SCP‐JP「頂戴。」

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81█内の低危険度物品収容ロッカーへ収容されています。SCP-XXXX-JPを用いた実験は永久的に禁止されており、サイト管理官の許可なく収容ロッカーを開けることは降格処分の対象になります。SCP-XXXX-JP対象者は、現在新たな感染媒体になる可能性があるため隔離、一部職員は拘束されています。

末岡氏宅はカバーストーリー「重要証拠物件」として、警察により管理されているように偽装します。

SCP-XXXX-JPの異常性は消失しました。全ての職員によるSCP-XXXX-JPの閲覧は許可されています。また、末岡氏宅の偽装は解除され、一般に売り出されます。エージェント・██への接触は2名以上のサイト管理官による許可が必要です。

説明: SCP-XXXX-JPは現在無力化されており、異常性は見られません(補遺2、3参照)。以下は無力化以前の異常性です。

SCP-XXXX-JPは、焼け焦げた末岡家の家族写真です。破壊は可能ですが、半分以上が崩壊すると元末岡氏宅へ破壊以前の状態で再出現するため、完全な無力化は不可能です。SCP-XXXX-JPを視認し、SCP-XXXX-JPに対し同情的1な感情を抱いた場合、不定期2に以下のような声(以下、SCP-XXXX-JP‐1)が聞こえるようになります。

「(要求物)、頂戴。」

SCP-XXXX-JP‐1を聞いた者(以下、対象)は可能な範囲で、要求物を入手することを最優先として行動します。これはSCP-XXXX-JP‐1によりもたらされる精神影響の結果であると思われます。

SCP-XXXX-JP‐1要求物は実在するものから概念上のものまで様々であり、対象が要求物を入手する、もしくは既に所持していた場合、要求物は消失し、それに伴い精神影響も消失します。対象が要求物を入手することが不可能である場合、要求物が変化したSCP-XXXX-JP‐1が再度聞こえます。しかしながら、SCP-XXXX-JP‐1は対象が死亡するまで永続的に発生することが分かっています。

生前SCP-XXXX-JPを所持していたと思われる末岡 ██氏3は、19██年に発生した火災により両親とともに亡くなっています。

発見経緯: 20██/█/██に発生した「██県██市家屋自然発火火災事件」について発火状況に違和感を持ったエージェント・██の調査により、いくつかの物品を回収。エージェント・██がSCP-XXXX-JPの異常性を受けたことにより当オブジェクトの異常性が判明しました。

補遺1:

補遺2:
以下はエージェント・██により記録されたSCP-XXXX-JP‐1の一覧です。

発生日: 20██/█/██

SCP-XXXX-JP‐1: 「お水、頂戴。」

発生回数: 14

発生日: 20██/██/█

SCP-XXXX-JP‐1: 「それ、頂戴。」

発生回数: 11

メモ: "それ"はその時持っていた物や付近にあった物のことだ。例えば、コーヒー、小石、チョコレート、バッジ、████、菓子類、ガラス玉とかだ。SCP-XXXX-JP‐1の主は随分気まぐれなやつらしい。

発生日: 20██/██/█

SCP-XXXX-JP‐1: 「お人形、頂戴。」

発生回数: 4

発生日: 20██/█/██

SCP-XXXX-JP‐1: 「お花、頂戴。」

発生回数: 2

発生日: 20██/█/██

SCP-XXXX-JP‐1: 「お母さん、頂戴。」

発生回数: 1

メモ: 了承したと同時に、俺の母親が突然倒れたらしい。心肺停止だとよ…クソ。なんで俺は…。

発生日: 20██/█/█

SCP-XXXX-JP‐1: 「あたま、頂戴。」

発生回数: 2

メモ: 10分くらい思考が回らなかった。自分が自分じゃ無いような気分だ。気色悪い。

発生日: 20██/██/█

SCP-XXXX-JP‐1: 「お父さん、頂戴。」

発生回数: 1

メモ: 駄目だ。思い出せない。顔も、声も、親父の記憶だけごっそり抜け落ちちまってる。

発生日: 20██/█/█

SCP-XXXX-JP‐1: 「音、頂戴。」

発生回数: 1

メモ: ああ、聞こえない。助けてくれ。もう、なんだって言うんだよ。クソったれ、声が、音が、何も。
追記: もうダメみたいだ。手術も、処理剤も、全部無駄だった。

発生日: 20██/██/█

SCP-XXXX-JP‐1: 「思い出、頂戴。」

発生回数: 8

メモ: クソが。思い出せねえ。何かを忘れちまった気分だ。ああ…。もういねえってのに…クソ…。忘れたくねえよ。ああああ

発生日: 20██/██/█

SCP-XXXX-JP‐1: 「美味しさ、頂戴。」

発生回数: 1

メモ: 味がしない。

発生日: 20██/██/█

SCP-XXXX-JP‐1: 「お仕事、頂戴。」

発生回数: 1

メモ: もうダメだ。明日にはこの仕事を辞めるつもりだ。何も出来やしねえ。このクソ見てえな声の主に、全部取られた。家族も、感覚も、生きる意味も。これが一生続くって?ふざけるな。これからも取られ続けるなんて耐えられない。

発生日: 20██/██/█

SCP-XXXX-JP‐1: 「体、頂戴。」

発生回数: 2

メモ: やめろ、やめてくれ。頼む。勝手に動いたんだ。20分2時間もだ。体が言うことを聞かない。自分が自分じゃなくなるのが怖い。やめてくれよ…。

発生日: 20██/11/44

SCP-XXXX-JP‐1: 「人生を、返して。」

発生回数: 1

メモ:

補遺3: 事件XXXX-JPの後、SCP-XXXX-JPの異常性が消失、また、これ以降全ての影響を受けていた対象が、SCP-XXXX-JP-1が聞こえなくなったと報告されていることが確認されました。これにより、SCP-XXXX-JPのオブジェクトクラスがNeutralizedに変更されました。


scp jp Neutralized



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執筆者: MAKOdot-
文字数: 3832
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批評コメント: 5

最終更新: 28 Nov 2021 13:04
最終コメント: 28 Nov 2021 12:55 by MAKOdot-

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