SCP-2XXX-JP つながる
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アイテム番号: SCP-2XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-2XXX-JPの完全な収容は、社会的に甚大な影響を与える可能性から、現在不可能と推定されています。そのため、SCP-2XXX-JPに関する様々なカバーストーリーを流布することで、その影響を異常なものと認識させないプロトコルが現在実行されています。また、インターネット上でSCP-2XXX-JPの異常性に関する情報を逃さないように、常に監視が行われています。

説明: SCP-2XXX-JPは、アルファベット4文字で名付けられた、電子機器に導入されるアプリケーションの一種です。2018年時点で、日本人全体の50%以上が、SCP-2XXX-JPの影響下にあります。財団職員もその例に漏れず、職員全体の40%以上がSCP-2XXX-JPの影響を受けていることが確認されています。
SCP-2XXX-JPは2020年現在に至るまで、幾度ものアップデートが行われています。アップデートの内容は多くが社会的な風潮を反映したもの1か、或いは不具合の修正といったものであり、そのためSCP-2XXX-JPは意識を所持している可能性が指摘されています。

SCP-2XXX-JPの影響を受けた人物は、その内のほとんどが他者とのつながりを強く求める傾向にあります。また、他者とつながっていないことに著しい不安を覚える傾向も見られるようです。この傾向は、狭いコミュニティに所属する人物ほど強くなりやすいことが確認されています。
上記のような傾向は、SCP-2XXX-JPの使用時間が長いほど顕著になり、SCP-2XXX-JPを介した連絡の最中に反応が途絶えた場合など、激しい興奮状態に陥り、相手の感情や状態、立場を無視した過激な発言や行動に繋がった事例も報告されています。
現在、日本の若年層におけるスマートフォンの普及率の増加に伴い、SCP-2XXX-JPの更なる拡散と、SCO-2XXX-JPの影響を受けたと思われる事件・事案の増加が報告されています。これらの事案によって死者も発生しており、更なるカバーストーリーや社会的措置を講じる必要が議論されています。

SCP-2XXX-JPは、2011年の██████以降に突如発生し、財団が異常性を認識する間もなく日本国民に普及しました。そのため、SCP-2XXX-JPは財団が運営する企業が提供するアプリケーションであるというカバーストーリーを拡散しました。更に現在、定期的にSCP-2XXX-JPの使用者の割合や影響の調査が行われています。

補遺1: SCP-2XXX-JPの影響を受けているDクラス職員に対するインタビュー記録です。このインタビューより、SCP-2XXX-JPが何らかの精神異常をもたらす可能性が指摘されました。

対象: D-12011

インタビュアー: 秋田博士

付記: D-12011はSCP-2XXX-JPを通じて三人の同級生を自殺に追いやり、インターネット上で被害者を侮辱する記述を流布したとして、無期懲役判決を受けている。

<録音開始>

秋田博士: インタビューを開始します。

D-12011: はい。

秋田博士: SCP-2XXX-JPを知ったきっかけを、覚えている限りで教えてください。

D-12011: SCP-2XXX-JP? あんた、███について聞きたいんじゃないの?

秋田博士: SCP-2XXX-JPとその呼び方は同じものを指しています。で、覚えていますか?

D-12011: 変な呼び方するやつだな。どうって言っても、皆使ってたから俺も使い始めただけ。

秋田博士: なるほど。周囲の人々も使用していたんですね。

D-12011: 同い年のやつらがな。すぐにクラスでグループ作ったり、友達同士で繋がったりしたよ。

秋田博士: その後、SCP-2XXX-JPを使う中で変化したことはありませんでしたか?

D-12011: 変化……いや、ないな。最初の頃はいろんな友達とよくやり取りしてた。ただ、どいつもこいつも夜になったら返事しなくなって、イライラしたりしたけど。そんなの誰だってそうだろ? 話してる最中に寝落ちするとか、人の話を聞かずに挨拶もせずに寝るとか、そんなことする方が悪いじゃん。

秋田博士: それで、SCP-2XXX-JPを通じて暴言を投げかけた、ということですか。

D-12011: いやいや、だから悪いのはあいつらで、俺は真っ当なことを言っただけだって。何回言ってもやるから、ちょっと強く言ったりはしたけど、それでどいつもこいつも自殺しやがって。おかげで何も悪くないのにこんなことになっちまった。ああ、思い出しただけでむかむかしてくる!

秋田博士: ……インタビューを終了します。ありがとうございました。

<録音終了>

終了報告書: D-12011は、SCP-2XXX-JPを利用した一連の事案に対し、一切の反省を示さなかった。そして、自身の行いが正当なものであると信じて疑わない様子を示したが、これがD-12011の性格によるものか、SCP-2XXX-JPの影響によるものかは、更なる調査が必要である。

以降、SCP-2XXX-JPに関わる経歴を持った複数のDクラス職員を対象としてインタビューを行った結果、SCP-2XXX-JPにおけるやり取りからの激昂・加害に対して、自身が正当であるという強い確信を持っていることが確認されました。このことを踏まえ、SCP-2XXX-JPは影響下にある人物の精神に、加害者であるという意識や加害行為に対する抵抗感などを失わせるような悪影響を及ぼす異常性があると推測されています。

補遺2: 2020年、世界的な疫病の流行に伴い、日本国政府が数度にわたり、SCP-2XXX-JPを利用した国民調査を実施しました。財団はこの調査に一切関与しておらず、SCP-2XXX-JPが日本国政府の中枢にも影響を及ぼしていることが明らかになりました。また、政府がSCP-2XXX-JPを利用したことで、未だ影響下にない人々がSCP-2XXX-JPの影響を受ける可能性が高まったことを受け、SCP-2XXX-JPについての情報監視が強化されました。

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