SCP-JP 中途半端な正義の像

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Neutralized

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修復班が修復に成功したSCP-XXXX-JPの天秤

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの全ての破片はサイト-81██内中型特殊非異常性物品収容ロッカーに保管されています。SCP-XXXX-JPの破片を破損する以前の状態に復元する試みは修復班Cによって進行中です。修復が完了した場合に備えて新しい特別収容プロトコルが協議されています。

説明: SCP-XXXX-JPは左手に天秤、右手に麻袋を持った石像です。SCP-XXXX-JPの外見はこれまでに「悪魔、神、天使、人間、██」等の報告があり、観測した人間によって容姿が変わる物であると考えられます。

SCP-XXXX-JPは毎月13日12時00分に自身の収容に関わる人物を一名指名し、対象人物(以下SCP-XXXX-JP-1と呼称)の名前もしくはSCP-XXXX-JP-1を表す言葉を10回読み上げます。この際の音の発生源はSCP-XXXX-JPの口部分ですが、どのようにして音を発しているのかは不明です。読み上げた後SCP-XXXX-JPは「期限は3日、速やかに出廷せよ」と告げ、それと同時にSCP-XXXX-JPの持つ天秤が左に傾きます。SCP-XXXX-JPの声は基本的にはSCP-XXXX-JPの周囲にいる人物にしか聞こえませんが、SCP-XXXX-JP-1はSCP-XXXX-JPからどれ程離れていてもその言葉を認識します。16日12時00分までにSCP-XXXX-JP-1がSCP-XXXX-JPの周囲2m以内に現れなかった場合、SCP-XXXX-JPの持つ天秤の右側の皿に人間の心臓のように見える物体が出現し天秤の傾きが修正された後その物体は消滅します。またこの際SCP-XXXX-JP-1は死亡し、検死の結果SCP-XXXX-JP-1の心臓が消失していることが判明しました。また、SCP-XXXX-JPが心臓を回収する全ての場合においてSCP-XXXX-JPの持つ天秤の左右の皿が1度ずつ上下する事が確認されました。

SCP-XXXX-JP-1がSCP-XXXX-JPの周囲2m以内に移動するとSCP-XXXX-JPがSCP-XXXX-JP-1に対し罪状の様な物を読み上げ、SCP-XXXX-JP-1に異論を訊ねます。SCP-XXXX-JP-1がそれを認める、もしくは否定した後SCP-XXXX-JPに言いくるめられた場合SCP-XXXX-JP-1がSCP-XXXX-JP前に現れなかった際と同様の現象が発生しますが、この場合は心臓を失ったにも関わらず不明の動力で血流が働きSCP-XXXX-JP-1は生存します。SCP-XXXX-JP-1がSCP-XXXX-JPに対して読み上げられた内容を否定しSCP-XXXX-JPの説得に成功した場合、SCP-XXXX-JPはSCP-XXXX-JP-1に対し謝罪の言葉を述べた後SCP-XXXX-JPの持つ麻袋をSCP-XXXX-JP-1に受け取るよう促します。麻袋の内部には500gの銀塊が入っており、SCP-XXXX-JP-1がそれを受け取った後新たな麻袋がSCP-XXXX-JPの手元に出現します。

補遺: 過去のSCP-XXXX-JPによって発生した現象の一部をここに載せます。全ての記録の閲覧はXXXX-JP現象記録-1〜3を参照してください。

対象人物(SCP-XXXX-JP-1) 読み上げられた罪状 結果
那賀研究員 別オブジェクトに関する実験での不要なDクラス職員の消耗及びその事実の隠蔽 サイト-81██管理官により既に処罰を受けた事を説明、那賀研究員はSCP-XXXX-JPから銀塊500gを受け取った。
中村データ管理官 重要機密データの誤削除 中村データ管理官は即座に罪状を認め心臓が消失、検査の後減給処分を受け通常の職務に復帰。
濱鶏研究員 █研究員への性的ハラスメント 相手が同性である為無罪だと主張、SCP-XXXX-JPは最終的に濱鶏研究員より心臓を回収した。
桜霧博士 [データ削除済] SCP-XXXX-JP前への移動を拒否、桜霧博士は心臓を失い死亡。

追記: 2020年█月15日、SCP-XXXX-JPが洟丸クリアランス3研究員によって破壊され無力化しました。洟丸研究員はSCP-XXXX-JPに指名されSCP-XXXX-JP-1となった後14日にSCP-XXXX-JP前へと移動、SCP-XXXX-JPは洟丸研究員に対し「ネット上での暴力的、差別的発言」の罪状を読み上げ、洟丸研究員はSCP-XXXX-JPに対し反論を行いましたが最終的にSCP-XXXX-JPは洟丸研究員から心臓を消失させました。

SCP-XXXX-JP収容コンテナ内外監視カメラの記録
<2020年█月15日 13時05分>
洟丸研究員が収容コンテナ入り口横認証装置へとXXXX-JPアクセスカードキーを挿入、コンテナの鉄扉が開かれる。コンテナに入った後洟丸研究員は報告書らしき束を入り口横の地面に置き、扉を施錠した。

洟丸研究員: 1日ぶりですね、SCP-XXXX-JP。今日は貴方にお話しがあって参りました。

SCP-XXXX-JP: (5秒の沈黙) 貴様は先日既に罰した筈である、何用か。

洟丸研究員: 貴方は人間から心臓を奪う事で罰としていますよね、しかし既に心臓を持た無い物はどうなるのですか。

SCP-XXXX-JP: その者に罰は必要無い、何故なら既に処罰を加えているからだ。

洟丸研究員: 左様ですか、それでは貴方によって既に心臓を失った者はもう悪事をしないという事でしょうか。

SCP-XXXX-JP: そうだ。人の悪意は心を中心としている、心を持たない者に悪事を働く事は出来ぬ。

洟丸研究員: そうですか。しかし悪意無く罪を犯す者はどうなるのですか。中村データ管理官の犯した罪は悪意の無いただの失敗では。

SCP-XXXX-JP: いいや。奴は記録の削除を日頃から発生させている、回数が重なる毎に恐らく奴は心の底では慣れていたのだ。それこそが罪である。

洟丸研究員: しかし、そこに悪意は無いでしょう。

10秒程の沈黙

洟丸研究員: 貴方こそ心の底で罰を与える事に慣れていたのではないでしょうか、本当にあなたは悪意を計っていたのでしょうか。

SCP-XXXX-JP: いや、私に悪意は無い。何故なら私は罰するのみだからである。罰を齎す事が私の使命であり、それ以上の事は感知しない。

洟丸研究員: では、貴方は心を持っていますか。

SCP-XXXX-JP: 勿論、私にも心は有る。心は全ての命有る者に与えられるのだ。

洟丸研究員: 心を持つのですね。では貴方に私が罰を与えましょう。貴方は罪無き者に罰を与え、それへの追求に対し「感知しない」と責任を逃れようとした。

SCP-XXXX-JP: 違う、私に罪は無い。何故なら私は処罰の対象では無いからである。

洟丸研究員: 誰が罪を決めているのか私は知りません。しかし貴方はその決められた罪状に従った処罰をした、何も考えずに。

SCP-XXXX-JP: そうでは無い、私は私の使命を果たしているだけである。

洟丸研究員: またですか。そろそろ認めてはどうでしょう、貴方に心を用いて罰する権利は無いのです。罪を持つ者が如何にして他者に罰を与えましょうか。

SCP-XXXX-JP: 無用である。私は私の罪を罰しない、私は罰を与え無い。

洟丸研究員: ですから私が与えるのです。私にはもう悪意は有りません。

SCP-XXXX-JP: 止まれ。其方はわかっていない、罰を与えてはならない。

洟丸研究員: 貴方には心が有る、だから悪意がある、よってその心臓を私が奪いましょう。

SCP-XXXX-JP: 下がれ。罪を裁くのは私だ。

洟丸研究員: 貴方の罪は決定的です。

洟丸研究員が白衣の内側から金槌を取り出すと同時にSCP-XXXX-JPの持つ天秤が激しく上下に動く。警備員が収容コンテナ内へ侵入を試みるが、鉄扉は開かない。

洟丸研究員: 心を持たない私を貴方は罰する事は出来ません。

洟丸研究員: 裁きを。

洟丸研究員がSCP-XXXX-JPの左胸部へと金槌を叩きつける。SCP-XXXX-JPへ左胸部を中心として亀裂が広がる。警備員が特殊カードキーを用いて収容コンテナへと入る。

SCP-XXXX-JP: 罰……。

SCP-XXXX-JPの亀裂がその全体へと達し、SCP-XXXX-JPが幾つもの破片となり砕け散る。その直後洟丸研究員が警備員により取り押さえられる。

記録終了-<2020年█月15日13時13分>

2020年█月15日洟丸研究員はSCP-XXXX-JP収容コンテナへ「SCP-XXXX-JPの非心臓保持者との接触実験」の名目でアクセスし、数分の対話の後白衣の内側に忍ばせた金槌をSCP-XXXX-JPへと振るいました。SCP-XXXX-JPは停止を求めましたが警備員到着時には既にSCP-XXXX-JPは破壊されていました。洟丸研究員は警備員によって確保された後、SCPオブジェクトの破壊行動により尋問の後終了処分が下されました。

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