんたらのお世話になるのが俺たちにとって一番いいと思ったからさ。

██研究員: と言いますと?

SCP-XXXX-JP: ██(SCP-XXXX-JP-1の本名)のために俺ができることは何でもやった。だがあいつはずっと孤独なままだったんだ。孤児院でも友達はできない上、いじめられてた。どうにか環境を変えてやんなきゃと思ってたところであんたらの事を知ったんだ。ここなら俺たちをうまい具合に世話してくれるだろうと思ったんだよ。ついでにあいつをいじめてくれた奴らにもお返しできたしな。

██研究員: どのように仕返しをしたのですか?

SCP-XXXX-JP: 確か…あんたらがSCP-682って呼んでる奴の独房に奴らをぶち込んでやったんだ。あの野郎共の顔ったら忘れられねえよ!

██研究員: おお、なんと恐ろしいことを…、では、次にあなたの特異性について説明していただけますか?

SCP-XXXX-JP: 特異性?ああ、俺の能力の事か、それは今あんたらが見てるように、場所と場所を繋げる事ができる力だな。こんなこともできるんだぜ。

(SCP-XXXX-JP-Aが発生、向こう側には女子更衣室で着替えている女性職員が見える)
SCP-XXXX-JP: 凄えだろ?これだけじゃないんだぜ、お前が持ってるものをこの中に投げ入れてみてくれ。
(██研究員は指示通りに消しゴムをSCP-XXXX-JP-Aに投げ入れる。消しゴムは女性職員に当たり、女性職員は驚いたように辺りを見回すが、SCP-XXXX-JP-Aには気づかない)

██研究員: どうやら彼女はこの穴には気づいてないようですね。この穴に気づくための条件などは分かりますか?

SCP-XXXX-JP: これは俺の予想なんだが、俺の事を知ってる奴だけがこの穴を見れるんだと思う。前に██(SCP-XXXX-JP-1の本名)が友達を連れてきたことがあって、そのときにあいつ俺のことを紹介したんだ。んで俺もこの能力を使ったんだ。折角の友達だから、ずっと仲良くして欲しかったからな。そん時は確か映画館で[編集済](10代前半の女児が概ね好むアニメ)の映画やってたから、それを穴越しに見せたんだ。そしたら2人で楽しそうに見ててなあ、それを眺めてるこっちまで楽しくなってきちゃってなあ…

██研究員: なるほど、ありがとうございました。これでインタビューを終了し
SCP-XXXX-JP: ちょっと待ってくれ。1つ頼みがあるんだが。

██研究員: 何でしょうか?

SCP-XXXX-JP: 多分俺たちのことをお前らは収容するんだろ?なら俺らを一軒家に収容してくれ。後██(SCP-XXXX-JPの本名)が普通の生活ができるようにしてくれ。お前らなら簡単に出来るだろ?

██研究員: 善処します。これにてインタビューを終了します。
<記録終了>

終了報告書: SCP-XXXX-JPの要求を受理するかどうかは現在検討中です。

検討の結果、SCP-XXXX-JPと敵対する事による重大な収容違反の発生のリスクを鑑み、SCP-XXXX-JPの要求を受理することが決定しました。SCP-XXXX-JP及びSCP-XXXX-JP-2を財団管理下の都市に住まわせ、エージェント・秋山が世話役兼監視役として同居することとなりました。

補遺: SCP-XXXX-JPの収容から█年後、SCP-XXXX-JPの依頼により、インタビューが実施されました。

対象: SCP-XXXX-JP

インタビュアー: エージェント・秋山

付記: このインタビューの前日、SCP-XXXX-JP-2及びエージェント・秋山は██ ███(財団の男性職員、SCP-XXXX-JP-2と恋仲にある)の訪問を受けている。

<記録開始,[20██/██/██ ██:██]>

エージェント・秋山: 今日は一体全体どうしたんだ?

SCP-XXXX-JP: ああ、あんたは███君をどう思う?

エージェント・秋山 いいんじゃないか?誠実そうで██ちゃん(SCP-XXXX-JP-2の本名)を大事にしてくれそうだし。

SCP-XXXX-JP ああ、そうか…少し話をしてもいいか?

エージェント・秋山: ああ、大丈夫だ。

SCP-XXXX-JP: ……、██(SCP-XXXX-JP-2の本名)を生んですぐ、あいつは死んじまった。

エージェント・秋山 あいつってのはあの子の母親かい?

SCP-XXXX-JP: ああ、そうだ。それから俺は必死で頑張ったんだ。あの子を何不自由なく育てるためにな。今思い返せばそれがあの子に寂しい思いをさせていたのかもしれないな。そんな日々を送っていたある日、目覚めたら花になってたんだ。

エージェント・秋山: なるほど、その話もっと詳しく聞かせてくれないか?

SCP-XXXX-JP: ああ、前の日にあの子はコスモスを摘んでたんだ。そして花瓶に挿してた。どうやらその花になっちまったんだ。そんとき俺は、なんだかよく分からないがどこへでも行ける気がしたんだ。だから試しに学校へ行こうと思った。そしたら落ちた。気づいたら学校のあの子の教室に居たんだ。

エージェント・秋山: それで?
SCP-XXXX-JP: あの子は自分の席で泣いていた。全身びしょ濡れだったよ。机にもバカだのブスだの書かれてたんだ。怒りに震えたよ。それからはどいつがいじめてたのか躍起になって調べた。あんたらの設備を拝借させてもらって突き止めたよ。あの制裁もそんとき思いついた。
[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]

<録音終了, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>

終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]

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