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わかばコンテスト参加予定記事です。
クレジット
タイトル: SCP-1855-JP - 訪問者
著者: ©︎MAKOdot-
作成年: 2022
http://scp-jp-sandbox3.wikidot.com/draft:6494751-53-a117
アイテム番号: SCP-1855-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: 現在までSCP-1855-JPの発生を妨害/抑制する方法は判明していません。しかしながら、その異常の確認性の低さから完全な収容は追求されず、継続的に大々的なカバーストーリー「子供の悪戯」が流布されるのみです。
SCP-1855-JPの発生は全国現実性強度観測網"Kant-NETs"により検知し、自動でリストアップされます。発生時、値の変化パターンに通常時との差異が確認された場合、低優先ながら振れ幅██.█を超えた場合Eクラス職員による現場確認が行われます。
SCP-1855-JP出現地域が判明した場合即座に6人以上の機動部隊が派遣され、事後処理や記録、記憶処理を行います。SCP-1855-JPの使用するポータルの構造は、現在サイト-81██内で優先的に研究されています。
説明: SCP-1855-JPは、ランダムな日本国内の住居の玄関口前に出現する人型実体です。SCP-1855-JPは発生周期が存在することが確認されており、2年に一度、7月~8月頃にかけて一部地域に集中的に出現します。SCP-1855-JPは出現時、他次元世界から未知のポータルを開通しており、結果的に瞬間的なヒューム値の低下を引き起こすことが確認されています。現在この他次元世界を#███████:1855とし、調査が進行中です。また、SCP-1855-JPは中国語と類似した独自の言語系統であるとともに、日本語をもちいて十分に会話が可能であることが確認されています。
目撃者の証言によるSCP-1855-JPの身長、体格は一貫しておらず、その為複数体のSCP-1855-JPが存在すると考えられます。また、全てのSCP-1855-JP実体は共通して同一のユニフォームのような衣服を着衣しており、頭上付近に小さな飛行物体が常時浮遊、追尾しています。その他の身体的特徴において通常のヒトとの大きな差異は確認されていません。
SCP-1855-JPは出現後、インターホンのマイクに向かい不明な言語で発声し1、住居に付属するチャイムを連続で鳴らし始めます。これは、内部から居住者が応答するか、ドアを開くまでの間継続されます。SCP-1855-JPは居住者がドアを開けた段階で逃走を開始し、出現した住居から200m程度離れるか、居住者と接触した場合、出現時と同様の手順で消失します。
SCP-1855-JPは住居内が留守であることが判明した場合、不明な手段により鍵を解錠し、一礼の後内部へ侵入します。この際何を行っているのかは不明ですが、現在まで侵入後の変化は発見されていません。SCP-1855-JPは、居住者が帰宅した時点で消失します。
補遺1: 20██/█/█、██県██市で出現したSCP-1855-JPの消失時、以下の紙が放置されてたことが確認されました。以下はその放置されていた文書を、財団翻訳チームが日本語へ変換したものです。原文の閲覧を希望する場合は翻訳チームへ連絡してください。
補遺2: 以下はSCP-1855-JPの動向を確認出来た映像記録の抜粋です。
補遺3: 20██/█/█、出現地点予測による完全な包囲によりSCP-1855-JPとの接触に成功しました。以下はその際の接触ログです。
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- portal:6494751 (05 Apr 2021 06:25)
全体としてはDVです。
特別収容プロトコルに関して、補遺に瞬間的なヒューム値の低下とあるので、全国現実性強度観測網"Kant-NETs"を使ってもよいかと思います。その他の部分については特に指摘する点はありません。
内容に関してですが、結局このオブジェクトの正体がどのようなものなのがわかりませんでした。強いて言えば、ピンポンダッシュをする子供なのかなと推測しましが、追記や補遺にある条件やポータルの発生がどのように関わっているのかがわかりませんでした。正体を示唆するためのヒントが少ないと感じます。
また、突如出現する人型実体というのもありきたりであると感じました。ポータルの出現という事象を用いて、それに繋がる並行世界はどのようなものかや当該オブジェクトの起源は何か、等話を広げるとよいと思います。例えば並行世界ではピンポンダッシュが競技となっており、並行世界までピンポンダッシュしに来ている、という感じに(単なる個人的な案ですので無視して頂いて構いません)。
細かい点ですが、「イラつき」は「苛立ち」とした方がよりクリニカルであると思います。
いろいろ書きましたが、参考までに。
コメントありがとうございます。
全国現実性強度観測網"Kant-NETs"については調べさせて頂き、使用してみようかと思います。
元々は、別次元からピンポンダッシュされたら、というアイデアから書き始めたのですが、そのうちに要素がごちゃごちゃとしてしまい、結果、読者へ与える印象をわからなしてしまっているようですので、そこの道筋を一つに定め、keroyuさんの言われた"ポータルの出現という事象を用いて、それに繋がる並行世界はどのようなものかや当該オブジェクトの起源は何か、"という点等を深めて行こうと思います。
また、"イラつき"は"苛立ち"に変更させて頂きます。
丁寧な批評ありがとうございました。
拝読しました。
1.
収容プロトコルは特に問題ないように見受けられます。
2.
NV~DVです。
3.
平行世界からピンポンダッシュをしに来る悪ガキ……かと思いましたが、反応が無ければ屋内に上がり込んでいるようなのでイマイチピンと来ませんでした。ピンポンダッシュと空き巣の両方を兼ねているのかもしれませんが、やや内容がとっ散らかっている印象を受けます。
また、平行世界についてはむしろ冒頭で記載しておくと、「平行世界からわざわざやって来てやることがピンポンダッシュかよ」などの落差を感じられて良いかも知れません。
4.
その他の点について気になったことを指摘いたします。
人型実体であれば体長よりも身長の方が良いのではないでしょうか。
苛立ちや倦怠感という表記の方が良いと思います。また、この時にSCP-XXXX-JPが消失するのであればそれを明記した方が分かりやすいかと思います。
「1分以上経過した」とするとクリニカルな印象を受けます。
ブラッシュアップ次第で面白くなりそうな印象を受けました。
以上です。執筆のほど応援しております。
Tutu-sh
コメントありがとうございます。
上記でも書きましたが、やはり書きたいことが2つ3つあり、混在しているようですのでそこをまとめさせて頂こうと思います。
ここに関しては、改稿の際に取り入れさせて頂きます。
その他表現やクリニカルトーンについては全て変更させて頂きます。
批評ありがとうございました。
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。
拝読しました。現状DVです。
残念ながら、現状ではただのピンポンダッシュに近い何かをするオブジェクトであるようにしか捉えられず、スポイラーで挙げているようなオチにはたどり着けませんでした。ヒントとなりそうなものが40.970と1781という数字、そして外部からの認識の急激な低下くらいですが、前者の数字でピンとくる読者は恐らく皆無でしょうし、後者もその描写から低評価削除というシステムとの関連性を見出すのは難しいと思います。また、スポイラーの部分に気付かなかった状態では、「漠然とピンポンダッシュのような現象が行われている」程度しか伝わってこず、いまいちMAKOdot-さんがどう読者を面白がらせようとしているのかわかりませんでした。
更に言うと、改稿によってこの記事のオチがVoteシステムとの関連性にあることが分かりやすくなったとしてもそれ自体が面白さに繋がっているかは微妙だと感じました。というのも、Voteシステムとピンポンダッシュに見える現象の間のつながりが判明したとしてもそれはあくまで記事の謎が解けただけであり、読者の感情に訴えかけるような要素にはなり得ていないからです。考察記事とされるジャンルのSCP記事で高評価のものでは、その多くが「謎が解ける+謎解きによる新事実で何らかの感情を喚起させられる」というものになっています。(例えば、SCP-4517では𝒩度の謎が解けたことによりダミアン・ピスク氏の劣等感の構図が露わになります。SCP-4773-2では報告書の異常の謎が解けたことによりSCP-4773-1が何であったかを読者が理解し、SCP-4773-1が可哀そうだと感じます。)
しかし、この記事においては「実はSCP-XXXX-JP事象はVoteシステムと深い関連がある」という事実が読者に伝わったとして、それにより読者の感情を動かすことに繋がっていません。そういった面で、この記事のオチはかなり弱いものとなっています。Voteシステムとの関連以外のバックストーリーを考えてみた方が良いかもしれません。
以下は「見て頂きたい点」に対する未回答の部分への簡単な回答となります。
特に違和感はありませんでした。
コメントありがとうございます。
私がこの記事で想定していた面白さとしては、読者の日常的な行動が記事内の世界に関わっているというメタ的なものでしたが、たしかに、「謎が解ける+謎解きによる新事実で何らかの感情を喚起させられる」の後者について理解していませんでした。また、面白さを出していくために“ピンポンダッシュ”によって引き起こされる事象を先出し、後から読者の手によって実行されていた、という構成に改稿させて頂こうと思います。Voteシステムとのつながりを持った異常性が難しく、時間もないと判断したため、一度keroyuさんの案を元に改稿してみました。折角批評頂いたのに関わらず申し訳ありません。改めて、批評ありがとうございました。
拝読しました。
ピンポンダッシュが競技だった、という発想は面白いですが、現状競技としての掘り下げが足りず、物足りない印象です。オチを読んだあと振り返るとクスリと出来るような要素を増やしたり、オチで明かされる情報の密度を上げられるといいかと思います。
現状、本文から読み取れるピンポンダッシュの「ルール」は、
・スタート地点はランダムな家の前
・ゴールは家から200mダッシュで離れた地点
・居住者と接触してはならない
くらいでしょうか。これを競技として見たとき、戦略性がありそうな部分は
・家にワープした直後の周囲の状況判断
・チャイムを押すタイミング
・家を離れるルート(ひたすら素早く離れるのか、居住者の目を避けるのを優先するのか)
あたりでしょうか。思いついた要素をざっと挙げましたが、勿論これら全てを取り入れる必要はありませんし、他にも色々な要素が考えられると思います。
前半で映像記録として選手の行動を複数提示しておいて、あとからそれが選手ごとの戦略であったと分かると楽しそうです。あるいは、映像記録に不明な音源が入っていて、あとからそれを解読してみると実況解説だった、みたいなネタも仕込めるかと思います。
また、地球の競技のあるあるを考えるだけでなく、1つくらいよく分からない突飛な設定を混ぜ込んであげた方が、奇妙な「宇宙の競技」っぽさが出せるかなと思います。
これらの案を採用するかはともかく、いろいろと広げやすそうな題材だと思うので自分なりに設定を考えてみてください。
コメントありがとうございます。
オチで明かす情報の密度ということで、映像記録と説明について記述を加えました。また、突飛な設定についてどのようにぶっ飛ばせばよいか迷っている最中ですので、もしよければ参考になる記事など教えて頂ければ幸いです。
読み返しによるポイントとしては、録画機器の追尾、選手宣誓(のようなもの)を入れてみました。しかしながら、もう少し行けるはずなので、ギリギリまで考えて行きたいと思います。
批評ありがとうございました。
浮いている要素で、ミスリードというよりは単に邪魔な要素だと思います。ミスリードというのは、ある程度何らかの形で回収することが前提なので、今回の記事のように放り投げたままというのはあまり良くないです。
やっていることが宇宙人によるピンポンダッシュという、馬鹿らしくも規模の大きい物でありながら、その要素をあまり活かせていないのが気になりました。現状では最後にピンポンダッシュですよ、ということを提示して終わりです。その状態であまり評価が受けられていないことを考えると、上手く情報を提示してピンポンダッシュで落とすよりも、そこからは発展させてどんどん事例を出して面白いことをたくさんやる方がよいのではないかと思います。イメージとしては、SCP-1096-JPに近い感じです。
ピンポンダッシュというのはかなりはた迷惑な物なので、そのピンポンダッシュを身体能力の高い宇宙人や、技術力のある宇宙人が全力で取り組んだらどれほどの被害が起きるのか、珍事件が起きるのかという部分で独創的な内容を出せればいい記事になるのではないかと思います。
コメントありがとうございます。
なるほど、ミスリードという技法について大きく間違っていたようです。消去しました。
また、オチとしてピンポンダッシュを提示するよりも、ということのようなので、補遺の順序を入れ替え、映像記録を多少変化、追加させてみました。イメージとしての具体例まで提示いただきありがとうございます。
改めて、批評ありがとうございました。