SCP-XXXX-JP 唯一の手掛かり

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: ██県の██市は防犯カメラを通じて常に監視されます。SCP-XXXX-JPを発見した場合、機動部隊を直ちに現場に派遣してください。SCP-XXXX-JPは██県██市に不定期で出現しますが、出現から消失までの時間が短いため、現在機動部隊によるSCP-XXXX-JPの確保は成功していません。

現在SCP-XXXX-JPはサイト81██の収容エリア-██内の10×10×3メートル収容室に収容されています。SCP-XXXX-JPは性質上、SCP-XXXX-JPへの接触はSCP-XXXX-JPの収容違反を引き起こしかねないので禁止されています。

説明: SCP-XXXX-JPは体重70㎏の人型生命体です。SCP-XXXX-JPは食事を必要としません。SCP-XXXX-JPに皮膚は存在せず、筋繊維が露出しています。そのためSCP-XXXX-JPには一切体毛がありません。SCP-XXXX-JPは高い運動能力を所有しています。SCP-XXXX-JPには非常に鋭利な爪があり、爪を用いて人間を殺害していました。また爪からは常に特有の匂いがします。SCP-XXXX-JPは知能が乏しいため、発声器官は存在するものの対話は不可能だと考えられています。

SCP-XXXX-JPは自身の身体の大きさを体長5mから3cmまで自由に変化させることができます。財団に収容されるまで、この能力を用いて姿を隠しながら生活していたのだと考えられています。
SCP-XXXX-JPは主に深夜帯に出現し、一人で外出している人間を対象にして尾行します。尾行する際、地震の隊長を最低でも6cm以下に変形させます。対象の人間が比較的人目の少ない場所に出ると、体長を瞬時に大きくさせ、自身の爪を用いて対象の人間に頸動脈目掛けて切りかかります。対象の死亡を確認した後に、また自身を小さくしてSCP-XXXX-JP-aのどこかに潜伏します。この一連の殺害行動は不定期に行われます。SCP-XXXX-JPは食事を必要とせず、また対象の人間を捕食しないためSCP-XXXX-JPは娯楽のために人間を殺害していると考えられています。

発見経緯: ██県██市は当時通り魔事件が多発していました。警察が通り魔事件の犯人逮捕のため捜査していたところ、防犯カメラの映像からSCP-XXXX-JPを発見。その後財団がSCP-XXXX-JP収容のため捜査を引き継ぐことにしました。SCP-XXXX-JPを発見した警察官にはクラスc記憶処理をしました。

補遺XXXX-A: SCP-XXXX-JPは不定期に出現し、常に体長を小さくし人目のつかない場所にいるためSCP-XXXX-JPの確保は非常に困難であるとされていました。しかしSCP-XXXX-JPから偶然遭遇し生存したエージェント██へインタビューをした際の証言からSCP-XXXX-JP確保への手がかりを発見。2日後にSCP-XXXX-JPを捕獲しました。

インタビュー記録XXXX-1

インタビュー対象: エージェント██

インタビュアー: ██博士

<記録開始>

██博士: まずどうやってSCP-XXXX-JPから生き延びたのかを教えてください。

エージェント██: あれは本当に偶然でした。私がこの██市にあのscipが生息していることを知らなかったら今頃私はこの世にはいないでしょう。夜の通りを一人で歩いているとき、カーブミラーに小さい何かが動くのが見えたんです。既にSCP-XXXX-JPが事前知識にありましたから、動く何かが私を殺害しようとしている忌々しい怪物だと理解するのは造作もないことでした。私はそのあと必死に人通りの多い道目掛けて走りました。そうするといつの間にかscipはいなくなってました。

██博士: なるほど。なにかSCP-XXXX-JPについての情報などはありますか?

エージェント██: scipに気づく5分前ぐらいから匂いがしたんです、独特の匂いが。

██博士: 匂い?

エージェント██: ええ、少ししか匂いませんでしたが。おそらくあのscipの匂いでしょう。

██博士: SCP-XXXX-JP捕獲についての手がかりは一切ありません。ですのでその情報は非常に貴重です。詳しくその匂いを教えてくれますか?

[エージェント██が深く項垂れる。]

エージェント██: …酸っぱくて臭いような匂いです。

██博士: 酸っぱくて臭い匂いですか…?もう少し詳しくお願いします。

[エージェント██が30秒ほど沈黙する。]

エージェント██: …外国の料理とかで香るような匂いです。臭い感じの…。

██博士: 外国の料理?もう少し詳しくお願いしますエージェント██。あなたの香りの証言がこのscipに関する唯一の手掛かりです。

[エージェント██が頭を抑える。]

██博士: 頑張ってくださいエージェント██。どこの国の料理かだけでも教えてください。

[エージェント██が頭を掻く。]

エージェント██: …過去に一度だけそんな匂いがする食べ物を食べたんです。ですが、何の料理か覚えていなくて…。

██博士: 匂いというのは他者に伝わりづらいものですエージェント██。しょうがないので、臭いと言われている各国の料理を持ってきます。

エージェント██: えぇっ!!!

<記録終了>

インタビュー記録XXXX-2

インタビュー対象: エージェント██

インタビュアー: ██博士

<記録開始>

██博士: 右から順にキムチ、ベジマイト、キビヤック、パクチーを持ってきました。

[エージェント██がひどく神妙な顔をする。]

██博士: これは罰ゲームではありません、職務です。あなたがひどく臭い匂いを嗅ぐのはこれ以上被害者を出さないためです。

エージェント██: 分かっています██博士。

[エージェント██が渋い顔で順に匂いを嗅ぐ]

エージェント██: …パクチー。そうだパクチーの匂いだ!!

██博士: パクチーの匂いですか!?

エージェント██: いや、あのscipに似た匂いの料理を食べたときにパクチーの匂いもしたんです。

██博士: おそらくアジア圏の料理でしょう。分かりました、次はアジアの料理を持ってきます。

[エージェント██がため息をつく。]

<記録終了>

インタビュー記録XXXX-2の後、エージェント██はトイレに行きました。その後トイレから帰ってきたエージェント██が次のインタビューをする前にSCP-XXXX-JPの匂いはタイの調味料であるナンプラーだと証言しました。トイレのアンモニア臭で、ナンプラー特有のたんぱく質が発酵した匂いを思い出したとエージェント██は言いました。

██県██市にナンプラーの匂いを覚えさせた軍用犬と武装した機動隊を大量に派遣しました。SCP-XXXX-JP-aに住んでいる市民にはカバーストーリー「熊の出没」を適応し、捜索中は市民に外出を控えるように呼び掛けました。捜索から38時間後に軍用犬が体長を小さくさせていたSCP-XXXX-JPを発見、その後機動隊によってSCP-XXXX-JPは確保・収容されました。

補遺XXXX-B: ██県██市とは別の場所にSCP-XXXX-JPと同様の事件が発生。唯一の生存者である一般市民の証言によると襲われた際に独特の甘くフローラルな香りがしたそうです。現在この匂いを解明するため生存者にインタビュー中です。


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