SCP下書き:寧楽地下シェルター

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アイテム番号: SCP-XXX-JP
 
オブジェクトクラス: Euclid Keter
 
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは造成工事により盛り土中に埋没させ、頂上部の入口を封鎖する形でサイト-81██を建設することで収容されています。サイト-81██は防災施設に偽装され、その周囲には一般的な簡易宿泊施設が避難所として建設されます。以上の措置に対する都市開発記録の改竄にはカバーストーリ―「河川氾濫時に備えた避難所設立」を適用してください。SCP-XXX-JP活性イベント発生時にはサイト-81██から周囲1kmの防災無線に対して「避難勧告」を発令し、状況に応じたカバーストーリーが適応されます。サイト-81██内には常時武装職員を配備し、SCP-XXX-JP内部からSCP-XXX-JP-1が脱出することを阻止して下さい。災害によりサイト-81██が重篤な被害を受けるなどの不測の事態により一般人とSCP-XXX-JP-1が接触した場合、一般人にはAクラス記憶処理を行ってください。

追記: SCP-XXX-JPはKeterクラスに再分類され、本質的に収容不可能であると判断されました。現行の特別収容プロトコルはSCP-XXX-JPの異常性隠蔽に有効であるため、改定は行われず、継続して実行されます。
 
説明: SCP-XXX-JPは奈良県████市に存在する、直径30mの築山です。最上部には象牙質の下り階段が設置されており、その内部には「ヒト由来の生体組織で構成された巨大建造物」が存在します。また、SCP-XXX-JPの内部にはSCP-XXX-JPの維持管理者と思われる女性人型実体が存在します(SCP-XXX-JP-1に分類)。SCP-XXX-JP-1とは日本語による意思疎通が可能であり、敵対的な反応は現在のところ観測されていません。
 
SCP-XXX-JPの異常性は、非活性状態と活性状態で大きく変動します。非活性時のSCP-XXX-JPは、「強く意識しない限りSCP-XXX-JPに関連する記憶を想起できない」という認識災害的異常性を有します。一方、SCP-XXX-JPが活性化した場合、周囲1km圏内の人間は「SCP-XXX-JPに逃げなければならない」という強い強迫観念を抱き、SCP-XXX-JPに向けて移動します。この影響はSCP-XXX-JPを中心とした直径100mの範囲に侵入した場合は「ここまでくれば大丈夫」という安心感へと切り替わります。SCP-XXX-JPの活性化イベントは、SCP-XXX-JPの影響圏内において「異常存在の発生あるいは侵入」「自然災害」が観測された場合に発生します。この異常性から、活性化イベント時に避難警報を発令し、SCP-XXX-JPの周囲100m以内に建造した避難所により避難民の保護を行う形で、異常性の隠匿が行われています。
 
SCP-XXX-JPは20██/██/██に奈良県████市にてSCP-████-JPが出現した際に活性化イベントを引き起こしたことで発見され、収容されました。それ以前にも自然災害による活性化は行われていたと考えられていますが、非活性時の「強く意識しなければSCP-XXX-JPを想起できない」という異常性によって、活性化イベントが隠匿されていたものと思われます。
 
補遺1: 以下は、収容後に行われたDクラス職員によるSCP-XXX-JP内部の調査記録です。探索を担当するDクラス職員には財団標準規格のボディカメラ及び無線通信機が支給されました。

補遺2: 侵入調査記録001以後の調査の結果、蒐集院の文献資料中に存在する超常団体『寧楽一族』がSCP-XXX-JPの成立に関与している可能性が浮上しました。『寧楽一族』に関する情報は希薄ですが、わずかな資料には蒐集院および陰陽寮、五行結社とは起源を異にする正常性維持機関として記述されています。

寧楽一族超常団体覚書

寧楽一族は奈良に古来より存在する、異常な構成員を擁する強力な超常団体である。異常物品の蒐集という点では我ら蒐集院と志を同じくするが、彼ら自身こそが強力な妖怪変化の類であるという点で趣を異にするといえよう。仙人か、あるいは何らかの怪物かは不明であるが、その儀式や秘奥などには謎が多く、足取りもつかめない。
 
とはいえ活動が似通っているがゆえに、奈良における異常物品の蒐集の際には現場で遭遇することが多い。しかし、その際に争いを起こすようなことはなく、彼方が先に見つけていれば彼方が、此方が先に見つけていれば此方が蒐集する方向で暗黙の協定が出来ているようだ。
 
以下は蒐集の際に現場で遭遇した寧楽一族について、複数の研儀官より聞き集めた目撃談である。
 

  • 全身の筋骨を隆起させ、仁王のような形相となって、村を荒らしていた大蛇を裂き殺した。
  • 蝙蝠のごとき羽を生じて空を飛んだ。
  • 烏賊の足のごとき触手で以って五行結社の式と戦っていた。
  • 寧楽一族の女が牛鬼の毒気に侵された泉の水を飲み干し、最後には牛鬼も食らってしまった。
  • 狸の変化に対し変化で返して仰天させ、追い払っていた。

 
いずれもすさまじい妖術であり、警戒は必要であるが、時には蒐集院から荒事への協力を仰ぐこともあり、無暗に敵対すべきではない存在といえるだろう。

この結果を受け、SCP-XXX-JP-1の内部にエージェント・██が派遣され、SCP-XXX-JP-2に対するインタビューが実施されました。以下はその記録です。


 
補遺3: 事件記録・20██/██/██

20██/██/██、災害の発生及び予兆が観測されていない状況で、SCP-XXX-JPが突如として活性化しました。この活性化は財団の捕捉していない異常物品が████市内に侵入したことによるものと判断され、カバーストーリー「避難訓練」を適用した避難所への住民受け入れと、エージェントによる異常物品の捜索を実施しました。しかし、エージェントによる捜索では範囲内に異常物品は発見されませんでした。
 
しかしながら、避難者受け入れの完了後、避難所において「地中から一瞬で出現した巨大な手に避難者1名が握りつぶされて地中に引きずり込まれ、Aクラス記憶処理剤に類似したエアロゾルが散布される」という事案が発生し、避難所内の全避難民が昏睡する事態に陥りました。
 
上記事案の発生から数分後、SCP-XXX-JP内部から肉塊を抱えたSCP-XXX-JP-1が出現し、肉塊をサイト-81██内に放棄してSCP-XXX-JP内部に撤退しました。この際ライフル弾による狙撃が行われましたが、SCP-XXX-JP-1に対して一切の損傷を与えられませんでした。SCP-XXX-JP-1が撤退した直後、SCP-XXX-JPは非活性状態に移行し、避難民の退去が開始されました。
 
本事案収束後に行われたにSCP-XXX-JP-1が放棄した肉塊の分析の結果、当該の肉塊は白人男性に由来するものであると判明しました。今回の避難受け入れ記録には白人男性の存在は記録されていません。肉塊中に残存していた脳組織及び心臓組織を分析したところ、異常な高ヒューム値が測定されました。この結果から、対象は現実改変者に分類される異常存在であったと目されています。SCP-XXX-JPおよびSCP-XXX-JP-1が如何にしてこの異常存在を検知したのかについては、現在判明していません。
 
補遺4: 事件記録・20██/██/██の発生を受け、SCP-XXX-JP内部への調査を目的とした機動部隊の派遣が承認されました。この調査ではSCP-XXX-JP-1に対する事情聴取、SCP-XXX-JP内部の構造探索が目標として設定されています。


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