SCP-XXXX-JP [ノロワレタ真実]

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: 20██年現在、SCP-XXXX-JPの収容は不可能だと判断されました。SCP-XXXX-JPのあらゆる情報をシャットアウトする為に隠蔽を行ってください。[error]真実を探ってはならない。呪われた真実を知るな。探ルナ。聞クナ。1

SCP-XXXX-JPについて把握した人物は隠蔽工作エージェントによる処分を行ってください。SCP-XXXX-JPを取り扱う職員に少しの異常でも見られた際は記憶処理か場合によっては終了して下さい。

SCP-XXXX-JPの一部である███町を有刺鉄線フェンスで囲み一般人の物理的侵入を防ぐ為に███町の周辺に自動警備システムを設置し監視を行ってください。

更新: SCP-XXXX-JPの調査は無期限の中止となりました。

説明: SCP-XXXX-JPは19██年に███県に位置する███村と呼ばれる村(現村跡地。███町)とその周辺で起こった不可解な事件です。この事件は███村の祟りや呪いとも言われており███村に関連した人物が全員不可解な死を遂げている事から発見されました。この事件が起きた原因は未だ判明していません。正確に言うと判明してはならないものです。

SCP-XXXX-JPに関係する███町の初期発見は財団に就く前の ノロワレタ 研究員が自身の事情により町へ向かった所を事件発見の同一者のフィールドエージェントが追跡を行ったところ発見に至る経緯となりました。

SCP-XXXX-JPの[error] ノロワレタ真実を知った人物は不可解な謎の死を遂げます。現在SCP-XXXX-JPの情報が錯綜していたり不足しているのはその性質が原因です。初めて発見に至ったフィールドエージェントが死亡した原因もその性質では無いかと議論されていますが不明です。

SCP-XXXX-JPに関係する███村では日本従来の仏教とは異なった███教と呼ばれる███神を祀った宗教を信仰しています。この宗教は███村だけに伝わる独自の宗教でありそれと共にとても厳しい掟が村民達に伝えられていました。以下の記述は探索任務█-11で回収された文書から判明した ノロワレタ ███村の掟です。

███村の掟
1: 特別な用事が無い限り村からの外出は禁止する。
2: 年に一度行う███村の儀式に必ず参加する。
3: 婚約は村内の者同士で行う。
4: ███村の奥地にある本殿には年に一度捧げられる生贄以外は決して入ってはならない。
5: 村の5人の神元2と村長には絶対に従う。
6: 万が一外部者が村に訪れた場合は[不明]。
7: 生贄は若い娘に限り、生贄に捧げられた娘の家族は本殿の前まで同行し[削除済]を待つ。

繝弱Ο繝ッ繝ャ繝?う繝ォSCP-XXXX-JPは███村本殿を除いた場所が解体され19██年に跡地になり建設物が建てられました。この建設物は建設途中や解体途中の建設物があり建設が完了した建設物は数えられる程度です。現段階で確認された建設の完了した建設物は愛捧華3総合病院、███キッズテーマパーク、[error]、ノロワレテイル4、███の5種が確認されています。また、この建設された物は全て███町化計画の元に計画後、建設された物と見られます。(計画詳細は補遺2 探索任務█-11回収物詳細参照)

補遺1: [閲覧禁止]

SCP-XXXX-JPの大元と推測される███神は美しい目を求める神と呼ばれ年に一度捧げられる生贄の目を[削除済]後、その目を自身の目として扱うと言われています。███神は今の目より美しい目を日々求めその目が美しく無ければ激昴し祟りを起こすと言われています。

補遺更新: 補遺1が閲覧した職員に危険な影響を与える為削除されました。修正された補遺1を掲載します。

更新: 20██/█/█にSCP-XXXX-JPの研究を専門とした臨時サイト-████が自己終了により破壊されました。臨時サイト-████に所在した職員全員の行方が不明ですが、全員が死亡したと断定しています。これを持ちSCP-XXXX-JPの関与を一切の禁止とします。サイト-81███ 主任

補遺2: 探索任務█-11回収物詳細

内容: 探索任務█-11で回収された物の記録。

文書1: ███町化計画書

文書内容(模写): この地域は昔から孤立している為か、非常に活力が無い。そこで我々███町会9が一致団結し孤立したこの███村を活発にする為にこの計画が考案された。新たな文化を取り入れ活力を得るこの計画は大成功を収めるだろう。尚、当計画の資金に関しては計画協力者により負担。 - 計画責任者 沢村 ███

考案1: ███キッズテーマパーク
当計画では███村の若年層に目をつけた。孤立した村とは言え若年層は多く親子の割合も高い。そこを狙いこのテーマパークを立案した。親子をターゲットとして誰でも気軽に楽しめるようなテーマパークに作りあげれば大きな見込みがあると思われる。- ███キッズテーマパーク考案者 前田 ███

考案2(重要事項。計画考案者と幹部のみ閲覧を許可): 愛捧華総合病院
当病院は表向きでは重病対策、妊婦への対応を重点的に置いた病院という名目で███神の生贄及び若い娘の目について会議を行う極秘会議所である。特定の用語を限られた従業員に言った者は関係者と見なされる。会議室は一般には知られないよう地下1階に位置させる。この病院の設立が成功すれば経済活動の発展、生贄に関する調査の進展が見込める為必要だろう。- 愛捧華総合病院考案者 大林 伊佐九郎

大林氏のメッセージ(手紙 年 19██): お忙しい中失礼します。沢村氏にお伝え致します。当病院の建設が完了したことをお知らせ致します。つきましては是非とも当病院の視察にいらして下さい。会議室を見ておくという上では無駄足にはならないかと。お待ちしております。あと1つ質問があるのですが、███事務所の建設に担当していた███氏が急に居なくなってしまいました。見かけたらご一報をお願い致します。- 大林

前田氏のメッセージ(手紙 年 19██): 沢村氏。大変な事になりました。███事務所の建設を担当した███氏が自宅で死亡していました。私が███氏の自宅を尋ねた所███氏が[削除済]していたのです。その時は既に息はありませんでした。殺人事件として警察による調査お願いしているのですがもしかしたら███神様の祟りに触れたのかもしれません。それを視野に入れた上で今後の活動をしましょう。- 前田

文書2: ███警察 事件報告書

文書内容(A): 事件調査を行った担当リーダーの███です。当事件についていくつか不可解な点があったので報告します。まず死亡者についてなのですがいずれも何者かに殺害されたような痕跡はありません。また、そのような証拠となる物も発見されていません。それに付け加えて判別が出来ない遺書のような物が置かれていました。これまでに死亡した全員に言える事です。いずれも読めませんが文字にはカタカナでノと書かれた物が見えた気がしました。あと、1つ言わなければならない事があります。当事件の調査に携わった警察官の内3名が急に行方をくらましてしまいました。私の確認ミスである事には変わらないですし言い訳にしかならない事は承知です。しかし言わせて頂きたい。あの事件には何か裏があるはずです。今後とも調査を続けさせていただきます。あと…樫埜さんの祖母の捜索の事なのですが…いえ、失礼しました。調査を続行します。- 調査担当リーダー ███巡査

文書内容B(文書内容Aから数日経過。): 担当変わりまして、原川と申します。前担当リーダーであった███巡査が突然急死してしまった為担当を代わりに担う事にさせて頂きました。いくつか報告させて頂きたい事がありますので報告します。現在調査を続行している事件の事ですが調査を担当する警察官数名の死亡が確認されました。つきましては特殊部隊による調査をお願いしたいです。当事件は殺人事件と見て捜査していますが、これ程までに不可解かつ訓練されたであろう警察官が数名に渡って死亡しているのはただ事ではありません。よって特殊部隊による調査をお願い致します。- 調査担当リーダー 原川巡査

文書3: 不明人物の記録。
[データが削除されました]

お前達は皆ノロワレタ

補遺█: 樫埜研究員の日記を回収しました。当日記は樫埜研究員が財団に就職する前から、死亡するまで記録された物と見られます。- 回収者 ███隊員

20██/4/10: 祖母が元気にしているかと思い、久々に祖母のいる実家に帰宅した。すると祖母がおらず、様子がおかしいと思って家中を探しても見つからなくて、部屋に入ろうと思ったけど部屋には入るなと言われていたので入れない。祖母はどこに行ったんだろう?しばらく家にいることにした。

20██/4/12: 警察に祖母の捜索願を出した。警察は受理してくれたのでしばらく待つことにした。そう言えば、妹は元気だろうか。就職して独り立ちしてしまってから、全く会っていないので少々寂しい。私の両親は死んでしまって祖父も既に亡くなっている。祖母と私と妹しかおらず、祖母は急に行方をくらまし、妹は就職して家に居ないので私1人になってしまった。早く祖母が見つかるといいんだけど。

20██/4/15: 相変わらず祖母は見つからない。妹にも知らせようと思い電話をした。何故か妹にも電話が繋がらない。仕事が忙しいのかな?そう思う事にして、祖母が一刻も早く見つかる事を祈った。そう言えば、この日記を書く前と前日に、家の中で足音がした気がする。あと…殺してやるって聞こえた気もした。なんだか嫌だな。

20██/4/19: 祖母はまだ見つからない。警察に問い合わせても総力をあげて捜索しているの一点張りで何も答えてくれない。妹にも相変わらず電話は繋がらないし。どうなっているのだろう。何故か不可解な現象も頻繁に起こり始めている。何かの予兆だろうか。鏡に血が付いたり、金縛りにあったり、一番恐ろしかったのは真実を知ったな、とハッキリ聞こえた事だ。恐ろしくてたまらない。早くこの悪夢から解放して。

20██/4/22: そう言えば私のこの家系は昔から珍しい宗教を信じているって言われていたけど、それは私が狐の面10を付けさせられている事に関係しているのだろうか。生まれつき私は片目が無い病気と祖母に言われていじめられない為にこの面を付けろと言われた。祖母にはとても感謝している。昔から私を可愛がってくれていて、妹にもその愛を分け与えていたから。私と妹にとっては祖母はお母さんのようなものだ。だからこそ早く見つかって欲しい。

20██/4/27: 私は自分の家系が信仰している宗教について自分で調べる事にした。もしかしたら祖母の失踪と関係があるかもしれないからだ。そして、不可解な現象とも結び付きがあると思い調べることにした。調べると色々な事実が判明していった。まず私の家系は███教と呼ばれる珍しい宗教を信仰しており細かく言えば日本の宗教では無いらしい。どこから伝わったのかも分からない宗教であり信仰された場所のみで伝わる宗教とも言われる。███教は███村のみで信仰された宗教であり███神と呼ばれる神を祀っている。███村は厳密に言うと日本の国籍に入らない土地であり憲法が適用されない為様々な事件があろうとも詳しい事は分からなかった。███町化計画で村は本殿と呼ばれる場所以外は全て解体され跡地となってしまったと言う。その後村の行方を知る者は居ない。また、███町化計画も失敗に終わり全容が明らかになっていないが関与した人物の大勢が死亡したと言われる。調べて思ったのは、███村が計画に利用されて何が起こったのか、と言う所。███村の祟りが起こったのか、知られてはいけない物を知ってしまったのか、全く分からない。とにかくこの事が判明したのであれば黙って見過ごす訳には行かない。きっと祖母もこの事に関わっているはず。私は近日中に███村とその周りの███町化計画で建設された建物を探しに行くことにした。今日はもう寝よう。

20██/4/29: 初めの一歩。ついに家を出て私は祖母の捜索、そして真実を探る事にした。███村は今は跡地となり町となっている。場所は分かっていた。たまたま友人がオカルト好きであり尋ねてみたらすぐに教えてくれた。教えてくれたのは嬉しいのだけど、やけに警告をしてきた。あそこは呪われているからやめた方がいい、とか生きては帰れないとか。私はただの噂だと受け流して町に向かう事にした。

20██/4/29(夜): ███町に着いた頃には随分と暗くなってしまった。町に入ろうとすると警備員らしき人がこちらに来て立ち入り禁止と言われた。妙な話だ。何故警備員がいるのか?と思い一旦そこから退く事にしたが、離れた場所にある裏口が開いており気付かれずに侵入する事に成功した。中までは警備員はいなかった。当然と言えば当然だろうけど。私が███町の中で気になったのは愛捧華総合病院だ。この病院は謎の事故により院内の従業員や患者が次々と死亡していることが判明している。何があったのか気になるし、村の跡地に建てられているのだから気にならない訳が無い。早速病院内に入り何があるのか探索をする事にした。

20██/44444/22222999: [判読不可]ノロワレテイタノロワレテイタノロワレテイタ[判読不可] 病院の中は何の変哲もなかったが血まみれであり私の母の死体が見つかった[判読不可]そして地下1階に[判読不可]ノロ ワレ 祟 リ

20██/5/10: 私はとある部屋で目覚めた。ここはどこだろうと思い目を開けてみると、無機質な色の部屋で医療器具が揃えられたベッドの上で寝かせられていた。目を開けてみると隣には妹がおり最初はは死んだのかと思ったが現実だと妹にどやされてようやく現実だと分かった。妹から教えてもらった情報によるとどうやら私は院内で倒れていたらしくフィールドエージェントと呼ばれる現地で業務を行うエージェントが私をここまで連れてきてくれたらしい。私は倒れていたのだ。そしてそのフィールドエージェントは理由も分からず死亡してしまった。私のせいかと言われたのだがそうでは無いと妹に慰められた。しばらく経ったらまた来ると言われて妹は部屋から出てしまった。久しぶりの再会なのに随分と冷たい。それに変なロゴのついたカードをケースに入れて首にぶら下げている。まさか変な団体にでも入ってしまったのかと思っていた時に、白衣のいかにも博士と呼ばれそうな人物が現れて私に話しかけてきた。それもとんだ内容だと思った。研究員にならないかと言われてしまったのだ。いきなり何を言っているんだと思いながら当然嫌だと反論した。そもそもここがどこかも分からないし何故得体の知れない団体に協力しなければならないのか分からなかった。理解すらもできない。話を持ちかけてきた人物はまあそうだよな。と言い残し部屋から出る間際に私に日記を渡してそのまま部屋を出た。誰なんだろうか?分からない。日記のネタになる事は確かだ。

20██/5/17: 本当は13日に日記を書く予定だったのだが日記前回からこの日まで、朝昼晩ずっと話ばっかりでこの日記を書く数分前にようやく解放された。あろうことか私はこの財団と呼ばれる組織で研究員になる事にした。とは言え自分で了承した事だし。何故かと言われると私が気になっていたあの町の出来事を共に突き止めてくれると言ってくれたからだ。どうやらここは私が気になっていた出来事の調査などの専門のサイトと呼ばれる施設でありこの出来事、分かりやすく言えば███村の祟りなど全部をSCP-XXXX-JPと呼称して調査していた。私はその調査を行う一員となりSCP-XXXX-JPの専門研究員として働く事になった。最初は参考人としてインタビューして解放しようって話になったけど何故か私だけ死ななかったから、という理由で研究員になった…。そう言えば私を助けてくれたフィールドエージェントさんは死んでしまっていたのに私だけは何故か死ななかった。まあとにかく、これからは忙しくなり日記を書けそうにない。

20██/6/1: 気づいてしまった。この真実は気づいてはいけないものだったと。知ってはならない呪われた真実だった。このままでは財団が真実に手をかけて全てを知ってしまう。一刻も早く止めないと。

20██/█/█: 私のせいで奈月は死んでしまった。こうなった以上私が行って真実を見つけ出すしか無い。真実を突き止めないと。

20██/██ 全部、知ってしまった。今までの事、これからの事、[判読不可]。ノロイを知ってしまった。私は真実を知ってしまった。私は、私は私は私は

20██/█/█: なつき、ごめんね わたしも、いまそっちにいくからね。


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