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アイテム番号: SCP-xxx-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-xxx-JPはサイト-8104の小型物品収容室に保管されています。SCP-xxx-JPから発せられた音声を漏らさずに集音するためにコンデンサーマイクの設置が義務づけられています。また24時間体制でスピーカーの前でSCP-xxx-JPの監視を行ってください。
コンデンサーマイクがSCP-xxx-JPの音声を拾った場合、直ちにセキュリティクリアランスレベル1以上の職員が制限時間以内にSCP-xxx-JPが出した問題に解答してください。
説明: SCP-xxx-JPは高さ15cmの████社から販売された木製の人形です。また他のSCP-xxx-JPと同形の商品に異常性が確認された例は報告されていません。
SCP-xxx-JPは素材が木製であるにもかかわらず、口としてSCP-xxx-JPにアクリル絵の具を用いて描かれた部分から声を発します。その声はおよそ4歳から6歳の男児の声であると推測されています。
SCP-xxx-JPは周囲に耳を傾けている人間の有無に関わらず、不規則に「問題です」と60db程度の音量で明るい調子の声を発します。その後、現在宇宙上に存在する物体または概念の特徴を断片的に伝えます。そして最後に「これってなあんだ」と声を発し、その後は日本語における時計の擬音語を模した声で解答を待ちます。なお解答時間は30秒です。
以下は現在確認されているその後の3パターンについて示します。
パターン | |
パターン-1:解答が正解だった場合 | SCP-xxx-JPは即座に「ピンポンピンポーン大正解」と甲高い調子の声を発し、答えだったもの(以下、対象と表記)に関する雑学を披露します。 しかしこの雑学は部分々々間違っているため、SCP-xxx-JPに指摘しなければなりません。指摘しなかった場合、SCP-xxx-JPが全ての雑学を披露した後に間違っていた箇所が正しくなるように対象やその周囲の環境に対して現実改変が行われます。この現実改変は対象が元々そうであったと認識するようになり齟齬は発生しません。またこの現実改変はSCP-xxx-JPによってしか戻すことができません。 しかしこのパターンにおいてのSCP-xxx-JPによる現実改変は、改変した箇所をメモに取るなどすることによって現実改変が起こったことを認識することが可能なので、現在まで対処が完了しています。 |
パターン-2:解答が不正解だった場合 |
SCP-xxx-JPは即座に「ぶっぶーハズレだよ」と低い調子の声を発し、対象と不正解だったものの雑学を織り混ぜて披露します。雑学が間違っていた箇所に関しては、上記のパターン1と同様の現実改変が起こり同様の対処が可能です。 しかしこのパターンでは、対象に不正解だったものの雑学が正しくなるように新たな情報が付与される現実の再構築が行われます。 またこれは明らかに不合理なものであったとしてもその雑学が正しくなるように現実改変が行われます。 このパターンにおける現実改変はパターン-1に比べて弱いものだと確認されていますが、この現実改変を回復するにはSCP-xxx-JPが出す問題の答えが対象または不正解だったものとなる際にSCP-xxx-JPに正解を解答し雑学の間違いを指摘しなければなりません。 |
パターン-3:何も答えなかった場合 | SCP-xxx-JPは何も発しません。 しかしその後SCP-xxx-JPの口元からモスキート音が確認されると、強大なヒューム値の変動が確認されています。このパターンにおけるヒューム値の変動の最高値は0.35/70Hmが観測されています。現在まで財団の専門の解析班が現実改変された箇所を探していますが発見には至っていません。 |
補遺: SCP-xxx-JPは██県██市の孤児院跡で子供の声がしたことや周辺地域に住む子供が耳鳴りを訴えたことで周辺住民が警察に捜査を依頼したところ財団の目に留まり発見されました。
SCP-xxx-JPの回収完了後、財団が孤児院関係者にインタビューを行ったところ、SCP-xxx-JP発見から一年前に事故で死亡した████氏(当時5歳)が孤児院に来た当初からの所有物であったことが判明しました。孤児院関係者の証言によると、████氏は一人でいることが多く、よく図鑑などを読んでいたとのことです。
また当該孤児院はSCP-xxx-JP発見の一年前に████氏の事故死によって、監督行き届きがなっていないと誹謗中傷されたことにより場所を移転しています。
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シリーズ-JP所属
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JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
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任意A任意B任意C-
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- portal:6432073 (13 May 2020 11:35)
はじめまして、こんばんは。
拙いですが批評させて頂きます。
上から順番に気になった点を挙げます。
(ごく一部の例外を除き)すべての収容室にはセキュリティロックがかけられていると思うので、“セキュリティロックのかけられた”という説明は蛇足かと思われます。また、後半の文章も意味はわかるのですが少々頭に入って来にくいです。“SCP-XXXX-JPはサイト-8104の[ここに“小型物品”等の補足ワードを入れてもいいかもしれません]収容室に備え付けられたテーブル上に保管されています。SCP-XXXX-JPから発せられる音声を漏らさず集音するため、コンデンサーマイクの設置が義務付けられます。”みたいな感じだとどうでしょうか?
またここでひとつ疑問に思ったのは、“机の上に置いて”の部分は必要ですか?もし床に直接置いたりした場合はどうなるのでしょうか。もし机の上に置いた状態でなくとも引き起こされる異常性が変わらない場合、削ってしまった方がいいかもしれないです。
“SCP-XXXX-JPは高さ15cmの████社(製/から販売された)の木製の人形です。SCP-XXXX-JPと同型の商品に異常性が確認された例は報告されていません。”の方がすっきりしてよさそうです。(好みかもしれません)
「問題です」の部分も耳を傾けている人間の有無に関わらず発声するのであれば、“SCP-XXXX-JPは耳を傾けている人間の有無に関わらず、不規則に「問題です」と60db程度の音量で明るい調子の声を発します。その後、現在宇宙上に~”と続けた方がわかりやすいと思います。
回答後の3つのパターンについてですが、表形式になっていたりすると個人的には好みです。
細かいことばかり言ってしまってすみません。
Safe詐欺ってかんじの厄介なオブジェクトですね…(褒めています)
ご批評ありがとうございます。
ご指摘いただいた箇所を改訂し、3パターンに関しては表にまとめました。
パターン2における具体例も追加しました。
お褒めいただき恐悦至極です。
ご批評ありがとうございます。
ご指摘いただいた箇所を改訂し、3パターンに関しては表にまとめました。
申し訳ありません。通信環境の都合で二度返信してしまいました。