SCP-xxx-JP 三本毛が足りた猿

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サイト-8102のセクター33でのSCP-xxx-JPの-1(写真左)と-2(写真右)

アイテム番号: SCP-xxx-JP

オブジェクトクラス: Euclid Safe

特別収容プロトコル: SCP-xxx-JP-1及び-2はサイト-8102の一室に収容されています。給餌用の食べ物は食堂に置いてあります。給餌は1日に最低でも一度行ってください。SCP-xxx-JP-1及び-2はサイト-8102のセクター33を改築した中南米の熱帯雨林を模した森林区域に収容されています。毎日8:00〜9:00、12:00〜13:00と17:00〜18:00にSCP-xxx-JP-1が指定した果実や木の実、木の葉を与えてください。1

説明: SCP-xxx-JP-1及び-2の外見並びに遺伝子構造は一般のボリビアリスザル(Saimiri boliviensis)と同様です。しかし不老性を持つ点と、脳の構造が人間のそれと酷似しており知能指数が一般の二十代の人間と同レベルであるといった相違点が見つかっています。
さらに一般のボスビアリスザルでありながらSCP-xxx-JP-1及び-2は言語を習得しています。SCP-xxx-JP-1は日本語・英語・中国語・ポルトガル語・スペイン語・ヒンディー語・アラビア語・ベンガル語2・ロシア語・ドイツ語の計10ヵ国の言語を流暢に話しそれらの読み書きが可能です。SCP-xxx-JP-2はSCP-xxx-JP-1の話せる10ヵ国の言語に加えてチェコ語・アイヌ語3・スワヒリ語4・エスペラント語5・サーミ語6・フィジー語7・ゴート語8・トカラ語9・[データ削除済み]・[データ削除済み]・[データ削除済み]・[データ削除済み]10の計22の言語を流暢に話しそれらの読み書きが可能です。またSCP-xxx-JP-2はヒエログリフ11・インダス文字12を読み解くことが可能なことが実験記録-xxx-JP-XIでわかっています。
さらにSCP-xxx-JP-1及び-2は対象が会得していない言語で話しかけることで対象にその言語を修得させることができます。この効果は知的生命体に近ければ近いほど言語修得にかける時間が短時間で済むことがわかっており最短は5分です。なおこの効果は非生命体が対象であっても発動することがわかっています。

発見経緯: SCP-xxx-JP-1及び-2は言葉を話せる猿がいるという噂が広まっていた██県██市████に調査に向かった所発見されました。この噂を広めた████氏にはクラスA記憶処理を施し、████氏がSNSに投稿した動画にはカバーストーリー「よくできた合成」を流布しました。

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    ██研究員の知見: SCP-xxx-JP-2は-1と比べても言語認識能力・言語解析能力が非常に高いことは財団職員内でも周知の事実です。しかし[データ削除済み]や[データ削除済み]などといった少なくとも地球上のものではない言語を計四種習得しているという点は不可解でした。

    以下はそれら未知の言語についての調査記録です。

    対象: SCP-xxx-JP-2

    インタビュアー: ██研究員

    付記: 本インタビューではSCP-xxx-JPの起源について言及しています。

    <録音開始[20██/9/28>

    ██研究員: SCP-xxx-JP-2。今日はあなた方の起源について教えていただきたいのですが。勿論。インタビュー料として未解読言語の文書が発見されたらSCP-xxx-JP-2の下に送るよう手配していますよ。

    SCP-xxx-JP-2: 僕たちは元々、頭が良かった。人間の言葉を理解できた。その時は、頷くことくらいしか、できなかったけれど。

    ██研究員: それで?

    SCP-xxx-JP-2: そんなとき、おじさんに出会った。おじさんは、僕たちに色んなことを、教えてくれた。世界には、日本語以外にも、たくさんあること。世の中には、30語もの言語を、操れる人間がいること。とにかくたくさん、教えてくれた。

    [数十秒間の無言]

    SCP-xxx-JP-2: そんなことを毎日してるとき、だった。おじさんが「言葉を喋れるようにしてやろうか?」って。当然、僕たちは、二つ返事で了承、した。その時に、不老になったり、能力を得たり、した、けれど。そんなことがどうでも良くなるくらい、楽し、かった。

    ██研究員: [データ削除済み]や[データ削除済み]もその人物が教えたのですか?

    SCP-xxx-JP-2: うん。そうだよ。

    ██研究員: なるほど。では最後に一つ。SCP-xxx-JP-2。その人物の容姿を覚えていますか?

    SCP-xxx-JP-2: 確か。ここにいる人間と同じような、真っ白い服を着てて、そして、いつも、黒い能面をかぶってた。一言で言えば、不気味、だった。あと、そういえば。

    ██研究員: そういえば?

    SCP-xxx-JP-2: いつだったか覚えてないけど。「黄昏の梟」かな。そう呼んでくれって言われた。まあ、一回も言わなかったけど。

    ██研究員: ありがとうございましたSCP-xxx-JP-2。

    <録音終了>

    終了報告書: SCP-xxx-JP-2が述べていた黄昏の梟と名乗る人物は未だ発見されていません。今後も捜索に向かいます。- ██研究員

    警告: 以下のファイルはレベル4機密情報です


    このファイルにレベル4セキュリティクリアランス承認無しで行われるアクセス試行は記録され即時懲戒処分の対象となります。

     

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      事案記録-xxx-JP:次元移動解析班カイ-4(”ディメンショナー”)の報告: 空間座標(██.██, ███.██,██.█,██.███)地点でSCP-xxx-JP-2が習得していたうちの[データ削除済み]の言語が確認されました。当該空間では複数の人間と発展した文明が確認されましたが、それら全てに異常性は確認できませんでした。しかし当該空間へ何度かの次元移動を繰り返した結果13「空間ステーション14」と呼ばれる機関が存在することが判明しました。当該機関の管理官に話を聞いたところ「黄金の梟」と名乗る人物の空間ステーションでの停留が複数回認められました。また要注意団体関係者と思われる人物や団体の停留も数回見受けられましたが、黄金の梟と名乗る人物の空間ステーションの使用数は要注意団体の回数と比べても多数であることが判明しています。
      以下当該機関の管理官とのインタビュー記録です。

      対象: 空間ステーションの管理官(以下、管理官と呼称)

      インタビュアー: 次元移動解析班カイ-4(“ディメンショナー”)所属研究員███

      付記: このインタビューでは研究員███がSCP-xxx-JP-2の能力によって修得した[データ削除済み]で行われたものを日本語に訳したものです。

      <録音開始, [日時の特定はできませんでした]>

      ████研究員: インタビューにご協力頂き感謝します。

      管理官: ふむ。長年生き永らえましたがインタビューというのは受けたことがないので粗相があってもご容赦ください。

      ███研究員: いえわざわざ空間ステーションの履行を停止していただいたので我々から要求するのは質問の答えだけですよ。

      ███研究員が調査記録を確認する。

      ███研究員: お聞きしたいのはこの空間ステーションの大まかな説明と利用者についてなのですがよろしいでしょうか?

      管理官: [笑い声と思われる声]。勿論。私めは確かにここの管理官ですが口止めはされておりませんので。さて、何からお伝えしましょうか。

      管理官が人差し指を耳の付け根部分に押し当てる15

      管理官: ここが設立したのは[聞き取れない言葉]で今から[特筆すべきものではないと判断したため省略]。そして初代管理官である[聞き取れない言葉]が空間ステーションを作り上げたのはとある人物がこの空間にやってきたからなのですよ。

      ███研究員: とある人物というのはどういった人物でしょうか?

      管理官: 勿論そのお方は次元移動の技術を確立させた人物で。[数秒間の沈黙]。ああそうだった。あなたは違う空間から来たのでしたね。失礼いたしました。その人物は「夕暮に啼く鳥16」の呼ばれる人物でして。この空間で我々がまだ旧技術17を使用していたときに現れ今のインフラ設備を整えてくださったお方でして。[その人物の功績などの話。特筆すべきことではないと判断したため省略]

      ███研究員: そして、この空間ステーションと呼ばれる機関が成立した、と。

      管理官: ええ。「夕暮に啼く鳥」様が言うには次元移動、空間移動を行う方は多いが停留できる空間は非常に少ないとのことで。中々いいビジネスになる、と初代管理官に伝えたようでしてね。それから空間ステーションという空間と空間を移動する際の停留所が設立されたわけです。

      ███研究員: ビジネスというのはどういったものでしょうか。

      管理官: あなた方は最初来たときやその次に来たときは我々の言語を知らなかったようなので料金は回収しませんでしたが、前回は回収させていただいたでしょう?

      ███研究員: 回収、ですか?

      管理官: ええ。この空間ステーションでは技術が料金18となっております。

      ███研究員: それは、他の客にもでしょうか。

      管理官: ええ。勿論。[要注意団体関係者と思われる人物や団体などの羅列が行われましたが、情報が膨大であり全てを書き記すのは不可能と判断したため省略]。勿論今でも幾度か来ていただいている「夕暮に啼く鳥」様からも頂いております。

      [数十秒間の沈黙]

      ███研究員: それらの技術はどのように保管していますか?

      管理官: 大抵は使われていますが、我々が危険と判断した技術はこの空間ステーションの地下に全て保管してありますよ。[笑い声と思われる声]。大丈夫ですよ。あなた方がどういった機関なのかは既に理解しています。技術提供して欲しいわけでしょう?しかしそれはお断りさせていただきますね。

      ███研究員 了解しました。あと、もう一つ。これからも利用してよろしいでしょうか?

      管理官: ええ。勿論。来るものは拒まずが空間ステーションなので。

      <録音終了>

      終了報告書: 当該空間では異常性の関与が見受けられませんでした。しかし唯一空間ステーションの要注意団体との癒着は計り知れません。このインタビューを経て財団は空間ステーションを準要注意人物に指定しました。

      この件により黄金の梟と名乗る人物は常時空間移動を行なっておりアノマリーに改造・製造することのできる能力または技術を持っていると判明しました。引き続き空間ステーションでの調査を進めSCP-xxx-JP-2が習得していた言語と関連する異次元空間の発見する試みを続けます。- 次元移動解析班カイ-4(“ディメンショナー”)


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